たとえて言うなら、極上の昆布だしのような

●寒すぎる・・・

でしょ、今日(怒)。

怒ったところでなにも変わらないけど、寒いというだけで、活動が制限されるような気がします。


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寒そうな花、その1(笑)。

この2枚の写真はどちらも、鎌倉の光則寺で撮りました。

(場所は、このあいだオバマ大統領が訪れた大仏さまから、歩いてほんの数分のところです。)

ふわ~っと、なんだかにじむようにぶれていますが、これはおそらく、シャッターを切った瞬間に風が吹いて、お花が揺れたせいだと思われます。


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その2の白い花。

なぜか、カエデと混ざってる・・・(笑)。

上の写真もそうですが、中心部のピントのあった場所以外がぼわん!と派手にぼけているのは、とても明るいレンズ(開放でF1.8)を使用したからです(加工・補正はナシ)。

今ちょっと、このレンズにはまっていまして(苦笑)。

光則寺の写真は、また改めてご紹介します。



●本日の

小さな幸せ・・・?(笑)


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奈良で買った、螺鈿紫檀五絃琵琶の携帯ストラップ。伊賀の組み紐との相性もなかなか、いい感じです(笑)。

いかにも『春抱き』マニアっぽい、ガーネットとムーンストーンのブレスレットみたいなストラップは、前に小鳥さんからもらったものです。

え、変すぎ???

そうかなあ・・・(笑)。


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そして、旅のパンフは幸せの素・・・かも(爆)。



●レビュー(その3)

よしながふみさんの、きのう何食べた?(4巻)。


きのう何食べた?(4) (モーニングKC)きのう何食べた?(4) (モーニングKC)
(2010/10/22)
よしなが ふみ

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さてさて。

もしかしたら、今まででいちばん、「なんにも起きていない」巻・・・かもしれません(笑)。

もともとこのシリーズは、その辺にフツーにいそうな?平凡な中年ゲイ夫婦の日常生活を、実に淡々と、淡白に、毎日のふたりの食卓を中心に描いているマンガなので、

「そもそも、いつも何も起きないじゃないの(笑)」

ってツッコミも、ありなんですけどね(笑)。

でも、これだけ何も起きていない(=ストーリーを牽引するドラマティックな展開に乏しく、起承転結に則って話が「進んでいく」という実感がない)というのは、実はスゴイことです。

だって、面白いんですよ(笑)。

今まででいちばん面白くて、ほんわりとあったかく、地味に幸せな気持ちになりました。

半分、「男の料理」っぽいレシピ漫画。

半分が、(男性誌掲載だけに)ゲイへの偏見をなくそうという啓蒙ドラマ・・・といっても、声高に?主張するのではなく、ごくさりげなく、「世の中にはこういう人たちもいるけど、別に誰かに迷惑かけてるわけじゃないし、誠実に生きているんだから放っておいてあげて?」って、サブリミナル・メッセージを送っている感じ(笑)。

・・・だと、今までは思ってました。

それだけでも、その辺の平均的なBL作家には望むべくもない高いスタンダードなので、それをあっさりと、実に洒脱にやってのける作者に、いつも舌を巻いていました。

(この辺が微妙なところなんですが、わたしはよしながふみさんを、非凡な才能とセンスに恵まれた偉大な作家だ、と「評価している」のだと思います。偉そうな表現で恐縮ですが、「好きな作家」ではないので、若干冷めた言い方になっちゃいますね~。)

で、さて、4巻ね。

ストーリーは、今までと何も変わりません(笑)。

シロさん(40代、弁護士、ハンサムだけど吝嗇、お料理得意の自称「しがない兼業主夫」)とケンジくん(40代、シロさんより年下、美容師、らぶらぶヘタレ攻め)の、平凡で幸せな毎日が、淡々とつづられているだけ。

らぶらぶ・・・と書きましたが、BL誌に載ってるわけじゃないので、正直に言ってふたりの「らぶらぶ」が実際に見られるわけではありません(笑)。

正確にいうと、「そういうシーン」は皆無。キスはおろか、手を握り合うことだって、今まであったかどうか(たぶんナイ)。

でも、らぶらぶ、なんだなあ。

心情が、ということになりますが、そこが作者の手腕なんですね。

一見そっけないくらいの淡々とした日常生活を描きながらも、ふたりがお互いの存在に感謝していること、相手の好意をあたりまえだと思っていない(関係を維持するための努力をしている)ことが、じんわりと伝わってくる。

滋味・・・って言ったら変かしら?(笑)

「ああ、夫婦っていいなあ~」

って、思わずため息をついちゃうような。

☆レシピ漫画
☆啓蒙マンガ

に加えて、今回はじめて、

☆理想の夫婦のありかたを考える漫画

という要素が見えてきた、そんな感じです(笑)。

※不治の『春抱き』中毒患者のわたしの場合、最高峰だと信ずるカップルは世の中に岩城さんと香藤くんしかいませんが、彼らはほら、いろんな意味で熱いというか、濃いというか、濃すぎるというか・・・一般人には、あまりにもハードルが高いですからね・・・(爆)。


☆レシピ漫画的側面

言うまでもなく、毎晩シロさんがつくるお料理が、いかにもおいしそうな家庭料理で、全部ツボ!

中年以降の健康管理という意味でも(笑)、献立のコツという意味でも、非常に参考になります。


☆ゲイへの偏見・・・(以下略)

たとえば今回、「養子縁組をしようと思う」というゲイカップル(50代?)が登場します。

小太りで頭の薄い、人のよさそうなオジサンが、

「歯を食いしばって稼いできた金を、自分が死んだときに両親にはびた一文だってやりたくない」

と、意外にもきっぱり言ってのける。

キツイ言葉だなあ、と一瞬ちょっと眉をしかめるのですが、そこではたと考えさせられるんですよね。

おそらくこの人は、同性愛者であることで、家族との相克を経験しているんだろうなあって。罵倒されたり、絶縁されたり、そんな辛い過去があって、家族を捨てた人なのかもしれないって。

描かれていないけど、登場人物が背後に背負っているものをさりげなく感じさせるあたり、作者のテクは半端ではありません(笑)。

似たような「裏を想像させる」人物描写は、シロさんがボス(女性)の嫁姑問題のグチを聞かされる場面でも登場します。

既婚女性にはトラップみたいなシーンだろうと思いますが、これも、一刀両断にどちらが正しい、間違っているとは言えない奥深さを感じさせます。

ホント、上手いよなあ。


☆理想の夫婦?

なんつったって、4巻のシロさんが可愛い!(笑)

これといった弱みがなく、何でもソツなくこなしてしまう、ある意味とっても可愛げのない彼が、プロ並みに料理ができるというケンジくんの友人の訪問に、わたわたする様子が可愛かったなあ。

そうかと思うと、「夫婦ってこんなもの」的な、実に現実的な開き直り(あきらめ?)も見せるのですが、それすら、結局ケンジくんが喜んでくれるならいいや、という「許し」が根底にあるから、可愛いんだろうな(笑)。

そして今回はじめて、シロさんの誘い顔が拝めます(笑)。

「あ、この後は、久しぶりにえっちですね???」

・・・と、下世話な人なら確実にそう思う奇跡のひとコマに、うっかり盛り上がったのは、勿論わたしです(爆)。

(そしてもちろん、そのえっちシーンは描かれていません。ええ、当然ですね。・・・ちぇ~。)

あ、ついつい、シロさんばっかり・・・(苦笑)。

※シロさんは好きで、ぜひともカノジョ(彼氏?)に欲しいくらいですが、同時に、シロさんのお陰で岩城さんの完璧さに気づいたりもします。ええ、マジ、岩城さんは無敵だよ。。。

そうそう、ケンジくんね(爆)。

ケンジくんも、3巻に引き続き、意外な?ところでカッコよく決めてくれます。基本ちゃらい系なんですが、シロさんを大切に思っているのがわかる、「お?」って見直す場面アリ。

「結局、らぶらぶなんじゃん・・・」

ええ、そうなんです(笑)。

いってみれば、『春抱き』が超贅沢なフランス料理のフルコースだとしたら、このシリーズはさしずめ、駅前の小料理屋さんの旬の焼き魚定食。

雰囲気も味わいも客層もまったく違いますが、どっちも美味で、満足のいく経験だと思います(笑)。



【17/11/2010 16:39】 書籍・マンガ | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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