●雨がなんだか
ずいぶん激しく降っています。
おかしいな・・・そろそろあがるはずなのに、けっこう本降りになってる。
被災地は、また気温が下がっているのでしょうか。
花粉が飛ばないので雨の日は歓迎、といいたいところですが、放射能汚染が心配な今日この頃では、そうも言っていられないような・・・?
そうです、福島の原発。
大地震+大津波+停電+基準値を超える放射線の拡散を受けて、炉心や使用済み核燃料を冷やすために、被爆もかえりみず文字通り命がけの仕事をする人たちには、本当に頭が下がりますが、それでもなお、不信感は拭えません。
政府や東電が積極的にうそをついてる、都合の悪い事実を隠蔽している、と思うわけじゃないんだけど、国民がパニックを起こさないようにという配慮?政治的意図?が優先されるあまり、リスクの程度があえて控えめに表現されてるのでは、と思ってしまう。
疑心暗鬼になるのは、もちろん、放射能がこわいからです。
国、住民の被曝予測公表せず 研究者らが批判毎日、テレビに出ている「専門家」「研究者」の人たち。
いろいろと解説してくれるのはいいけど、この人たちがいわゆる「原発神話」の創造に貢献しているはずなので、イマイチその発言に信憑性を感じない。
彼らひとりとして、「この程度の地震に耐えられれば大丈夫のはず」という想定が見事にはずれたことについて、謝罪も反省もないものねえ。
「ただちに健康への被害はない」
・・・これ、ホント、何回聞いた?
将来的にどこか、被爆の影響が出てくるかもしれないね、って言われてるようにしか思えない(苦笑)。
福島第1原発:農産物出荷停止 風評被害拡大抑える狙いいちばんの被害者は、避難指示を受けて家を追い出された人たちでしょう。
放射能の恐怖におびえ、着の身着のまま、いつ自宅に戻れるかもわからない。
財産も思い出もほったらかし・・・畑を放り出し、置いてきた牛たちの心配をして涙を流す農家の人たちなど、とても正視できるものではありません。
そのうえ、茨城や栃木などでも、農作物に放射性物質ですって?
一生懸命そだてて来た農家のみなさんの、心痛と憤りはいかばかりでしょう。
まして、首都圏の台所を支える、一大農業エリアなのに・・・!
政府が大丈夫、問題はないと繰り返すたびに、国民の不安は募っていくように思います。
心配で、こわくてあたりまえですもの―――そしてこの心理状態が、風評被害を生むんじゃないかしら。
情報提供のありかたを、見直さなくちゃいけない。
今は本当にそう思います。
●それでは、
また。。。