真間山弘法寺の伏姫桜

●4月8日は

やっと、快晴でした。

冬晴れみたいな、ものすご~く冷えた一日でしたけどね。

お花祭り。

―――だから、というわけでもないですが、今日はお寺に行きました。

(それにしても、日本は「一応」仏教徒がいちばん多いはずなのに、お花祭り=灌仏会=お釈迦さまの誕生日は、それほど大きなイベントとして認識されていないですよね。かつてヨーロッパの友人にその理由を聞かれて、答えられなかったことがあります。)

まあ、それはいいけど(笑)。

小鳥さんを連れて出かけたのは、真間山弘法寺(ままさんぐほうじ)、というお寺。

・・・灌仏会(かんぶつえ)は口実で、もちろんお目当ては、ここにある有名な桜の木です(汗)。


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仰ぎ見るほどに、大きな木でしょう?

伏姫桜(ふせひめざくら)と呼ばれる、樹齢約400年の古木です。

ほぼ満開、でした。

堂々たる枝ぶりは、圧倒的な存在感でした。

たしかに、なんというか・・・十二単の美女がそこに伏しているような佇まいです。

富安風生という俳人の名句、

「まさをなる空よりしだれざくらかな」

は、この桜を詠んだものだそうです―――まさに、そのとおり!

真っ青な空から、流れ打つように咲き乱れる枝垂れ桜でした。


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繊細なしだれ桜は、ほのかな乳白色に、わずかに桃色が混ざっている感じ。

―――華やかなのに、どこか痛々しいと思ってしまうのは、この木が落雷や害虫で、一度は瀕死の状態に陥ったと聞いたからなのかも(苦笑)。

あ、なお、写真にはあまり写っていませんが、けっこう人が大勢来ていました。

由緒正しい古刹ですし(といっても古い建物はほとんどない)、広重の浮世絵にも登場するんですって。

万葉集にも歌われているとかで、なかなか立派な境内でした。

もっとも賑わい・・・といっても、ほとんどが地元の方のようでした。

そのおかげか、たとえば上野や千鳥ヶ淵のような東京のメジャーな桜スポットみたいに、どこか緊張感を強いられる混雑はありませんでしたけど。


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きれいだったなあ・・・(笑)。

ライトアップもあるようなので、夜桜もさぞ美しかろうと思います。


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伏姫桜のお隣りには、八重の紅しだれがありました。

こちらも7割~8割がた咲いていて、華やかで可愛らしかったです。


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伏姫が憂いを秘めた貴婦人だとすれば、こちらはまだ若いお嬢さんという感じ(笑)。

まるっきりキャラクターが違うので、見比べても楽しいです。

なお、境内には他にもソメイヨシノなど、200本ほどの桜があるそうです。

(と、説明書に書いてあった。)

本数はともかく、かなり大きな桜も多くて、ぱあっと華やかな雰囲気でした。


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伏姫桜と、紅枝垂れと、ソメイヨシノを一緒に撮ったら、こんな感じに。

なんというか、妖気が漂っているような・・・(汗)。



●これはもしかして

正常化、なのかもしれません。

葬儀 家族中心へ回帰

思えばお葬式って、実際にある程度は知っている(最後の別れを言うだけの関わり合いのあった)方のものよりも、直接的にはまったく知らない方(同僚のご家族など)の式に参列した回数のほうが、もしかしたら多いかも。

といっても、それは若いころの話。

同僚やクライアントの誰それのご母堂が亡くなった!

「置き喪服」に着替えて、お香典を携えてさあ、指定されたお寺へ・・・!

・・・というのが、かつては、社会人になったら当然の心得、みたいに思っていました。

近年では、こういう感覚もずいぶん変わって来ているようですね。

そういえば、結婚式も同じ。

昔ながらの、つきあいの程度に関係なく上司や先輩、後輩を呼んだり、下手をすると(自分のこともロクに知らない)地元の顔役や親の仕事の関係者に仲人を頼まざるを得なかったり・・・なんてことは、今ではずいぶん減っているみたいです。

(サンプル数が少なくて恐縮ですが、わたしの周辺では、もはや昭和のころ的なウェディング・セレモニーは絶滅危惧種です。大したつきあいもないのに義理で招待される可能性は、もはやゼロに近いような・・・?)

シンプルに、簡素に身内だけで。

しきたりに囚われず、自分たちのやりたいカタチで。

見栄や世間体のために、無駄なお金はかけたくない。

―――そういうのって理性的だし、この傾向は正常化ではないかと思います。

冠婚葬祭の簡略化。

慣習や伝統、家柄や格式を重んじる人には、そういう合理性を批判されるかもしれませんけどね。

原因のひとつはもちろん、経済的なことでしょうが、もうひとつ。

高齢化も関係あるんじゃないかなあ。

あ、つまり、お葬式でいえば、被葬者も喪主も。

結婚式でいえば、新郎新婦もそのご両親も。

―――全般的に年齢が高くなってるような、そんな気がするんですよね。

主催者サイドの年齢が高いってことは、そのぶん多くの冠婚葬祭を見聞きしている。

いろいろなやり方があると知っていて、自分ならああする、こうすると考えたこともある。

年齢が高い分、「やりかたがわからないから」と年長者(や業者)のアドバイスを鵜呑みにはしない。

そういう要素が重なって、前例にこだわらない発想が増えているのかもしれません。

自分だったらどうか・・・?

そう考えると、シンプルでなるべくお金のかからない形がいいよ、って思いますものね。

自分が死んだとか結婚したとか、誰にも知らせなくていいからって(笑)。

※ちなみに、願望も予定も一切ありませんが、万が一わたしがお星さまになってしまう場合は、なんの事前連絡もなく、このブログの更新が途絶えることになろうかと思います。

ある意味、バレバレですね(笑)。


【09/04/2012 02:47】 旅★たべもの | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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