黒髪の刺客

●どひゃ~

日曜日から、急にひどく冷え込んではいたんですが。

でもこの火曜日の午後、オフィスの窓からふと外を見たら、雪が斜めに叩きつけてました。・・・うひゃあ。最高気温が7度くらいだって聞いてたし、雪の予報もありましたけど。でもやっぱし、ちょっとびっくりね。

積もるような振りかたではありませんが、なんだかねえ。ほんの数日前まで、春というより初夏のお天気で、Tシャツに短パンで暮らせたんですが・・・(笑)。

そういえば昔むかし、中学校の卒業式の日に大雪が降って、びっくりしたことがありました。た、体育館がそりゃあもう、震えるくらい寒くてね~(笑)。あたたかな湘南海岸☆に面した学校でしたが、そのときは、砂浜にまで雪が積もったんだよなあ。

・・・あう、これ思いっきり、前世紀のお話です(爆)。


●忙しくって

ろくに寝てないんですが、そういうときほど、イケナイ妄想がむくむくと頭をもたげます。・・・これって一種の、欲求不満なのかしら(爆)。

先日ね、引越しの片づけのつもりで手にした『南京路(なんきんロード)に花吹雪』(森川久美)ですが。なんと20年ぶり?に、うっかりはまってます(笑)。

そりゃねえ、やや時代を感じさせるっていうか、イマドキのまんがのスマートさはないかもしれませんが。でも、80年代らしい気張りかた(笑)も含めて、今読み返すと、実にスケールの大きい、線の太い歴史大河ロマンスなんだと実感してます。

・・・この時代ってそういえば、「エロイカより愛をこめて」とか、「ツーリング・エクスプレス」とか。大がかりなスパイ権謀ものって、流行ってたのかしら。

クサイって言えるくらいの、てんこもりロマンスと悲劇。せつないんだよね、ホント。そのくせ疾走するスピード感のある、どシリアスな陰謀・スパイアクションものです。

そして、その中心にいるのが、とんでもない出生の秘密をかかえた謎の黒髪美少年、黄子満(ワンツーマン)。裏切り者と呼ばれ、上海の闇を徘徊する一匹狼。

(うひゃあ、書いててカユくなってきたぞ・・・!)

非情の刺客・・・のはずなのに、彼、意外に熱いし、何しろ情に脆いです。殺しても死なないほど逞しいかと思うと、母親を亡くした子供みたいに、さびしそうな、頼りなげな顔をする。

いや、あやうすぎてハラハラしますよ(笑)。

これでもかってくらい♪お耽美♪な設定ですが、それを背負ってしまえるくらい、キャラが立ってるんだよね。当時、黄くんの強さと脆さにうっとりした同世代の方、けっこういらっしゃいません・・・?






で、邪心がどうしても・・・(爆)。

かつて読んでいた頃は、それほどでもなかったんですが。『春抱き』モードで見ると、やっぱり、黄くんと本郷さん(黄くんの友人で同志で、唯一本当に信頼する日本人)の関係ってさ・・・?

日中戦争間近の上海で、どうしても敵味方に分かれる運命を抱えてる・・・なんて設定ですから、某・悲恋と比較したくなるのは、不可抗力ですよね。

こんな時代でなかったら、友人でいられたのに。

って感じの台詞も出てくるので、なおさら。友情と愛情の境い目にいるような、ふたりの危うい立ち位置に、どうもお下品な想像をしちゃうんだよねえ。(おふたりの崇高な友情を信じていたいみなさま、ごめんなさい!)

本郷さん×黄くんって・・・絶対に誘い受けって気がするな(爆)。


+++


「・・・いいですよ、僕は」
黄は小さく笑って、どさりと寝台に腰を下ろした。
安物のシングルベッドが、それだけのことでギシリと軋んだ。
「さて、どうします」
顔の右半分を覆う髪をぱさりとかきあげ、上目遣いに本郷を見据える。
潤んだ黒い瞳が、からかうように揺れた。
「ば・・・っ」
弾かれたように、本郷は飛び退った。
信じられないものを見たかのように、何度も首を振る。
「な、何を言ってるんだ。そういうタチの悪い冗談は・・・!」
くすり、と黄が微笑した。
男を絡めとる奸女のように、妖艶な仕草で脚を組み直す。
本郷は思わず、顔を背けた。
「そんなに驚くようなことじゃないでしょう。軍でも抗日組織でも、男ばかりの団体にはつきものだ」
「・・・だからってっ・・・」


+++


・・・うひゃあ、ちょっと楽しいかも(爆)。(も、もう書かないから、見逃してください~。脱兎!)
【21/03/2007 03:24】 書籍・マンガ | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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