あくまで私見

●気がついたら

もうあとわずかで、5月も終わりなんですねえ。

なんだかあっという間で、実感がないなあ・・・(笑)。

五月晴れの日もあったはずですが、どうにも印象は、不安定なお天気ばかりのひと月。

雷雨だの強風だのに、振り回された気がします。

ときに竜巻や雹(ひょう)までやって来るなんて、やっぱり異常というか。

暑い・・・とまではいかなくても、蒸し暑い日も少なくありません。

(気温自体はまあ、なんというか、そこそこなんですけど。)

うう、すっきり晴れないまま、6月になってしまうのかあ(苦笑)。



●NHK大河ドラマが

空前の低視聴率に喘いでいるそうですね。

(エンタメ関連のニュースを見ると、それを揶揄してる記事も多くて、主役の俳優さんが少しばかりお気の毒に感じられるほど。・・・甘いかもね。)


平 清盛 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)平 清盛 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
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なにしろまったく見ていないので、世の中の批判が正当なのかどうか、わたしにはわかりません。

でも、「人気がない」のには、やっぱり理由があるはずですよね。

世の中(一般論として)テレビ離れが進んでいるとか、裏番組が強力すぎるとか。

そういうのが関係ないとは言わないけど、それのせいにしてはダメだろうなあ。

なんというか、わたしの個人的な感想ですが、

※大昔の、ある意味で全盛期の大河ドラマしか知らないので、考えが古いかもしれませんが。


☆平清盛問題(笑)

役者さんは置いておいて、そもそも一年間の大河ドラマの主役に据えた歴史上の人物が、どのくらい有名で、どのくらい魅力的な人物なのか?

ここでいう「有名」というのは、人口に膾炙した逸話・伝説などを多く持つ、歴史上のスターという意味です。

申し訳ないけど、平清盛の場合、そもそもそこでつまづいてしまっているような気がします。

いや、もちろん、清盛の「知名度」は相当なものだと思いますよ?

だけど、「驕る平氏は久しからず」の張本人というイメージが強いこと。

その後、源氏のスターたち(頼朝、義経など)に敗北しているせいで、「悪役」として認識されがち。

※正確には、平家の滅亡は清盛の死後なので、義経に「やられた」わけじゃありませんけど。

むろん「平家物語」の影響もあるでしょうが、要するに、歴史上の「人気者」とは言い難いですよね。

となると、最初から、「わあ、それ見たい!」と思ってくれる人があんまりいない・・・のかも。


☆微妙な時代

平安時代の末期、鎌倉時代のはじまるまでというのは、歴史好きにとっては、とっても面白い時代です(笑)。

既成の価値観が崩れ、新しい階層=武士が台頭してくる、動乱の時代。

だけど・・・一般的には、これって「わかりにくい時代」じゃないかと思うんですよね。

保元・平治の乱と言われて、すぐにピンとくる人がどんだけいるのかしら?

わたしは生来ひねくれ者なので(笑)、悪左府=藤原頼長あたり好物ですが、フツーは知らない・・・よね(汗)。

(言うに及ばず、崇徳上皇が最大の裏?スターなのは言うまでもないです。ハイ。)

時代もよくわからない、その時代を動かしている人物像もよくわからない。

・・・これじゃあ、視聴者にはしんどいような気がします。

たしかに、

「じゃあ毎年、(みんなにお馴染みの)戦国時代やれってか?」

なんて言われたら、そんなことはないけどさ、と返しますけど(苦笑)。

でも、予定調和って、歴史ドラマにある程度は必要だと思うんですよ。

「さあ、いよいよアイツが出てくるぞ~」

「そろそろ、あのセリフが登場するかな」

「知ってる知ってる、次はこうなるんだよねえ」

お馴染みの人物、有名なシーン、伝説となったセリフ。

それらはドラマと視聴者を繋ぐ「接点」であり、ドラマへの理解と愛着をはぐくむ効果があると思うのです。

(極論すると、これは「ご老公様のご印籠」・・・かも!?)

平清盛の生涯に、それがあるのか・・・?

(しつこいですが、清盛は平家滅亡の前に死んでいるので、平家一門が幼い安徳天皇を連れて都落ちし、天才・義経に滅ばされる悲劇的なドラマは、そして有名な合戦の数々は、「清盛の一生」にはないんですよね。)


☆演出・脚本

さて、これについては、伝聞オンリーです。

見ていないわたしが、書く資格はないかもしれません(汗)。

でも、「(子どもも含めた)家族みんなで楽しく見られる」ドラマとは言えない演出が、あるみたいね・・・?

キワドイってのがどのくらいなのか、ほもシーンがどんな感じなのか、知りませんけど(笑)。

視聴者、とくに大河ドラマのコア視聴者層が見ていて困るというか、いたたまれないというか、そういうシーンがあったと聞くたびに、少し複雑な気持ちになります。

「NHKは、誰を喜ばせようとしてるんだろう・・・?」

新規のお客さんを獲得したいばっかりに、既存のお客さんをないがしろにする美容室みたい・・・?

コア視聴者層ってたぶん、高齢者やファミリー(想像だけど)。

で、あざとい?演出で狙ってるのは、若い人たちと(たぶん)腐女子・・・だよね(笑)。

(若い世代アピールは、テコ入れ新キャストの顔ぶれを見てもわかりますよね。)

いや、まあ、いいんだけど(笑)。

なんだかNHKは、あぶない橋を渡っているように思います。

中途半端に実験的なことをして、新規層を取り込むこともできず、既存のファン層をも失いつつあるような・・・?


・・・とまあ、なんだか言いたい放題ですね(汗)。

今の40代~は、大河ドラマが「重厚な、正統派の時代劇」だと刷り込まれているのかもしれません。

そこに、奇をてらった演出も脚本も、イマドキの価値観を反映した解釈も要らないの。

それをNHKは、わかっているのかなあ。

「坂の上の雲」も「白洲次郎」も、ものすごくよかったんですよ。

真正面からその時代にどっぷりの演出で、その時代の精神に忠実に、重厚な人間ドラマをつくりあげていた。

あれだけのものをつくりだすことができるNHKが、魅力的な大河をつくれないわけがない。

がんばってほしいと、切に思います。

見てないわたしが、それを後悔するくらいに。



●最後に

たくさんのメール、ありがとうございます。

なかなかお返事書けなくてごめんなさい。

日帰りの小さな旅(未確定)ですが、今のところクレマチスの丘がいちばん人気です(笑)。

そうね、あそこ、ものすごく綺麗だものね~。

善処します(笑)。


【30/05/2012 23:39】 オペラ・演劇・映画 | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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