音羽屋+播磨屋の縁

●たまげたなあ

・・・というのが、実感でした。

尾上菊之助さん 婚約会見で抱負

まさかの、音羽屋(菊五郎さんち)と播磨屋(吉右衛門さんち)のマッチアップ。

記者会見に登場するご本人たちよりも、「脇役」の父親ふたりがゴージャスでした(笑)。

なんせどっちも、人間国宝だものなあ。

いってみればすでに「身内」同士みたいなもので、驚くようなことじゃないけど、でもびっくりしました。

ご両親も、びっくりだったようですね。

もちろん明るい、おめでたいニュースなんですけど。

菊之助 結婚会見で父から秘密暴露!?

菊之助さんは羽毛ぶとん/一問一答(1)

(ニュース記事を読む限り、楽しそうな菊五郎さん、かなり飛ばしてます。言いたい放題!)

意外というか・・・なんだろう(笑)。

おそらく、いわゆる熱烈な恋愛というより、どこかお見合いみたいな感じでしたね。

「こういう人と結婚できたらいいな」

という静かな決意が、双方の合意だったという意味で。

でもお似合いですよね。

ふんわか、お互いに優しい感じで。

いわゆる「梨園のプリンス」(大勢いますが)の中で、「最後の独身」に近かった菊之助。

(残る?独身スターというと、中村獅童とか、片岡愛之助、市川猿之助くらい・・・ですが、彼らは、梨園のプリンスと呼ばれないような気がします。立ち位置が微妙、というか。七之助が29歳で、こちらはプリンスと呼ばれて差し支えないでしょう。跡取りじゃないけど。)

そういう意味でも、とても嬉しいニュースです。

菊五郎さんがほのめかしていたように、菊之助はあっち方面なんじゃないかと、わたし思ってました(汗)。

なんとな~く、なんですけどね。

えらく色男なのに、女性にあんまり興味がなさそうだったから・・・(苦笑)。

(報道写真をずいぶん見ましたが、彼、写真うつりが悪いですね。役者として、それってどうなんだろう。・・・ホンモノはすっきり、ノーブルな雰囲気の二枚目です。)

それにしても、バレンタインに結納で、26日に挙式。

なんとも慌ただしいスケジュールですよね。

すわ出来婚か、と色めき立った向きもあるようですが、それは違うようで。。。

理由はもちろん、新・歌舞伎座でしょう。

4月2日からのこけら落とし公演に、「妻」として参加したかったんだろうなあ、と思います。

ピカピカの新しい劇場のこけら落としって、奥さんたちにとっても一世一代の晴れ舞台だもの。

「男に生まれて歌舞伎役者になりたかった」

というお嬢さんだもの、そりゃ当然でしょうね。

(普通のおうちに育った娘さんなら、いきなりそんな大舞台は負担、というか無理難題だと思いますが、なにしろ吉右衛門さんの子供ですものねえ。)

さて、興味はどうしても、コウノトリのご機嫌に向きます(汗)。

いまどき、結婚するカップルに子供の予定を聞くなんて、なし。

「結婚イコール、子供じゃない!」

「子供を持つかどうかは、夫婦の自由!」

「(特に)女は子供を産むのが幸せ、という価値観を押しつけるな!」

というのは重々わかっているのですが、歌舞伎の世界では、やはり事情がちがいます。

世襲が原則の伝統芸能である以上、子供、それも男の子を・・・と考えるのは仕方がない。

そういう意味では、このお二人、大変なプレッシャーを背負っていると思います。

なにしろ吉右衛門さんには、息子がいない。

(お嬢さんが4人いるので、いわゆる外孫はすでにいるかも。)

菊五郎さんには菊之助という立派な後継者がいますが、70歳にして、いまだに孫(息子)がいない。

(娘の寺島しのぶが、息子が生まれたら歌舞伎をやらせる、とは言ってるらしいです。)

つまり播磨屋も、音羽屋も、喉から手が出るほど後継ぎが欲しい。

これはもう、言わずもがなというやつです。

どれほどの期待を背負っているか、わかってるから誰も、何も言わない。

言うまでもない。

菊五郎さんも吉右衛門さんも、会見でその辺はさらりとかわしていますよね。

無駄にプレッシャーをかけるほど愚かな人たちではないので、それは当然です。

そんなの、当事者のお二人が、ヒシヒシと否応なく感じているでしょう。

そのあたりの心境が、菊之助の言葉にも出ていたと思います。

勘ちゃんの早すぎる死に直面して、残された勘九郎と七之助を見て、決心した・・・と。

そこが、いちばんグッときました。

今では舞台に君臨している、といってもいい菊五郎ですが、いつまで元気でいてくれるかわからない。

(江戸の歌舞伎役者として、実質的には現在トップ。)

それどころか、いつまでも若いつもりの自分自身にだって、いつ何があるかわからない。

勘ちゃんのところは、親子どちらも、結婚も子供を持つのも早かったですからね。

それが幸いして、中村屋は(当主が50代で早世しても)子供、孫・・・と繋がっていくラインがある。

ひるがえって音羽屋は・・・?

って、考えたんだろうなあと思います。

歌舞伎の将来を考える責任云々、というのは、決して大げさな言葉じゃないですね。

考えるとホント、大変な世界です。

婚約を発表したお二人が、幸せにずっといられますように。



●サイトは

ちまちまと更新を続けています。

今日(というか昨日)はバレンタインということで、「好き」をアップしました。

(もとは香藤くんのBD作品だけど、こっちのほうがラブラブ~な感じなので。)

ときどき、順不同になって申し訳ない(汗)。

それにしても>>

ご存知のとおり、今は過去の作品をぽちぽちと再掲載してるだけ、なんですけど。

それにも関わらず、妙に気になるのが「季節」です(苦笑)。

季節感。

今の季節とまったく関係のない作品をアップするのが、なんとな~くね、どこか居心地が悪いのです。

ついこの間、十六夜の話を上げたときも、そう感じました(苦笑)。

今日アップするはずだった「それぞれの夜」なんか、クリスマスに書いた話です。

「いや、さすがに、季節はずれでしょ・・・」

と思うと、なんかね、ためらってしまう。

・・・ホント、個人的なこだわり、なんですけどね・・・(汗)。

気にすると逆にめんどくさいので、なるべく機械的にやってますが。

どうしても気になる場合は、再掲載の順番を変更するかもしれません。。。


【15/02/2013 03:28】 歌舞伎2013~ | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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