ほくほく幸せカボチャ

●TBのお題から

「ファンレター、出したことある?」

この問いかけに、考え込んでしまいました(笑)。

そんなこと、したことあったっけ?

そういえば、う~ん。

がんばって記憶をたどってみたけど、結論は「ない」・・・でした。


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昔むかし、某シンガーソングライターの深夜ラジオに、投稿したことはある(と思う)。

中高生のころの話なので、よく覚えてないけど。

(俳句だか川柳だか、そういうのを募集していたのでハガキを出したのだと思います。たぶん。)


好きな歌手や俳優さん、漫画家でも何でもいいけど、つまり憧れの相手。

そういう(明らかに)有名な人、世界のちがう人に向けたメッセージ。

・・・という意味では、一度もないのですね。


基本ファンレターって、

「自分の存在を、自分がどれだけその人のことを愛し、理解しているかを」

知ってほしくて出すものだと思ってます。

そのひとに、自分の存在を個別認識してほしい。

叶うものなら、そのひとにとっての特別なファンになりたい。

・・・そんな気持ち、あったりしません・・・?

たぶんわたしは、自信がない(なかった)んだと思います(笑)。

好きな歌手や俳優さんはいても、彼らにむけてアクションをとろうと思ったことがないから。

「わたしを知ってほしい」

という欲望が、あまり育たなかったんだろうなあ。

別世界、というか。

その人を見て、知って、それだけでどこか満足している(いた)んだと思います。

というか、今でもそれで十分です(笑)。


たとえばホセ・カレーラスが好きで、かつて何度もオペラやリサイタル、行ったけどね?

自分の存在を知ってほしい、とは考えたことがないもんなあ。

もしかして、あれかな。

誰かのファンになることはあっても、その人が「疑似恋愛」の対象になったことがない。

・・・ってのも、ファンレターを出さない理由かもしれませんね。


あ、でも!

ファンというくくりで言えば、ひとつ大きな例外があります(笑)。


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言うまでもなく、『春抱き』二次創作の世界のこと。

わたしが『春抱き』に出会い、その数ヶ月後にようやく思いついて、ネットを徘徊するようになって。

ファンサイト、たくさんあったのですよね。

その中で、いいなあ、と思う作品を書いて(描いて)いる管理人さん。

なにか共鳴するモノを感じた方には、勇気を出してメールを出していました。

(人数的には、そんなに多くない・・・と思うけど。)

あれは、どう考えても、ファンレターだよなあ(笑)。

それまで誰にも出したことのないファンレターを、どうしてあの時期は書いていたのか?

(しかも先生の直接、というのは思いつきもせず、相手は同人作家さん。)

年齢的なもの・・・?

(ええ、そうですとも。オバチャン年代に近づいて、少々ずうずうしくなってはいました。)

距離的なコト・・・?

(遠い海外にいたので、近場でお仲間を見つける確率なんかゼロ!)

それから多分、あれですね。

「貴女の作品のファンなんです!」

という愛情表現(?)もさることながら、

「貴女と同じように、わたしも『春抱き』が大好きなんです!」

という、「だからオトモダチになって」願望のほうが強かった(汗)。

当時は無意識でしたが、つまりはそういうことだと思います。

今になってあの頃の心理を分析して、ようやく自覚したわ・・・(爆)。

憧れの対象にダイレクトに近づきたいとは思わず、それよりもむしろ、同志を探していたのですね。

Cさま、Mさま、そして小鳥さん。

わたしが狙いを定めた(?)お相手はすべて、幸いにも、非常に寛大でした。

ありがたいことです。。。




●ごはん♪

※すべてが同時に食卓に並んだわけではありません(笑)。

秋といえば、かぼちゃ。

・・・かな?(笑)

昔はめんどくさくて、ちょっと苦手意識があったのですが。

今となっては、いったいこの素材のどこがそんなに面倒だと思ってたのか、わからない(笑)。


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とはいえ、ふっくら甘く煮るのは最近まで、自分にはできないと思ってました。

なぜ、と言われても答えに詰まるんですけど、

「究極のお母さんの味!」

だと、勝手に思い込んでいたからだと思います。

母や祖母の煮る、ほくほくやわらかくて甘くておいしいカボチャ。

それが絶品だという刷り込みのため、多分に理想化していました(苦笑)。

で、ある日。

唐突にわたしは、かぼちゃを煮てみることにしました。

まな板の上には、四分の一カットのかぼちゃ。

よ~く洗って、種とぐしゃぐしゃ部分を取って、ザクザク切ります。

ひたひた程度の出汁(昆布+花かつお)とお酒。

ぽちゃぽちゃとカボチャを落として、まずは沸騰させる。

沸いたらそこにお砂糖、醤油、みりんを適宜。

ふたをして、弱めの中火でコトコト煮る。

・・・だけ!?

「マジかよ・・・?」

ベテラン主婦にしか作れない、究極の家庭料理だと思っていたのに。

実際にやってみると、あまりにもシンプルでした(笑)。

肉じゃがの味つけと、だいたい同じですね。

火が通った段階で煮汁を味見して、足りないようなら醤油、あるいはうすくち醤油。

お好みでめんつゆでも、白だしでも、塩ひとつまみでも。

最近のカボチャはやわで、長く煮るとホントに溶けちゃうので、20分ちょっとでしょうか。

火を消してから余熱でじわじわと、味を含ませます。

「んまい!」

小鳥さんも大喜び(笑)。

「なんかひとつ、大人になった気がする・・・」

「はあ?」

自己満足度、120%でした。


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秋の味覚、さんま。

この時期はずせませんが、美的な写真を撮るのは難しいね・・・(汗)。

大きなフライパンにクッキングシートを敷き、さらに酒をちょろっと垂らして焼きます。

(水分は、くっつかないようにするために。蓋を閉めて、半分は蒸し焼きです。)

うーまーいーよー。

どうしても表面の皮がはがれてしまって、見た目イマイチですけど(苦笑)。


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これぞ手抜き料理(笑)。

市販の麻婆豆腐の素で、簡単10分クッキング。

最初に豚ひき肉と玉ねぎとエリンギと、ピーマンを炒めておくのがミソ。

ひと鍋でメインと、野菜も一緒にとってしまおうという、セコイ狙いがそこにあります。

味つけもほとんどしなくていいし、楽ですね。

ポイントがあるとすれば、豆腐の水を十分に切っておくことだけ。

(わたしは浄水で洗ったあと、穴あきのふにゃふにゃシリコン容器に入れ、包み込んで上に重しをなんか乗せておきます。10分~15分くらいかな?)

・・・あ、これじゃ、10分クッキングじゃないですね(汗)。

下ごしらえ時間を考慮すると、やっぱり30分くらいかかるかも。

冷蔵庫のあまりものを整理するには、最適な一品ではないかと思います。

とほほ。




●食べ物つながりで

これ、どうなんだろう・・・?

チェック:大手飲料、今秋発売 ホット炭酸はじけるか

あったかい(熱い)炭酸飲料。

・・・って、ちょっと想像がつきません。

きっちり冷えてない炭酸飲料なんか飲めない、と思いこんでいますから。

ああ、でも、「ビールに氷を入れるなんてアリエナイ!」は、覆されましたよね。

うむむ~。

どなたか、もし飲む機会があったら感想をお聞かせください(笑)。




●では、

またね。。。


【08/10/2013 01:41】 旅★たべもの | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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