●めちゃくちゃ
たくさんのコメントと拍手、ありがとうございます。
感想もまちがいのご指摘も、みんな感謝しております!(笑)
毎度のことながら、レビューというか、まあ、ツッコミ&妄想たれ流しですね・・・(汗)。
好き勝手なこと叫んでるなあ、とは思います。
いずれにしても、あくまで現時点でのわたしの感想。
まだまだ読み込みが足りない(浅い)部分もあるかと思いますが、そこはひらにご容赦。
今後なんども読み返すうちに、意見が変わることもあるかもしれません。
気づいてないことにも、気づくかもしれない。
スルメのように何度よんでも面白いのも、『春抱き』の魅力ですよね(笑)。
それからもちろん、書き足りないこともいっぱいあります。
書けない、書くべきではないこともいろいろ。
あれだけ文字数かいても、尚あれもこれも、まだ書き尽してない気がしてます。
あのコマ、その言葉。
ひとつひとつ挙げて語るのはさすがに無理なので、流しちゃってる部分もあります。
と、いうわけで!
ともあれ、ありがとうございました。
●さて
すみません。
モッチー問題(なんだそりゃ)のレビューはまだ書いていません(汗)。
書き終わってない、か。
今回、“ゾクッ”のシーンでわかりましたが、彼はアレね。
人間の負の感情。
・・・メジャー(長調)じゃなくてマイナー(短調)、ポジティブじゃなくてネガティブ。
美点じゃなくて欠点、ハッピーらぶらぶじゃなくて暗澹たるバッドエンド。
そういう人間の持つ「マイナス要素」に魅かれるタイプの人なんだなあ、と納得。
いるんですよね、こういう人って(笑)。
きっとね、大ヒットしたハリウッド大作の予定調和(正義は必ず勝つ、主人公は美男で恋人は美女)なんかに目もくれず、きっと陰鬱で理不尽で、どうにも救いのないヨーロッパ・アートハウス系のマイナー映画ばっかり観てるんですよ。
要は、生来のひねくれ者。
小難しい映画オタクで、こだわりの強い芸術家タイプ。
こういうタイプほど、実は平穏で破綻のない、つまりそこそこ恵まれた中流家庭で育ってたりするの。
ふふふ。
自分でもわかってるんですよ、こういう人って。
ひと皮剥いてしまえば、自分が実は、私生活ではわりと平凡な人間だって。
周りが勝手に作り上げてくれる「鬼才」イメージに、うまく乗っかってるだけだって。
香藤くんが今回、モッチーのその分厚い仮面に気づいちゃったのが面白いですね(笑)。
たしかに、これは想定外だ。
明るい太陽のような香藤くんに、思いがけない不幸の陰が見えて、そこに化学反応しちゃったのも。
まさかその香藤くんが、モッチーの内面に興味を持ち始めてしまったのも。
(岩城さんもそのほかの人間も、彼という人間の素顔に関心を持ったりはしなかったのにね。)
・・・モッチー、わりと土俵際(笑)。
クールに突き放してるけど、内心ドギマギしてるんだろうなあ。
こんなはずじゃなかったって。
いかにもアホでチャラい、自分がもっとも嫌いな/バカにしてたタイプの役者に鋭く斬り込まれて、動揺してるんじゃないかと思います。
(役者やスタッフとの)距離感は、自分を守る堀。
そこを簡単にぴょん!と乗り越えそうな勢いの香藤くんに、
「なにこれ、もしかして俺、見透かされてない? それも、よりによって香藤洋二に!?」
・・・と、クールに振舞ってその実、葛藤してたら面白い・・・(笑)。
ふふふ。
頭がイイはずの持宗監督、ひとつわかってないことがあります。
忘れてる、というか(笑)。
それは、香藤くんが、
「そもそも岩城さんに魅かれた人間である」
ってこと(笑)。
あの岩城京介を落とした男、ですよ?
意地っ張りで根暗で可愛げがなくて、自我を分厚い仮面に押し込め、世間をちょっと斜めに見てる男・・・?
おやあ?
それって、根本要素が(かつての)岩城さんと一緒じゃん(笑)。
ってことは、香藤くんがそこに反応しても不思議じゃないでしょう?
もともと、そういう要素を持った年上の男に惚れちゃったひとなんだから。
(モッチーに対して恋愛感情があるとか、そういう意味じゃないですよ。)
おまけに、あの岩城京介のダンナだよ?
つまり、意地っ張りで根暗で・・・(以下略)な男の取り扱い方を、誰よりも心得てるわけです(笑)。
モッチー、敵うわけない(笑)。
香藤くんの経験値、ハンパないはずですから。
そんなわけで、つまり。
世間から見るとものすごく意外かもしれないけど、この二人、実は相性がいいんだね。
岩城さんもびっくりの、友情が花開いたら・・・あは、面白い。
ひそかに期待してます、はい。
てへv
(つづく)
(つづき)
●さて
朝っぱらから、ですね。
変な妄想が脳内に満ち満ちて、うぎゃあ!
・・・と興奮状態で目が覚めました。
水曜日の早朝のことです。
「何してんの・・・?」
いつもより早く部屋から飛び出して来たわたしに、小鳥さんびっくり。
「あのさあのさ、聞いてよ!」
異常なテンションでしたね・・・(汗)。
バイオレンス・リリックの岩城さんと香藤くんが、久々に脳内に降臨。
しかもえろい内容で。
「・・・朝っぱらから・・・」
小鳥さんには、思いっきり呆れられましたが、どうしろというの(笑)。
こんなん、不可抗力じゃんか。
というわけで、ちょっとだけ、ここに置いておきますね。
最初の章だけ。
未完(書きかけ)なので、後が続くといいんですけど。。。
↓
↓
↓
↓
↓
「病院まで迎えに来てくれたのは嬉しかったし・・・頼もしかった・・・」
俺の腕の中で、岩城さんがうっとりと言った。
やさしい甘い吐息。
「そ・・・?」
良かった、と囁いて。
俺は岩城さんにキスをした。
額に、頬に、髪の毛に。
母親の抱擁に安心しきった子供みたいに、岩城さんは全身を預けてくれる。
ほんのり頬を染めて、じっとしたまま。
―――可愛い。
俺の岩城さんはどうしてこんなに可愛いんだろう。
「・・・家族なんだから」
たまらなくて、俺は岩城さんの唇を奪った。
「それくらいするのは当然だよ・・・?」
しっとりと重なる唇。
俺を抱きしめる岩城さん。
―――ああ、本当に久しぶりだ。
こんなふうに二人っきりで過ごすの、何週間ぶりだろう。
静かな平日の昼下がり。
俺たちの家、俺たちの寝室。
―――やっと、帰って来れた。
俺は安堵感で胸がいっぱいになる。
岩城さんもきっと、同じ気持ちだと思う。
考えてみれば、怒涛の数週間だった。
岩城さんが倒れて以来、ずっとずっと苦しかった。
息が止まりそうな衝撃。
心臓の病気だと聞かされて、心配でどうにかなりそうだった。
冷や汗が噴き出し、全身の震えが止まらなかった。
―――あのときの、あの恐怖感。
思い返すだけで気が狂いそうだ。
岩城さんに万が一なにかあったら、と想像すると足が竦んだ。
そして俺自身の、例のあの体験。
最近は忘れかけてたフラッシュバックが襲って来そうで、目の前が真っ暗になった。
―――あんなのは、もうごめんだ。
二度と、あんな思いはしたくない。
今こうやって、岩城さんは俺の腕の中にいる。
真っ直ぐな瞳で俺を、俺だけを見つめてくれる。
「香藤・・・」
「岩城さん」
たしかなぬくもり。
こうしてまた二人で一緒にいられる幸せ。
穏やかな時間が夢のようだ。
―――神様、本当にありがとう。
感謝の思いを込めて、俺は岩城さんを抱きしめた。
とくん、とくんと。
リズムを刻む岩城さんの心音が伝わって来る。
「気持ちいいね・・・」
「ああ」
俺たちはしばらく、ただ抱き合っていた。
ぴったりと身体を重ねて、ついばむようなキスを繰り返す。
「重たい、俺?」
「・・・いや」
岩城さんの忍び笑い。
「・・・ん?」
ちょっと顔を上げて、俺は岩城さんを見つめた。
「なに?」
岩城さんのやわらかな微笑。
それがふと、艶めいた色を刷いた。
まっすぐに俺を見上げて、かすれた声で囁く。
「本当になにもしない気なのか?」
からかうような響き。
「でも」
「五時間・・・あるんだろ?」
俺を抱きしめる岩城さんの手が、じわりと背筋を伝わって動く。
腰のあたりで、デニムを引っ張る感触。
「・・・んもう!」
俺は笑って、上半身を起こした。
「ダメだって言ってるのに、岩城さんのエッチ」
岩城さんの手を捕まえる。
くったりと横たわったままの岩城さん。
頬がきれいに紅潮している。
再び、いたずらな細い指が俺のクロッチに伸ばされる。
「嫌なのか?」
黒い瞳が潤んでいた。
俺が欲しい、というシンプルなサイン。
「んなわけないでしょ」
俺はさりげなく、岩城さんの腕を捉えた。
こういうふうに誘う岩城さんを見るのは久々だ。
―――あれ?
そう感じた途端、俺は気づいた。
俺のせいだ。
「岩城さん・・・」
―――ああ、そうか。
そういうことか。
(つづくかも)
以上、試供品でした(笑)。
では、また。。。
(つづき)
●さて
朝っぱらから、ですね。
変な妄想が脳内に満ち満ちて、うぎゃあ!
・・・と興奮状態で目が覚めました。
水曜日の早朝のことです。
「何してんの・・・?」
いつもより早く部屋から飛び出して来たわたしに、小鳥さんびっくり。
「あのさあのさ、聞いてよ!」
異常なテンションでしたね・・・(汗)。
バイオレンス・リリックの岩城さんと香藤くんが、久々に脳内に降臨。
しかもえろい内容で。
「・・・朝っぱらから・・・」
小鳥さんには、思いっきり呆れられましたが、どうしろというの(笑)。
こんなん、不可抗力じゃんか。
というわけで、ちょっとだけ、ここに置いておきますね。
最初の章だけ。
未完(書きかけ)なので、後が続くといいんですけど。。。
↓
↓
↓
↓
↓
「病院まで迎えに来てくれたのは嬉しかったし・・・頼もしかった・・・」
俺の腕の中で、岩城さんがうっとりと言った。
やさしい甘い吐息。
「そ・・・?」
良かった、と囁いて。
俺は岩城さんにキスをした。
額に、頬に、髪の毛に。
母親の抱擁に安心しきった子供みたいに、岩城さんは全身を預けてくれる。
ほんのり頬を染めて、じっとしたまま。
―――可愛い。
俺の岩城さんはどうしてこんなに可愛いんだろう。
「・・・家族なんだから」
たまらなくて、俺は岩城さんの唇を奪った。
「それくらいするのは当然だよ・・・?」
しっとりと重なる唇。
俺を抱きしめる岩城さん。
―――ああ、本当に久しぶりだ。
こんなふうに二人っきりで過ごすの、何週間ぶりだろう。
静かな平日の昼下がり。
俺たちの家、俺たちの寝室。
―――やっと、帰って来れた。
俺は安堵感で胸がいっぱいになる。
岩城さんもきっと、同じ気持ちだと思う。
考えてみれば、怒涛の数週間だった。
岩城さんが倒れて以来、ずっとずっと苦しかった。
息が止まりそうな衝撃。
心臓の病気だと聞かされて、心配でどうにかなりそうだった。
冷や汗が噴き出し、全身の震えが止まらなかった。
―――あのときの、あの恐怖感。
思い返すだけで気が狂いそうだ。
岩城さんに万が一なにかあったら、と想像すると足が竦んだ。
そして俺自身の、例のあの体験。
最近は忘れかけてたフラッシュバックが襲って来そうで、目の前が真っ暗になった。
―――あんなのは、もうごめんだ。
二度と、あんな思いはしたくない。
今こうやって、岩城さんは俺の腕の中にいる。
真っ直ぐな瞳で俺を、俺だけを見つめてくれる。
「香藤・・・」
「岩城さん」
たしかなぬくもり。
こうしてまた二人で一緒にいられる幸せ。
穏やかな時間が夢のようだ。
―――神様、本当にありがとう。
感謝の思いを込めて、俺は岩城さんを抱きしめた。
とくん、とくんと。
リズムを刻む岩城さんの心音が伝わって来る。
「気持ちいいね・・・」
「ああ」
俺たちはしばらく、ただ抱き合っていた。
ぴったりと身体を重ねて、ついばむようなキスを繰り返す。
「重たい、俺?」
「・・・いや」
岩城さんの忍び笑い。
「・・・ん?」
ちょっと顔を上げて、俺は岩城さんを見つめた。
「なに?」
岩城さんのやわらかな微笑。
それがふと、艶めいた色を刷いた。
まっすぐに俺を見上げて、かすれた声で囁く。
「本当になにもしない気なのか?」
からかうような響き。
「でも」
「五時間・・・あるんだろ?」
俺を抱きしめる岩城さんの手が、じわりと背筋を伝わって動く。
腰のあたりで、デニムを引っ張る感触。
「・・・んもう!」
俺は笑って、上半身を起こした。
「ダメだって言ってるのに、岩城さんのエッチ」
岩城さんの手を捕まえる。
くったりと横たわったままの岩城さん。
頬がきれいに紅潮している。
再び、いたずらな細い指が俺のクロッチに伸ばされる。
「嫌なのか?」
黒い瞳が潤んでいた。
俺が欲しい、というシンプルなサイン。
「んなわけないでしょ」
俺はさりげなく、岩城さんの腕を捉えた。
こういうふうに誘う岩城さんを見るのは久々だ。
―――あれ?
そう感じた途端、俺は気づいた。
俺のせいだ。
「岩城さん・・・」
―――ああ、そうか。
そういうことか。
(つづくかも)
以上、試供品でした(笑)。
では、また。。。