●冬だあ
と思ったのは、夕方の空。
昼間のしとしと雨があがって、ものすごい夕焼けが見られました。
冬じゃないとまず見られない色合い。
最初は雲が、うっとりピンク。
「わお!」
ピンク色と藍色。
それがだんだん濃くなって、そのうち紫~オレンジ~黄色に。
「すごい、すごい!」
濃厚な色彩のゴージャスさにくらくらしました。
あたりまえのことだけど、あたりまえじゃない。
こんな素晴らしいグラデーションは、いつでも見られるわけじゃありません。
写真を撮りたくて、走りました(笑)。
(手持ちはちびカメラひとつだったけど。)
あいにく、買い物荷物がいっぱい(汗)。
おまけに、どこを見てもビルがいっぱいで、見晴らしのいい場所がない。
「あああ、間に合わない・・・!」
どうしよう。
夕焼けは本当に、刻一刻と色彩を変えます。
おまけに、あっという間に暗くなってしまう。
ものすごくはかないんですよね。
悠長に場所さがしをしてる時間はない。
・・・なので焦って、結局は上に、上に。

タワー展望台のひとつ下の階。
やっとたどり着いたときには、すでに日暮れでした。
暗い。
でも、分厚い雨雲が西の空で横に切り裂かれて、サンセットの名残りが見えました。
リッチな橙色の濃淡と、シルエットのスカイツリー。
その向かって左手に、もやもやっとした雲。
「あれは・・・!」

露出とホワイトバランスをいじったので、二枚目のほうが明るいですね。
(今日アップした四枚は、時系列で並べてあります。)
でも、もやもや雲がちょっと晴れてきました。
この写真を撮った場所から、ゆうに100キロ(以上)は離れてるはず。
でも、冷たい空気のお陰で、わりとクリアです。

もやもや雲がようやく薄れて、富士山が顔を出しました。
世界遺産が、くっきり。
日が落ちて、かなり暗い状態です。
お安いコンパクト・デジタルカメラ(富士フイルムFinePix F600EXR)の限界ギリギリ、でしょうね。
実際、ピントがなかなか合わなくて合わなくて、四苦八苦しました。
これだけ暗いのに、これだけズームにして、こんなに遠くて。
それでも最終的には、よくピントが合ったと思います。
三脚禁止のフロアで、手持ちでガラス越し。
それもつま先立ちして、身を乗り出して腕を伸ばしてるんだから、ぶれるに決まってます。
・・・条件は最悪ですが、カメラは健闘してくれました。

これがたぶん、今回のベストショット。
この数分後、暗すぎてピントが合わなくなって撮影をあきらめました。
うう・・・(苦笑)。
●サイト
更新してます。
・・・やってます(笑)。
なんかもう、それ以外に言いようがない。
いいのか、ホント。
では、また。。。