☆追記☆
●来年の
サッカー・ワールドカップ。
グループ・ステージ(一次リーグ)の組み合わせと日程が決まりましたね。
【A組】ブラジル、クロアチア、メキシコ、カメルーン
【B組】スペイン、オランダ、チリ、オーストラリア
【C組】コロンビア、ギリシャ、コートジボワール、日本
【D組】ウルグアイ、コスタリカ、イングランド、イタリア
【E組】スイス、エクアドル、フランス、ホンジュラス
【F組】アルゼンチン、ボスニア・ヘルツェゴビナ、イラン、ナイジェリア
【G組】ドイツ、ポルトガル、ガーナ、米国
【H組】ベルギー、アルジェリア、ロシア、韓国
http://www.asahi.com/worldcup/日本にとって、楽な対戦相手なんてひとつもないと思います。
いや、日本だけじゃなくて、どの国にとっても楽勝なんてまずないでしょうね。
でもこのC組は、若干ましなほうでは・・・?
ブラジルやドイツといった、わかりやすい優勝候補と同じ組じゃないだけ。
・・・だとは思うけど、ちょっとは期待していいのかも。
いやいや、図々しいですね(汗)。
ともあれ、頑張ってほしいなあ。
●福助
おいおい、どうなってるの(涙)。
中村福助さん 病気で来月休演「今度は、福助が・・・!」
と知らされて、本気で心臓がバクバクしました。
冗談じゃない。
脳内出血による筋力低下。
・・・ということは、想像をたくましくすると、四肢の自由に問題があるってことでしょうか。
長期の療養、リハビリが必要になって、いつまでも単に
「体調不良」
では押し切れなくなった。
だけど、「脳内出血」とだけ発表してしまうと、生死の境目にいるように受け止められてしまう。
だから具体的に、「筋力」云々・・・なのかな。
そう発表すれば、リハビリ中なのだと察してもらえるから。
・・・以上、勝手な妄想です。
まだ53歳。
偉大なお父さん、芝翫を亡くして、(弟の橋之助と共に)成駒屋を背負って立つお人です。
美声で華があって、最近しっとりした貫禄をも見せるようになった。
歌舞伎界では、(たぶん)不動の立女形ナンバーツー。
(たておやま=女形のうち最上位に位置する、主役を張れるクラスの俳優のこと。)
来年は、天下の大名跡「歌右衛門」を襲名することになってる。
息子もまだまだ若くて、頼りなくて、当分は師匠が必要です。
これからの人で、本当になくてはならないのよ。
戻って来てくれないと困ります。
どうかどうか、元気になって舞台に帰って来てください。
しかし、歌舞伎界には試練だなあ。
本当に、本当に今度のことはショックでした。
そうでなくても孝夫ちゃん、三津五郎さんの休演が重なって、大変な時期なのに。
それでもまあ、無理がないとは言いませんが、立役はまだいい。
(たちやく=歌舞伎で、男を演じる俳優のこと。)
とりあえず頭数はあるので、なんとかギリギリとはいえ、代役が見つけられるから。
(それでも幹部クラスになると、かなり苦しいのですが。)
でも立女形(に将来なるであろう人を含めても)、これは希少なのです。
本当に数が少なく、代わりがいない。
筆頭に、いうまでもなく玉三郎。
で、その下に、だいぶ離れてはいますが、福助。
時蔵さんも立女形で、わたしは大好きですが、仁(ニン)がちがう。
そんな気がします。
彼は複雑な感情・過去を持った大人の女性をやらせたら抜群にうまいけど、赤姫は・・・どうだろう?
(あかひめ=典型的なお姫様、お嬢様役。)
そういうイメージがないんだけど、わたしが知らないだけかも(汗)。
あとは、芝雀ですね。
彼は雀右衛門の息子で、きれいで上手いし、正統派の立女形・・・だと思います。
でも、存在感という意味ではどうなんでしょう。
あとは・・・誰だろう(汗)。
う~んと間が開いて、孝太郎。
彼も成長めざましいけど、玉三郎的なポジションにはならない気がするなあ。
さらにその下となると、菊之助と七之助しかいない。
(菊之助は音羽屋の跡取りとして、立役も兼ねるので、完全な女形ではないけど。)
人数が少ない上にヒエラルキーがはっきりしすぎて、互換性がないですね。
もちろん、女形ならいっぱいいます。
真女形なら、秀太郎さんや魁春。
(まおんながた=ほぼ女形専業の役者さん。「ほぼ」なのは、伝統的に女形が演じることになってる男役、というのが幾つか存在するからです。)
人間国宝の藤十郎や田之助さん、あるいはいぶし銀の東蔵さん、扇雀。
・・・あたりは上手いですが、立役もやる「兼ねる」役者さんです。
そう考えると、真女形って、そもそも片手で数えられるほどしかいない(汗)。
その中で、いわゆる女形の大役と言われる:
三姫(八重垣姫、雪姫、時姫)。
主役級の花魁や芸者(揚巻、夕霧、八ツ橋、三千歳など)。
重要な奥様や奥女中(政岡、おかるなど)。
名作舞踊(道成寺、鷺娘、藤娘など)。
胡弓が弾けないと演じられない阿古屋、なんてのもあります。
※他にもたくさんあって書ききれないので、あくまで例示だと思ってね。
・・・この辺の役をすべてこなせる女形って・・・うむむ。
現状、誰かさんひとりしか思い浮かびません(汗)。
贔屓ゆえじゃなくて、ホントに。
そして福助は、そんな玉さまの後を追いかけるほぼ唯一のお人じゃないか、と。
わたしにはそう見えます。
そのくらい大事なひとです。
どうか、たんと養生してください。
そしてわたしたちの前に、戻って来て欲しいと切に思います。
【06/12/2013 08:37】
●いつか
この日が来ると、知ってはいたのですが。
それでも、ネルソン・マンデラ氏の死去は衝撃でした。
なぜか、この人だけはずっと生きている気がしていた(苦笑)。
生きて、笑ってると思ってました。
South Africa's Nelson Mandela dies in Johannesburg南アフリカ マンデラ元大統領が死去95歳。
大往生なのだと思います。
これだけ壮絶な人生を送ってきて、これだけ長生きして。
安らかにベッドの上で亡くなったことこそが、奇跡なのかもしれない。
そのこと自体が、彼が残した最後のレガシーなのかもしれない。
完全勝利、とも言えるかも。
Obituary: Nelson Mandelaでも、寂しいなあ。
偉大な人なのは言うまでもないけど、なんというか。
わたしにとっては政界引退後の、マンデラさんの笑顔のほうが印象が強い。
イギリスでも非常に愛されていたこともあって、わりとよくテレビなどで見かけました。
真面目な番組だけでなく、軽いチャットショーみたいな番組でも。
好々爺。
「みんなの大好きなお爺ちゃん」
的な、そんなイメージがあります。
のん気ですね。
いや、もちろん。
アパルトヘイトの終焉をもたらした彼の功績を、リアルタイムで見ているんですけどね。
きれいごとばかりじゃないのも含めて。
Nelson Mandela death: A life in picturesでも、思い出すのは彼の子供みたいな笑顔だったりします。
邪気のないあの顔は、彼の不屈の精神の表れなんだろうと思います。
あれだけ凄まじい人生を経て、なお笑っていられるんだもの。
ネルソン・マンデラ。
名前も好きだ。
衷心より、ご冥福をお祈りします。