歌舞伎速報 12月~ (海老玉、愛ちゃん、獅童)

●微妙に

海老蔵がブログでフライングしていたような・・・?

ともあれ、12月の歌舞伎座の公演詳細が発表されました。

昨年に引き続き、玉さまと海老蔵のらぶらぶ共演。

プラス愛之助(やっと!)に獅童、松也などなど。

“女王様とお気に入りの若い信奉者たち”

・・・っすかね(笑)。



歌舞伎

十二月大歌舞伎


平成26年12月2日(火)~26日(金)


<昼の部>

一、源平布引滝(げんぺいぬのびきのたき) 
義賢最期

木曽先生義賢  愛之助

二、新作歌舞伎 幻武蔵(まぼろしむさし)

宮本武蔵  獅童
小刑部明神  松也
淀君の霊  玉三郎

三、二人椀久(ににんわんきゅう)

松山太夫  玉三郎
椀屋久兵衛  海老蔵


<夜の部>

通し狂言 雷神不動北山櫻(なるかみふどうきたやまざくら)
市川海老蔵五役相勤申し候

鳴神上人
粂寺弾正
早雲王子  海老蔵
安倍清行
不動明王
文屋豊秀  愛之助
小原万兵衛実は石原瀬平  獅童
雲の絶間姫  玉三郎



うっひゃあ。

海老蔵を次の團十郎にしたくて、したくてしょうがない松竹の思惑が、透けて見えるようだ(笑)。

玉さまのイケメン贔屓もやりたい放題だ(笑)。

すげー。

鳴神に、二人椀久

どんだけ海老蔵スペシャル?(笑)


かつて仁左衛門が、そして團十郎が優先的に占めていた

「玉さまのお相手役」

という黄金ポジション。

孝玉コンビとか、その前は海老玉コンビとか言われていました。

※この「海老」は故團十郎のこと。

なつかしい。

正確にいうと、玉さま “が” お相手してるんですよね。

主役の立役に対する、恋人役のお姫様/奥方様をつとめる女形という意味で。

でも、どうしてもそう呼んじゃってたなあ(汗)。

玉さまのお相手。

今ならなおさら、その感が強いですね。

海老玉のほうが語呂はいいけど、感覚的には「玉えび」だわ(笑)。

ふふふ。



見どころ。

なんかもう、これは全部としか言いようがありません。

本当にひさしぶりに、歌舞伎座に帰って来る愛ちゃん。

今年は数ヶ月しか歌舞伎をやってないので、レアものかも(笑)。

しかも、義賢!

うれしいですね。

義賢最後(よしかたさいご)」は、義太夫狂言の名作。

木曽先生義賢(きそのせんじょうよしかた)は、有名な木曽義仲の父親。

壮絶な立ち回りが見どころです。

愛之助の得意とする役柄。

というか、元をただせば、彼の伯父(げほげほ)である孝夫ちゃんの当たり役なのね。

それを直伝で教わり、芸を引き継いでいるのが愛ちゃんなのです。

http://blog.goo.ne.jp/yokikotokiku/e/851875aa33740235f42d60b82bdde0a8

重厚なお芝居と、最後の「仏倒れ」が知られています。

階段の上から、まるで仏像が後ろから押されたみたいに、ばったり。

タイミングをまちがえると怪我をする、危険な(でも迫力のある)死のシーンです。


二人椀久

幻想的で哀しい踊りです。

松山太夫(たゆう)という傾城(けいせい)に入れ上げた挙句、幽閉されおかしくなってしまった椀屋久兵衛。

夢の中で出会った太夫とたのしく踊り、戯れます。

でも夢想だからね、やがて醒めてしまう。

あとはさめざめと泣くのみ。

・・・という舞踊なんだけど、これはもうね、孝夫ちゃんと玉さまバージョンしか頭にない(笑)。

イメージ、それ以上のものがあるとは思えない感じ。

でもまあ、さすがに孝夫ちゃんもちょいと御年だからね・・・(汗)。

ビジュアル的には今の玉えび、最高ではないでしょうか。

(しかし、いまだに誰よりも美しい松山太夫ができる玉さまって・・・!)


そして、鳴神(なるかみ)だ。

http://www2.ntj.jac.go.jp/unesco/kabuki/jp/5/5_04_29.html

http://d.hatena.ne.jp/Rejoice+Kobikicho/20120115/1326645684

http://blog.goo.ne.jp/yokikotokiku/e/f00f67d0c0eae9cdc9d179c83c3c4ab9

高潔な鳴神上人を絶世の美女、雲の絶間姫が誘惑するのよね。

どこかコミカルで、エロティック。

そして後半は、市川團十郎家の荒事がいっぱい。

歌舞伎の様式美を堪能できる・・・はず、です(笑)。

とはいえ、これ。

「雷神不動北山櫻」の通し狂言というのは、珍しい。

見たことがないというか、そもそも「台本が全部は残ってない」と聞いています。

歌舞伎十八番のうち。

有名なのに、じつは資料が散逸してしまってる作品は結構あるんですね。

(何十年も、あるいはもっと長いこと上演が途絶えてしまって、台本も衣装も残っていなかったりするらしい。)

「復活狂言」などと呼びますが、実際には、ほぼ創作に近いこともあるようです。

というか、海老蔵は「歌舞伎十八番」をすべて復活させたいって、言ってるからなあ。

この鳴神も、その一環。

創作的な復活として、かつて海老蔵が上演しています。

(断片的な資料=たとえば浮世絵とか、あるいは江戸時代にその芝居を見物した人の書き残した日記の記述などから、ストーリーを再構築する/創作するという、気の遠くなるような作業です。)

鳴神」も、「毛抜」も、「不動」も。

今ではふつう単品で上演されますが、もとは「雷神不動北山櫻」の一部だったそうです。

どんなお芝居なのか。

わたしは見たことがないので、興味があるなあ。





●では、

また。。。


【03/10/2014 00:20】 歌舞伎2013~ | Comments (0)
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藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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