歌舞伎の小ネタ (ONE PIECEほか)

●すでに

ご存知かもしれませんが、これ。

歌舞伎版「ONE PIECE」 猿之助さん主演で来秋

「ONE PIECE」歌舞伎化が決定! 2015年秋に「新橋演舞場」で上演

「ONE PIECE」が歌舞伎に!四代目市川猿之助の主演で来年上演

いいねえ、これ。

歌舞伎ってもともと、こういうもんだ(笑)。

気宇壮大で、ちょっとあざとくて、荒唐無稽なファンタジー。

ふつうの芝居じゃできなくても、歌舞伎でなら何でもアリ。

―――そういうもんだ、と思います。

冒険ファンタジー、なんですよね?

スケールが大きければ大きいほど、歌舞伎との親和性は高いと思う。

きっと、誰もがおどろく新作になる。

そんな気がします。


襲名してからの猿之助

ホントに気の毒なくらい、出番が限定されていた。

これぞ! という活躍があったのは、本来の歌舞伎の舞台以外のところ。

むしろ亀治郎のころのほうが、華やかにのびのびと、自由にやれてたくらい。

同時に襲名した中車(香川照之)がすでに新しい歌舞伎座の舞台を踏んでるのに、猿之助はまだ。

よくくさらずに、グチを言わずにやってるよなあ、と。

まるっきり余計なお世話ながら、ひそかにそう思っていたほどです。


で、今回のこれ。

伝統が云々、とうるさい人たちはアレコレ言うかもしれないけど、いいと思うんだ。

伝統を守るのと同じくらい、リアルタイムを取り入れるのも大事だから。

昭和の(先代の)スーパー歌舞伎は、ご存知のとおり、

“featuring 梅原猛”

だった。

(先代)猿之助の天才と、梅原猛の奇才。

そのケミストリーが、ヤマトタケル(ほか)を生んだ。


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梅原 猛

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この人も異端の学者/作家/哲学者ですが、そうはいっても学者センセだ。

(いうまでもないとは思いますが、法隆寺は聖徳太子の怨霊を封じ込めるための鎮魂の寺だ、という説をはじめて唱えたことで有名です。かの「日出処の天子」は、これにインスパイアされたもの。)

ポピュリストではあったけど、彼が訴求するのはそれでも、インテリ寄りの人たちだった。

なんせベースが、日本書紀と古事記だもんね。

※それ以外のスーパー歌舞伎作品もあります。


それに対して、今度は漫画。

それも、少年ジャンプ掲載の人気マンガだものね。

※超!がつく人気作だというのは知ってますが、わたし自身は読んだことがありません。

「歌舞伎でONE PIECEやるの!?」

話題性という意味では、申し分ない。

今まで歌舞伎なんかにカケラも興味がなかった層にも、届くんじゃないか。

古くさくて、小難しくて、なんか高尚/排他的。

高級でチケットが高額。

―――そういう、まちがったイメージを歌舞伎に対して持ってる人は、今も多いでしょう?

(お金がかかりそう、という点だけは正しいけどね!)

「歌舞伎とか、アタシには関係ないし」

そういう人のうち1000人にひとり、10000人にひとりでも、

ONE PIECEやるの? じゃあ観てみようか」

と思ってくれるかもしれない。

特に若い人たち、あるいは子供たちね。

猿之助はNHKで子供番組にも出てるから、幼稚園児でも知ってるのよね。

「見てみたい!」

思ってくれる人は多いんじゃないか。

猿之助にとって、歌舞伎にとって、あらたなファンを増やす絶好のチャンスになる。

成功すれば、すごいインパクトになる。

楽しみですね。


作者の尾田栄一郎は、猿之助を天才だと言ってる。

そりゃ営業トークもあるだろうけど、それはホントです(笑)。

特に贔屓ではないわたしですら、彼の舞台にはぶっ飛んだ。

あれはスゴイよ、天才だよって。

誰にでも言えるし、それはきっと、誰が見てもわかると思う。

猿之助じゃなければできない舞台。

猿之助一座(澤瀉屋=おもだかや)じゃなければ、できない芝居。

きっと、そうなると思います。

ケレン味とスピードが持ち味だからね。


なお>>

「どうしようか???」

芝居に先駆けて、原作を読んでみるべきかどうか。

ちょっとした悩みかもしれません(笑)。

もともと、少年マンガは(ごく一部の例外をのぞいて)好きじゃないんだよね・・・(汗)。

ストーリーもそうだけど、絵柄の好みが合わない(ことが多い)。

(腐女子にはジャンプなど少年マンガ大好き派と、全然ダメ派といますよね。)

トシのせいか、マンガの絵の好き嫌いは、年々はげしくなる一方なのです。

まして、コミックス75巻(連載中)もあるとか・・・!

いやー、無理でしょ。

そこまではできない、気がする。

だけど、ちょっと気にはなる。

うむむ。

来年、歌舞伎になるのがどのエピソードなのか、わかってからでも遅くないはず!

そう思うことにします(笑)。





●新春浅草

営業、一生懸命です。

http://www.kabuki-bito.jp/special/welcometoasakusa/01/

浅草寺羽子板市で「新春浅草歌舞伎」出演者がご挨拶

戦隊モノみたいな、あたらしいポスターもいいよ(笑)>>

http://www.kabuki-bito.jp/theaters/other/2015/01/post_141.html

隼人、なにをやらせてもカッコいいなあ。

ホントに戦隊モノの主人公でもやったら、きっと若いお母さんファンがいっぱいつくと思う・・・(笑)。





●そして玉さま

エアウィーヴシアターが誕生

スポンサー様のご意向、じゃなくて。

スポンサー様が、玉さまに上手にお金を絞り取られているように見えるのは、なぜ(笑)。

不思議だ。。。


【22/12/2014 02:11】 歌舞伎2013~ | Comments (0)
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藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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