Tender Greens (be-boy GOLD2015年02月号) No.4

●29日は

みぞれ・・・には、ギリギリなりませんでした。

でも、雪でもおかしくないくらいの寒さ。

いかにも冷え冷えとした一日でした。

朝からずうっと、どんより曇り空。

なにがイヤって、アレよ。

こういう日はとにかく、家の中が暗いんですよね。

うすぼんやりと、いつもより暗い。

比喩じゃなくて、実際に。

「くーらーいー!」

照明をつけても、晴れた日とそうでない日では、室内の明るさがちがう。

(というか照明がいつもより暗い気がして、全灯になってるかどうかリモコンを確認しちゃう。)

どこか視界が晴れない感じ?

ふだんから目が悪い人ほど、その差に気づくと思います。

視力に自信のない人が、ほら。

雨天にクルマの免許更新に行って、視力検査でギリギリ通過だったりするでしょう?

あれと同じ理屈だと思う。

室内であっても、晴れた日のほうが視力は出るものだから。

「よく見えない気がする・・・」

うす暗いので、PC作業もしんどい。

なんせ一日中、液晶画面の文字を追いかけていますからね(笑)。

「にっくきロウガンめ・・・!」

年齢のせいもあって、余計にひしひしと感じます(笑)。

太陽の恵みって、こういうところにも現れるんだなあ。

太陽は偉大だ。

お日さま、プリーズ。

つまり、笑顔の香藤くんプリーズ(笑)。

・・・って!

それが言いたかっただけかい(笑)。



BE・BOY GOLD (ビーボーイゴールド) 2015年02月号BE・BOY GOLD (ビーボーイゴールド) 2015年02月号
(2014/12/27)
不明

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今回のGOLD。

売れてるんだろうな。

売れてるといいな。

「うちの近くの書店で、発売日当日なのに、もうあと○冊しか残ってなかった!」

という報告を、何人もの方から聞きました。

ふふふ、いい傾向ですね(笑)。

春抱き』が載ってるときのGOLDは、売れる。

以前からそうだったし、今ももちろんそうであってほしい。

「でも、地味に値段あげて来るしねー」

という文句もありました(苦笑)。

実はわたし、それは知らなかった!

普段のGOLDよりちょっとだけ、高いんですってね???

春抱き』が載ってるときしか買わないので、だいたいいつも、この値段だと思ってました。

あはは。

セコイというのか、商魂たくましいというのか。

まあ、ロジカルな判断じゃない?

高くても売れるなら、値段を下げる必然性はない。

商売の基本ですね(汗)。






●そういうわけで

レビューもどきはさらに続きます。

なんかもう、永遠に終わらない気がする(爆)。

(ほぼ)不眠不休で、書いてるんだけどなあ。



BE・BOY GOLD (ビーボーイゴールド) 2015年02月号BE・BOY GOLD (ビーボーイゴールド) 2015年02月号
(2014/12/27)
不明

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※以下、ネタバレを含みます。

※いつものことですが、レビューは個人の主観的な、勝手な、自由な感想です。

※時と場合にもよりますが、愛にあふれるボケやツッコミ、矛盾や疑問点の指摘など、なんでもあり。

※稀にですが、自分自身が以前に書いたレビューとビミョーに食い違うことを、しれっと書いたりも???

※そういうのが苦手な方は、この辺で読むのをやめたほうがいいかも・・・(汗)。














シーン3 (つづき)

(大阪のホテル室内)

霧胡さん退場のあと、仕切り直し。

香藤くん紫衣翔くん相手に、岩城さんは昔がたりを始めます。

「彼女は、俺のマネージャーだった人だ」

ああ、なるほど。

そう来たか!


そうだったのか。


びっくり顔の香藤くんたちを見ながら、わたしも驚きました(笑)。

岩城さんの駆け出し時代の彼女。

若いころの恩人。

これまでいろいろと想像してきたし、それを小説にも、ブログにも書いてきました。

大筋では、今回のストーリーと矛盾しないと思ってるのよ(汗)。

・・・むしろ、予測のとおりだったとすら。

(って、これは強がりなんだけど、一応そう言わせてね。)

だけど、そっかあ。

マネージャーってのは、思いつかなかった(笑)。

それで納得した。

やっと、いろいろと腑に落ちました。


高校を卒業して家を飛び出し、ひとり東京にやってきた岩城さん

役者になるって夢があった。

でも別の言いかたをすれば、夢しかなかった。

コネも金もない未成年じゃあ、まっとうな仕事なんかもらえるわけがない。

年齢をごまかしてバイトしていたバーで、霧胡さんに出会った。

「ねえ、芸能界に興味ない?」

ああ、なるほどねー。

男女を入れ替えて想像すれば、すぐにわかる。

こんなん、アヤシゲな(というか悪質な)キャッチじゃないの(笑)。

モデルにならないかと誘って、結局はAVに出演させるような、そういう手口とあんまり変わらない。

当時の岩城さん、まだ夢見がちな18歳、19歳くらい。

バーの常連のきれいなお姉さん(霧胡さん)、推定年齢は20代後半かな?

(個人的に、ふたりの年齢差は7~8歳くらいかなあと思ってます。大きくて10歳差くらい。)



※以下くだらないです。

未成年をごまかして、オールバックでバーテンダーをやってた岩城さん

あのひとコマを見て、 

「黄(ワン)くんだ! 黄子満(ワンツーマン)だ!!」

いきなり脳内で絶叫してしまったのは、秘密です(爆)。

ワケアリの黒髪の系譜は、どこまで続くのか。

なんのことやらわからない方は、「南京路に花吹雪」で検索をどうぞ。



閑話休題。

きれいなお姉さんの勧誘に、おそらくは飛びついたであろう岩城さん

(もうちょっと用心しようよ、岩城さん!)

これが結果的に、不思議なケミストリーを生みだしたのだと思います。

ちょっと顔がきれいでイケてる子。

最初はね、気まぐれというか、彼女も軽い気持ちだったかもしれない。

若い男の子にちょっかいかけて遊んで、楽しませてもらおう。

使える子なら、いい目を見せてあげてもいいかな。

―――そんな刹那的な感じ?

その時点で霧胡さんはすでに、よくない意味で業界にどっぷりハマっていた。

女優志望だったのが騙され、諦め、あやしげな事務所の社長の愛人に。

(エスプランニングの前身。須木連合のフロント企業。)

(つまり、ヤーサマがらみの事務所だったわけです。ヘタするとヤクザの情婦だった?)

※ここでセンセの別作品とリンクするそうですが、ごめん。わたしは知らないのよ(汗)。

だから、霧胡さん。

芸能マネージャーというのも名ばかり。

AVに落ちるのだけは回避したけど、もうキラキラした夢なんか見なくなってる。

可愛い男の子を引っかけるのも、仕事というより、一種の憂さ晴らしだったのかもしれない。

だけど、それでも。

運命とは面白いものですね。

岩城さんとの出会いは、彼女にとってターニングポイントだったのだと思います。

歪んではいても、a girl meets a boy の世界。

芸能界の底辺というか、暗部というか、そういう泥水の中ではあるけどね。

「ねえ霧胡さん、俺、大河とか朝ドラとか出たい」

キラキラと夢を語る(ありし日の)岩城さん。

(テクノカット!)

途方もない高望みをしている、というより、危なっかしいほど純粋だったんだろうね。

初心で世間知らずのお坊ちゃん。

まっすぐで一生懸命で、上を目指そうと努力している。

そういう岩城さんと一緒にいると、霧胡さんは自分の境遇を忘れられたんじゃないかしら。

もう一度、彼を通して、夢を見る気になったのかもしれない。

愛玩動物みたいに可愛がって、美味しいもの食べさせて、ちょっと仕事もあてがって。

お気に入りの、若くてきれいなツバメくん。

―――その程度のつもりが、知らず知らず、本気になっちゃったんだと思う。

つまり、マネージャーと所属タレントとして。

そして同時に、ひっそりと、女と男として。


「今思えば、俺に夢を託してくれたんだと思う」

岩城さんはそう言います。

岩城さんにとっては、そういう認識だったんだろうね。

20年も昔のことだし、霧胡さんの献身をそう受け取るのは、当然かもしれない。

そこに潜んでいた年増女のひそかな願望に気づくわけ、ないよなあ。

岩城さんのつかう “恩人” という言葉。

さらりと流して、あまり詳しくは語らないけど、わたしは二人はそういう関係だったような気がしてます。

つまり、肉体関係ね。

(恋愛関係ではない。)

最初は 「メシを食わせてくれるきれいなお姉さん」 からスタートしたけど、徐々に。

売れない岩城さんの生活全般を、面倒見てくれるようになったんだと思う。

(といっても、ギリギリ岩城さんが「俺はヒモじゃないか」と思わない程度。)

一緒に暮らしていたのかどうか・・・?

ちがうんじゃないかなあ。

例のひとコマ(いかにもボロい木造アパートの一室ね)を見ると、一瞬そうかなとも思う。

でもあれ、きっと岩城さんの部屋なんですよね。

彼女がそこを訪ねてきただけ、ってことじゃないかと思う。

理由は単純に、彼女にはお金があるはずで、あんなボロ屋に住むわけがない、ってのと。

もうひとつ。

いくら鈍い岩城さんでも、同棲までしていたら 「ただの恩人」 とは思わないでしょう(苦笑)。

昔の彼女ではないって、香藤くんに言いきったものね。

そこはさすがに疑いたくない。


そして、運命のその日。

岩城さんが20代はじめで、霧胡さんは30歳前後くらい?

彼女は、事務所と岩城さんとの契約を打ち切った(更新しなかった)と告げた。

「そんなっ 俺、霧胡さんがいなくなったら、どうしたらいいんだよっ」

動揺する岩城さん。

霧胡さんは、もう疲れた、と。

東京を離れることにしたけど、岩城さんを事務所に残しておくのは忍びない。

(それだけ、事務所のタチが悪いということでしょう。)

「あんたを置いていくのも寝覚めが悪いから」

契約を切った霧胡さん。

※「目覚め」は慣用句のまちがい。

「あんたの、この綺麗な顔が好きだったなあ」

という霧胡さん。

このときの彼女の気持ちが、いたいほど伝わって来ます。

これはいわば、最後の賭けだったんじゃないか。

ひそかに、一方的に、自分ですらロクに認めずに来た恋愛感情。

相手にその気はないと知りながら、それでもかすかに夢を見ていた・・・?

「そしてSEXのあと、復讐するみたいに彼女は言った」

岩城さんの回想。

おもわず声が震えます。

「あんたが小さい小さい言ってた仕事は、私のココで取って来た仕事なのよ!」

ぐわあ。

そこまで言うか。

そんなふうに言うのか。

自虐的にすぎる。

報われない想いに耐えられなくなったのか。

最後の最後に、キラキラきれいなままの岩城さんをぶち壊したくなったのか。

傷つけたかったのか。

あるいは、決定的に関係を破壊したかったのか。

「鳴かぬなら殺してしまえ」方式で・・・?

いっそ嫌われたかったのか。

自分の執着を、完膚無きまでに断ち切るために。


「あの時の絶望ったらない!」

岩城さんは自分を責めます。

たぶん彼は今でも、霧胡さんの秘めたる感情に気づいていない(ような気がする)。

ふつうの芸能マネージャーの領分をはるかに超えて、岩城さんの面倒を見てくれた霧胡さん。

なにも知らず、知ろうとせず、彼女に甘えきっていた愚かな自分。

―――ショックだろうなあ。

自分を許せないのはあたりまえだ。

だって要するに、岩城さんのやっていたこと。

大の恩人に売春をさせて、そのあがりを掠め取っていたに等しい。

のみならず、そのあがりが少ないって文句を言ってたわけだから。

(岩城さん視点では、という意味。)

―――これが、岩城さんのいった 「みっともないこと」 の正体。

「岩城さん、もういい!!」

悔恨で取り乱した岩城さんを、香藤くんがあわてて宥めます。

ここからあと、彼はずっと岩城さんを抱きかかえたまんま。

・・・ふひ。


荒い息をつきながら、岩城さんが言葉を続けます。

今日、20年ぶりに会った霧胡さん。

彼女の姿をみとめて一瞬ことばを失ったのは、印象があまりにも変わっていなかったからなのだ、と。

岩城さんの言いたいことは、あれだ。

結婚して子供を産んで、幸せになっていてほしかった。

穏やかにまるくなった彼女を期待していた。

でも彼女は、変わっていなかった。

東京で不本意な愛人生活を送っていた頃の険しい、刺々しい雰囲気のまま。

ひとを信じない、手負いの獣のような。

それが衝撃だったのでしょう。

「あの日のまま・・・ずっと同じ所で苦しんで、生きてきたんだと―――」

わかってしまった。

岩城さんにとって、それはいちばん辛いことだ。

積年の悔恨と罪悪感。

霧胡さんが今しあわせでいるのなら、少しは心が晴れただろうに。

あのときは同じ場所にいた二人。

でも20年を経た今、ふたりの状況はあまりにも違う。

違いすぎて哀しい。

自分ではどうしようもないだけに、岩城さんもしんどいだろうと思います。


とはいえ、目の前には紫衣くんがいる。

どう見ても、まっとうな家庭で愛されて育ったであろう彼。

それが岩城さんの救いになってるんですね。

(ここでも、岩城さんの彼を見る目に、「自分の息子として」という意識はない。)

―――彼女はまっとうな子育てをした。

ということはきっと、いい旦那さんと巡り合ったんだろう。

そう、祈るような気持ち。

それを聞いて、紫衣くんも涙をこぼします。

どうにもならない悔しさ、なのだと思う。

「チビでメタボで・・・」

って、あんまり何回も言ってやるなよ(汗)。

お父さんが好きなのはわかるけど。

好きだからこそ、岩城さん(の容姿)との落差がくやしいんだよね。

負けてるとは思いたくない。

母親のふたりの男に対する態度がちがうのを、納得したくない。

「いつもより化粧が濃い母さんが・・・凄く嫌だった・・・!!」

母親がほかの男に執着してるなんて、知りたくなかっただろうなあ。

“母親の女の部分”

に拒否反応を示すのは、子供ならあたりまえだ。

そうでなくても彼は、母親が

「自分を妊娠したころ、(岩城さんを含め)複数の男性と関係を持っていた」

ことを知ってしまった。

それも、彼女自身の口から。

もう18歳、だけどまだたったの18歳。

もともと母親とはうまく行ってなかったにせよ、ひどい仕打ちですよね。

そんなん、子供に教えるもんじゃない。

期待して、裏切られて、期待して、幻滅する。

そういう経験を、紫衣くんはこれまでくり返してきたのかもしれません。

ふつうの親子関係は、今さら望むべくもない。

とはいえ、完全に切り捨てることもできない。

岩城さんとの血縁云々がなくても、彼の葛藤はしばらく続きそうです。

(これだけ母親との関係がこじれてしまうと、フロイト先生的な解釈では、つまり・・・!?)






●というわけで、

中途半端ですが、この辺で。

またね。。。


【30/12/2014 07:12】 春を抱いていた | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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