Tender Greens (be-boy GOLD2015年02月号) No.11

●ふええ・・・

気がついたらもう、松の内をすぎてました(笑)。

お正月、どこに行っちゃったんだろう。

この10日ほど、いったい何をしてたんだワタシ。

クリスマスもお正月も、まるで実感のないまま終わったなあ。

うむむ。

これでいいのか。

春抱き』(ほぼ)オンリー生活、もう何日目でしょうか。

これだけ延々と、雑誌に連載されたお話のことを考え続けたのは、初めてかもしれない。

春抱き』歴だいたい10年ですが、今までにない体験だわ(笑)。

寄る年波&ロウガンと闘うわたしもアレですが、おつきあいくださる皆様も大変でしょう。

連日、たくさんの方が来てくださっています。

感謝、感謝です。


たまーに、ごくたまに、変な書き込みもありますよ・・・(汗)。

どういったらいいのかなあ。

“荒らし” 認定していいかどうか、微妙なラインで。

実をいうと、その手の不愉快なコメントが来るのも久しぶりのことです。

(数年前はそういうの、頻繁にありました。神経ガリガリやられる感じで、ホントしんどいのよね。)

ここ数年はそういうのにあまり遭遇していなかったので、なんというか、

「荒らしやなりすましが暴れるのも、人気作品ゆえ。ってことは・・・!?」

なんて、都合のいいように解釈してみたりして(笑)。

光がつよく当たればあたるほど、陰も濃くなる。

そういうことじゃないかと思っています。


ぽよよん岩城さん

いつの間にか、この呼び名で通るようになってしまった(笑)。

天才的な研究者のはずが、いまいち脳みそが足りないおバカさんになってます。

あれで本当にお仕事、大丈夫なのか。

心配ではありますが、まあ、いいか。

初恋にいっぱいいっぱいの少女みたいな可憐さ(笑)が身上のオッサン、です。

それでいいのか、岩城京介。

つづきも鋭意、書いて行く予定です。

まだしばらく続きますので、どうぞよろしくご贔屓に。






●というわけで、

さて、『テンダー・グリーン』のれびゅうです。

いい加減このへんで切り上げないと、ダメだろう(苦笑)。



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(2014/12/27)
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※以下、ネタバレありあり。

※いつものことですが、レビューは個人の主観的な、勝手な、自由な感想です。

※愛にあふれるボケやツッコミ、矛盾や疑問点の指摘など、結構なんでもあり。

※稀に自分自身が以前に書いたレビューとビミョーに食い違うことを、しれっと書いたりもしてるかも。

※そういうのが苦手な方は、この辺で読むのをやめたほうがいいのでは・・・(汗)。














シーン7

(都内の法律事務所)

さて。

スリーピースにノータイの岩城さん

さりげない格好なのに、なぜにこれほど色っぽい。

くひひ。

槇村先生。

インタープロの顧問弁護士、だそうです。

顔が見えないのが残念だけど、今後またお会いする機会があるかもね(笑)。



もっとも厳密にいうと、顧問弁護士がひとりとは限らない。

ひとつの事務所に所属する複数の弁護士が、それぞれ専門分野ごとにインタープロのさまざまな案件を担当してる・・・っていうほうが普通でしょう。

(エンタメ・メディア法務、ライセンス関係、会社法務、金融、労務、租税などなど)

この先生が家族法の専門である可能性も、だからありますね。

(家族法=離婚その他の男女関係、相続や遺言などにかかわる法律ね)

ちなみに>>

弁護士といえば、かつて岩城さん狙撃事件のとき。

インタープロ元社長の野島さん(父)の代理人が、記者会見したことがありましたね。

あれは刑事事件でしたので(覚醒剤取締法違反など)、別の事務所の別の先生だったかもなあ。

ごめん、↑この部分↑まちがってましたね(汗)。

「長年、顧問弁護士を・・・」 ってセリフがあったのを見落としてました。

すまん。

ってことは、これが槇村先生である可能性もあるのかな・・・?



で、DNA鑑定の結果。

ページをめくるまでもない。

衝撃を隠せない岩城さんの、あの顔を見ただけでわかりますよね。

「そっかぁ・・・」

(あんな表情、よくも描けるもんだよなあ。)

鑑定書を持つ岩城さんの手がふるえています。

(こんな場面で不謹慎ながら、彼の手の美しさにはいつも見惚れます。)

父性確率にずらりと並ぶ 「9」 の数字。

最高値。

つまり 「岩城京介は紫衣翔の父親である」 ということになります。

(誤解なさっている方もいらっしゃるようですが、父子鑑定でこれ以上高い数値は出ません。父子関係がないのであれば 「ゼロ%」 という数字が出ますが、ある場合は 「99.9999…%」 が最高値。なぜ100%にならないかは、説明するとめちゃくちゃ長くなるので、気になる方はぐぐってみてね。)

「そっかあ・・・」

岩城さんのセリフを、読者も思わずもらしたことと思います。

この瞬間、『春抱き』は変わったよね。

ため息というより、息を呑むほどの衝撃でした。

マジか。

ああ、ホントなんだ。

ホントのほんとに、そうなっちゃうんだ―――。

今までの『春抱き』はもう戻ってこない。

あらたなフェイズに突入したのだと、そう思うしかない。


なんというか、もうね。

センセはチャレンジャーだなあ、と思うしかない気がします(笑)。

10数年つづいている人気作品の予定調和を、平気でこんなふうにぶち壊してくれる(笑)。

よくも悪くも、ファンの期待と予測の斜め上な展開をつきつけてくる。

安定した人気に安住しない。

ファンが期待するものっていうのは、創作する立場からいうと、

「もうすでに描いたこと」

の繰り返しなんですよね。

なんかしらトラブルが起きて、誤解して喧嘩して、悩んで揉めて、いろいろあって元の鞘に戻る。

春抱き』の黄金パターン、といっていいかもしれない。

永遠にそれでいいのなら、たぶん作者も楽なのかもしれない。

でもきっと、そのうち飽きられてしまう。

(あるいは、描いてる本人が飽きてしまうのかも!?)

そこで満足して停滞していたら、新しいファンを獲得できない。

水戸黄門じゃないけど、いずれマンネリに陥ってしまう。

(それでもいい、というファンは一定数いると思うけど、ジリ貧リスクはありますよね。)

だからここで、カンフル剤が来たのかな。

新たなる試練。

爆弾を投げ込まれたようなものですが、その辺が、さすが新田祐克だというべきか(笑)。

試される読者(ちょっとM気味)の運命やいかに。

・・・うぐぐ。


前にも書きましたけど、『春抱き』はすでに

“到達しちゃってる”

作品です。

一般的に少女マンガ、まあ恋愛を中心にすえた漫画という意味ですが、その手の作品は

「a boy meets a girl」

が基本でしょう?

(いや、BLの場合は、「a boy meets another boy」だけどね!)

出会い、近づき、ときめき、誤解や葛藤があり、紆余曲折を経て、恋愛が成就する。

昔なら、ふたりが両想いになったところでハッピーエンド、です。

今はそこまで単純ではないし、特にBLなら、オトナの関係も十分に描きますからね(笑)。

そういう意味では「両想い」の先に、ある程度のストーリーが続く。

そこでまた、同じパターンを繰り返すわけですよ。

恋人同士になったけど、やっぱりすれ違いや誤解や浮気や、まあいろいろ。

障害があって、試練があって、すったもんだの挙句に、二人の仲はより強固なものになる。

(男女なら、結婚したり子供が生まれたりして、枝葉が広がっていったりもする。)

でも『春抱き』は、そういうのもほとんどクリアしてしまった(笑)。

到達してる、というのはそういう意味です。

今さら浮気スキャンダルでもないし、すれ違い夫婦の危機でもない。

ライバルとしての対決も、実家とのやり取りも、大ゲンカも、事故も怪我も、三角関係(?)も、みんなやっちゃった。

これ以上、どうドラマを盛り上げろというのか。


わたしの勝手な認識ですが>>

だいたい『冬の蝉』の映画ロケの前後から、『春抱き』はゆっくり変容してきたように思います。

方向の転換、というのかな。

お互いがお互いに向きあい恋愛模様を繰り広げる段階から、ふたりが同じ方向(=未来)を向いて、しっかり一緒に人生を歩んでいく物語へ。

そこから先は、苦楽を共に生きる夫婦の話です。

今回の試練は、その延長線上にある。

生きていれば、そりゃいろいろあるよね。

思いがけない出来事に、足を掬われそうになったりもしよう。

でも、繋いだ手が離れることはない。

生涯のパートナーだからね。

そう考えれば、なんとなく許せる気がしませんか。

アリなのよ、って思えません?

今のふたりだからこそ、この騒動なんだと思うの。

数年前のふたりだったら、「父性確率99.9999%」の衝撃に耐えられたかどうか。

(ファンのほうが先に悲鳴を上げたかも!?)

起きるべくして起きたのだ、と。

そう無理やり、自分を納得させ・・・られないかな・・・?(笑)

・・・く、苦しいか(汗)。





シーン8

(岩城さんのアストンマーティンの車内で)

鑑定書の結果から、すぐにシーンは切り替わります。

クルマの助手席で、じっと岩城さんの帰りを待つ香藤くん

緊張した横顔です。

ガチャ、と。

無言でどさりと、運転席に座りこむ岩城さん。

飛び上がっておどろく香藤くんに、岩城さんのひと言。

「サンライズの社長と一席設けたい」

頼まれてくれないか、と。

(このセリフはとっても岩城さんらしくて、めちゃくちゃカッコいい!)

「えっ・・・じゃあ」

言うまでもない。

香藤くんにとっても、予想していたとはいえショックだったでしょう。

「でも岩城さんっ」
「わかってる―――」

ここの会話は、すごくいい。

まさに夫婦ならではのコミュニケーション、という気がするから。

DNA鑑定の結果がどうだったのか、言葉にする必要なんかない。

それを踏まえた上で、香藤くん

「うちの社長にわざわざ言わなくても」

というリアクションを見せる。

香藤くんがそんなふうに反応するのを見越して、それでも岩城さんは、説明しておくべきだと考える。

「それがあの子のためでもある」

紫衣くんの事務所が知らずにいたら、いざというとき困るものね。

“いざというとき”

―――この言葉の重さときたら、ねえ。

いざというとき、かあ。

この話をマスコミが嗅ぎつけたら、ということですよね。

「うちも清水さんの耳には入れておこうと思う」

このあたり、岩城さんは前々から考えていたのでしょう。

鑑定の結果次第でしなくてはいけないこと、ずっと検討していたのだと思います。

香藤くんの思い。

すでにショックとか不安ではなくて、万が一に備えた具体的な対策を講じるほうに切り替えています。

小さな秘密が、シミのように広がっていく。

―――きっと、いやな予感はあるんだろうなあ。

どれほど秘密をとどめておくために必死になっても、いつかどこかで漏れてしまう、という。

この時点ですでに>>

霧胡さん、紫衣くん、岩城さん、香藤くん、槇村先生が知ってる。

洋介くんも察してるし、カバだって(確定ではないにせよ)聞いている。

(鑑定を行った研究機関の記録にもあるわけで、そこから絶対に漏れないという保証もない。)

それにサンライズの社長、金子さん、清水さん。

さらに秘書とか、紫衣くんにつくであろうマネージャーとか。

どっかで誰かが立ち聞きする/されるかもしれないし、スマートフォンを落とすかもしれない。

「ここだけの秘密だけど」

で、家族や恋人に言わないとも限らない。

・・・香藤くんの不安はもっともです。


「―――こういうとき、何て声をかけていいか」

そう言える香藤くんは、本当に凄いと思います。

京都では自分の不安と焦燥で押し潰されそうだったけど、ここではある程度のゆとりを取り戻している。

岩城さんの立場になって考えることができる。

さすが香藤くん、大物だなあ。

岩城さんのピンチにあたって、

“どうやったら岩城さんを守れるのか”

という現実的な方向に、頭を切り替えたってことでしょうね。

きれいなきれいな岩城さんの横顔。

「そうだと知った今でも、実感は湧かない」

そりゃそうだよ、岩城さん。

洋介くんと同じように思えるようになる日なんか、来ないかもしれないよ?

岩城さんが洋介くんを可愛がるのは、香藤くんに似てる&血が繋がっているからじゃない。

(いや、それもあるんだろうけど!)

洋介くんの生まれる前からすでに、岩城さんは彼の人生に関わってきた。

(というか、疑似妊娠体験までしてないか。ねえ。)

生まれた瞬間に、あのドアの前にいた。

あの日から10年(推定)、積み上げてきた年月があるから、愛おしいわけですよね。

Nature or nurture?

よく言われることだけど、親子の結びつきに「血」はどのくらい関係があるのか。

しみじみ考えさせられますね。

一緒に歩んできた歴史のまったくない人間を、

「生物学的に、あなたの息子さんですよ」

と言われて、いきなり親しく、いとおしく思えるわけがない。

つい先日まで、その子の存在すら知らなかったのだから。

このへんは、男性性、ってのもあると思います。

まったく知らない、想像さえしなかった実の子が、唐突に目の前に現れる。

―――なんて事態は、男性にしか起こらない。

ちょっと女性には想像しがたい心理かも。


「愛し合っていた人が産んだ子ならいざしらず」

という香藤くんの言葉に、こっそり笑いました。

笑うようなシーンじゃないんだけど、ごめん。

さりげなく、もしかしたら無意識で、岩城さんと霧胡さんは

「そういう(=愛し合っていた)関係じゃなかったんだよね? ね?」

そういう解釈でいいんだよね?

って、念を押しているみたいで。


そして岩城さん。

心の準備がある程度できていたからなのか、落ち着いていますね。

困惑してるし、これからのいろいろを考えると気が重いけど、あれだ。

「真実から目をそむけても良いことなんて起こらない」

って、断言しただけのことはある。

なんというか、前向きな姿勢を見せてくれます。

運命のめぐりあわせを感じないでもない、って。

香藤くんが主演の作品に、紫衣くんと洋介くんが同時にデビューする。

実の息子と、息子みたいに愛おしい子。

「こうなる運命だったのかな」

―――なるほど、珍しくポジティブだ(笑)。

(香藤くんもちょっと驚いてるよ。)

香藤くんと自分の命のほかは、人生のかすり傷。

なんとかなる。

そう言った岩城さんの謎の自信そのままに、やけに強気です。

いいよ、いいよー。

つきつけられた事実は衝撃的だけど、それはもう動かしようがない。

20年も前のことを悔やんでもしょうがない。

だから、今これから出来ることを考える。

それでいいのだと思います。

「なんせまたひとつ、責任ある身になったんだ。ぐらついてなんていられない」

いい意味での開き直りですね。

苦笑する岩城さんを見つめる香藤くんも、ひと皮むけた感じ。

自信を取り戻した、って感じか。

(京都から帰ってからこの日まで、自宅で岩城さんにさんざん甘やかされたと想像します。)

つよく逞しい岩城さんに、あらためて惚れ直した様子。

「おまえを守るためなら、俺は何でもする」

あの岩城さんの誓いの言葉。

それが香藤くんの、新たなよりどころになっているのかもしれません。


で、最後ね。

これだけ重たく苦しい展開のあとで、『春抱き』的オチがあるのがスゴイ(笑)。

というか、岩城さんがヒドイ。

(^~^;)

マジでひどい・・・!(笑)

立場が逆で、香藤くんにまさかの隠し子がいたりしたら・・・?

「無理だな」

「冗談じゃないな」

「死んでも嫌だな」


ま さ か の 身 勝 手、 三 連 発。


ひでえ。

そこまで言うか。

(((((((;´д`)))))))

キチクのごとき自分勝手なお言葉に、スーパー岩城さんフリークのわたしも呆然・・・(笑)。

香藤くんの抗議、もっともですよ。

「俺、健気に耐えたんだから」

フツーなら鼻で笑ってやりたいけど、これは笑えないよー。

香藤くんのこの言葉、掛け値なしの真実だもの(笑)。

けなげ、まさに。

しつこいようですが、今回の香藤くんは最初から最後までパーフェクトだったでしょう?

こんなに素晴らしい旦那さま、世界中どこを探してもいない(笑)。

ほんとうに健気で、懐がふかくて、洞察力にすぐれ、そして絶倫じゃんか。

岩城さんの人生に必要なもの、全部もってる人じゃんか(笑)。

ひどいよ、岩城さん。

冗談で言ってると思いたいけど、この手の冗談をいう人だとは・・・ねえ。

うーん。

ああ、やっぱり香藤くんはかわいそうだ・・・!

(そして、Sモードの岩城さんも大好きだ!)

ちゃんちゃん。






●そして

今後の展開?

ええ、それがわかれば苦労はしません(苦笑)。

お茶会でまず話題になったのは、認知とか相続とか、そういう話。

親子関係不存在の確認調停。

そして養子縁組の話。

ほとんど法律がらみですね。

※今後のストーリーに(おそらく)関係あるものも、ないものも含まれます。

これらについては、また後日あらためて書きますね。

では、また。。。


【09/01/2015 06:01】 春を抱いていた | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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