●まったく
春たけなわから、早春に逆戻りしたみたい。
冬・・・とまでは言わない、言いたくない。
最高気温が11度じゃ、まあ、冬みたいなもんだけど。
大気不安定な状態続く 落雷・突風に注意事実、大荒れですね。
ものすごい寒気が来てるらしい。
うーん。







ずーっと、こんな感じ。
雨ばっかりでうんざりします。

天気予報もどんよりです。
明日も明後日も、
雨模様らしいですね。
あぐぐ。
なんか少しはいいこと、ないかな???
(ネット俗語でこういうのを、ポジ要素を探す、とか言うらしい。)
①少なくとも朝、着るもので悩まない。
これだけ寒いと、ほぼ冬仕様でおっけー。
コートの有無で迷う余地すらないんですもの。
②もうすぐ『春抱き』が読める。
うん、あと少しだよね。
③あとは・・・思いつかない(笑)。
(小声で)まーくんにかろうじて初白星がついたこと、かな? お天気に関係ないけど。みなさま、どうぞあったかくお過ごしください。
●例の
いろいろと不評なNHK
大河ドラマ。
ついに、ひとケタ視聴率を記録したそうですね。
統一地方選の開票速報で放送時間がずれたとはいえ、なんというか、もうね。
「あったりまえじゃん!」
というイジワルな気持ちよりも、むしろ
「ご、ご愁傷さま・・・」
現場で奮闘しているであろう役者さんとスタッフが、気の毒になってきました。
“ケチがつく”
って、おそろしい。
今回しみじみそう思いました。
4月でひとケタ視聴率じゃ、年末までどうやって生き伸びるのか。
さんざん酷評された「平清盛」ですら、視聴率がひとケタに落ちたのは8月だったそうです。
それもロンドン・オリンピックの女子マラソン中継とぶつかったとかで、それなりの理由があった。
(ついでにいうと「平清盛」は、作品としての評価は悪くない。人気はなかったけど内容はよかった、と支持する視聴者は結構いるようです。)
今まで言われてきた「花燃ゆ」不評の原因は、
①主人公が無名&歴史上の活躍があったとは言えない
②女性視聴者/ライト層に媚びるえげつない宣伝への拒否感
③歴史的事実を、現代の価値観(男女平等とか反戦思想とか)でねじ曲げる
④脚本家に実力がない(ホームドラマしか書けない)
ってことでした。
それに加えて、今はあれよね。
政治的にも微妙な、現在進行形のNHKスキャンダル。
籾井勝人NHK会長、会社のハイヤーで私的ゴルフ認める 監査委員会が調査NHKのヤラセ疑惑で番組製作の「カラクリ」が露呈? 業界内に衝撃もともと籾井会長と政権との “距離感” が取り沙汰されてたし。
そうでなくても、受信料をめぐるNHKの姿勢には批判も多い。
NHK スマホとPCから受信料でプロバイダー代行徴収案も出るとにかくNHK、目下あまり評判がよろしくない。
こういうニュースって、サブリミナルに視聴者のムードを左右しますよね。
おもたーい雰囲気。
そういうのが間接的に、
大河ドラマの足を引っ張ってるのかもしれません。
(その一方で「マッサン」の成功もあったりして、決してNHKアンチな空気ばかりじゃないとは思うけど。)
正直にいうとさ、
「長州を舞台に大河をやるってこと自体、安倍政権へのおもねりだ」
という意見は、まあそうかもね、とは思う。
そういうのはよくないよね、とも思う。
※ご存知だとは思いますが、安倍さんは山口県=長州選出の代議士です。
いわゆるお膝元、です。
(ご本人は東京生まれ、東京育ちなんだけどね。)
でも、その是非は置いといて、ですよ?
もし長州をテーマに
大河ドラマをつくろうとするなら、いくらでも人材はあるのよ。
ホント、ありすぎるぐらい。
言ってみれば、綺羅星のごとき「大河のネタ」の宝庫。
順不同で、思いつくままに挙げるだけでも、
伊藤博文
山縣有朋
高杉晋作
吉田松陰
木戸孝允
児玉源太郎
乃木希典
松岡洋右
などなど(ランダムなリストでごめん)。
全員がかならずしも、
大河ドラマの主人公にふさわしいかっていうと、ちょっと違うかもしれない。
政治的、外交的な理由で、ヒーロー的に取り上げにくい人材もいる。
それを差し引いても、長州メインの物語はいくらでもつくれる。
だって実在の、ほんとうの歴史の主役と呼べる人たちがいるんだから。
仮にそこに、時の政権にへつらう意図があったとしても、まっとうな
大河ドラマはつくれると思う。
そしてそれが歴史ドラマとして良質ならば、視聴者は文句いわないと思う。
それなのに、ね。
なんで吉田松陰の妹なのか。
どうしてこうなった、と思っちゃうよね。
“昔ながらの”
大河ドラマの、暗く重たくむずかしい雰囲気。
※本当に重たくてむずかしいとファンが思っているかは別ですが。
それを脱却して、歴史マニア以外にも受けるドラマをつくりたい。
新しいファン層を取り込みたい。
それはわからないわけじゃないんだ。
でも、だからってなんで、こうなるのか(笑)。
女性に受けるように旬のイケメンを揃える、とかさ。
低視聴率にあわてて、美熟女をそろえてセクシー路線を目指す、とかさ。
まあ半ばはスポーツ紙の煽り記事かもしれないけど、ホント、ひどいんですよね(笑)。
そういうのを聞くたびに、どんどん視聴者が離れていくと思う。
心がね、離れるのさ。
バカにされてるの、丸わかりだもんね。
女受けのよいドラマを目指して、小難しい歴史描写は二の次、とか。
女性を主人公に据えて、ふわふわ楽しげな大河を演出する、とか。
「わかってないんだなあ」
と思ってしまう。
ドラマとして面白ければ、男女関係なく、ひとは見るのよ。
『半沢直樹』がまさに、最近の好例でしょう。
キャストもストーリーも、いわゆる「女子受け狙い」にはほど遠かった。
銀行の中の話で、スーツ姿のおっさんばっかりだったし。
金融の専門用語も多くて、難しいといえばむずかしかったし。
でもおもしろかったから、あの驚異的な高視聴率をたたき出した。
老いも若いも、男も女もまんべんなく、あのドラマを見たということでしょう。
シンプルに、いい歴史ドラマをつくる。
NHKはひょっとして、それを忘れてるんじゃないか。
特定の視聴者層を想定して、そこに媚びようと汲々としすぎてはいないか。
―――そんな気がします。
それにしても、もったいない。
「一話一億円」といわれる予算も俳優さんたち、もったいないですよね。
(そして来年の「真田丸」への期待が高まるばかり・・・?)
打ち切り説すら流れてますが、さすがにそれはないだろうと思う。
それこそ前代未聞ですものね。
でも、予断は許さないのかもしれない。
受信料でなにをするかが、目下きびしくチェックされているNHKです。
あまりにも不評だと、これから厳しいかもね。
NHKにとって大河ドラマは、大事な大事な遺産のはず。
大切に扱ってほしいと、古くからのファンとしては思わずにはいられません。
●では、
またね。。。