●コメントやお便り
ありがとうございます。
ご心配をおかけしました。
お陰さまでなんとか元気です。
花粉シーズンもそろそろ終わり・・・ですよね?
きっとそうですよね。
いくらなんでも、4月も後半だもの。
このところ体調が思わしくないのはみんな、アレルギーが悪い。
花粉のせい。
そう頑なに信じていますが(笑)、そろそろ限界です。
早く終わらないかなあ。
もうホント、うんざりです。
パーっと窓を全開にして、空気を入れ換えたいなあ。
雨の日にこそこそ窓を開けるのは、もうイヤだ(笑)。
換気扇やエアコンではさすがに限界があります。
衣替えシーズンでもあるしなあ。
そろそろ布団をしまったり、ラグを換えたりもしたい。
・・・とはいうものの、花粉シーズンが終わる=暑くなる、ですよね(汗)。
うむむ、それはそれでイヤかも。
暑いのキライ。
結局、わがままなだけか・・・(爆)。
●
桜咲く
遅咲きの
桜は、今ちょうど満開です。
ここ数日の荒れたお天気で、つぼみの具合が心配でした。
でも、なんだかんだで自然は強い。
草木の生命力ってすごい。
イチヨウも、ショウゲツも、フゲンゾウも、カンザンも。
ちゃんと立派に、華やかな開花を迎えていました。

というわけで、まずは
松月(ショウゲツ)の
写真から。
松月、あるいは
松月桜。
「あれ、ショウゲツ・・・?」

そうなんです。
このブログでこの名前を書くのは初めてです。
今までずっと、一葉(イチヨウ)だと思っていたのです。
でもなんか気になって、気になって、ずっと調べてました。
最近になってようやく、これはサトザクラの一種の
松月ではないか、と思うように・・・(汗)。
一葉も似てますが、
松月のほうがより、画像の
桜の特徴に近い。
というわけで、お詫びと訂正です。
松月。
・・・という名前の、実にゴージャスな八重
桜です。

松月の特徴。
咲くのがかなり遅い(関東地方で4月中旬~下旬)。
大きくて華やかな八重咲き。
花びらは中心から真っ白で、周辺がほのかにピンク色。
花弁のふちにナデシコのような細かい切れ目がある・・・フリルみたいな感じ。
花はいくつか毬のようにまとまって下向きに咲く。
葉っぱは緑色で、開花とほぼ同時に出る。
そしてとても特徴的な、葉化した雌しべ(場合によって1本~2本)。
アップの
写真のとおり、花の中心から緑色のツノが飛び出しています。
これがある
桜は、わずか数種類しかない。
松月と、一葉と、
普賢象と。
わたしはそのくらいしか知りません。
あ、
関山もそうなのかな。

あんまり大きな木じゃないのも、松月の特徴らしいです。
「大きくなりすぎない」というのも、人気の栽培種の秘訣みたい。

で、本当に華やかな桜なのよね。
ご覧のとおりです。
ふわっふわでもっこもこ。
ボリュームがあるし、白~ピンクの濃淡が美しい。
ピンク色のつぼみがぽんぽんと連なっているのも、とても可愛らしい。

見てるだけでうっとり・・・(笑)。
桜はバラ科の植物ですが、松月は、いちばん薔薇を彷彿とさせる桜かもしれないなあ。
・・・ってのは、去年も書いたかも。

下から見上げると、こんな感じ。
つぼみ、いっぱいですよね。
この週末でちょうど満開になります。
この美しさが楽しめるのは、あと何日なんだろう。
そう思うと、やたらと焦りを感じます。

一葉ではないと、考えるようになったきっかけ。
それはシンプルに、葉化した雌しべの数が花によって違ったからです。
1本のときもあれば、2本のときもある。
それで 「あれれ?」 と思いました。
一般的に、葉化した雌しべの数は、一葉なら1本。
(名前がまさに、そういう意味ですから。)
普賢象なら、2本のはず。
でもこの木の桜は、数がまちまちでした。
「そのくらい早く気づけよ!」
ってなもんですが、わりとね、見過ごすのよ・・・(汗)。
失礼しました。
●その他の
満開の桜たち。
詳細な画像は、また後日。

黄緑色、あるいはクリーム色の
鬱金。
開花からかなり時間が経っていますが、まだまだ健在でした。
もう散ってるかなと思っていたので、これにはびっくり。
意外としぶとい(笑)。
丈夫で長持ち?
といっても、もう盛りは過ぎつつあります。
あと数日で終わり、と思うとさびしい。

こちらもサトザクラの代表選手、
普賢象。
つぼみの数でいうと8分咲き、といった感じでしょうか。
見た目にはまあ、満開に見えますね。

こちらはちょっと終わりかけの、
御衣黄。
緑色の桜です。
新緑にまぎれて見えにくいですね。
鬱金と同じく、花のおわりは紅色が差すんですよ。
それがなんともいえず美しい。

そして遅咲きの名花、
関山(カンザン)。
(学名ではセキヤマなのに、なぜ音読みが普及したんでしょうね?)
濃厚なぽってりした花がほぼ満開でした。
この濃いピンク色。
どこか、見覚えがありませんか。
わたしたちが和菓子などで見かける桜の花の塩漬けは、この
関山なんだそうです。
桜色と言われると想像するのはこの色、という人もいるかも。
日本を代表する桜の一種です。
●というわけで
では、またね。。。