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まーくんえっと、あのね。
昨夜というか今朝、夢を見たんですよ。
どういうわけか、
まーくんの夢です(汗)。
けっこうストーリー性のある、鮮明な夢。
・・・あはは。
「そんなん言ったら引かれるから(やめとけ)」
って小鳥さんには言われたけど、書いちゃう。
正確にいうと、
まーくんの奥さんと一緒になんか遊んでる夢でした。
うむ。
やたら楽しかった。
それでどういうわけか、一緒に
野球を観戦してるわけです。
(なにしろ夢ですので、時系列とか空間とか、いろいろめちゃくちゃです。ご容赦ください。)
無論
まーくんが投げてるわけですが、相手のピッチャーがなんだか、
“かつての好敵手”
的なポジションの人で、久しぶりの対決にみんな盛り上がっている。
※念のためにいっておくと、どこぞのハンカチっぽい人ではない。
まーくんも試合前のインタビューで、いつもより気合が入ってる感じだった。
「いいぞ、いけ!」
ファンの声援を受け、
まーくんが快投して勝利を収める。
・・・っていう、ね。
非常に安易で都合のいい、わかりやすい願望たっぷりの夢でした。
で、日曜日の朝。
といっても寝坊したので、すでに日は高い。
いつも通りPCを立ち上げてニュースを見てみると、おお!
田中 今季最長の7回無失点で2勝目田中将大が圧巻の投球、ヤンキースがレイズ粉砕 米紙も絶賛【米国はこう見ている】田中将大の2勝目に辛辣NYメディアも一転、絶賛の嵐 「おかえり、タナカ」まーくん、勝ってるではないか。
「予知夢だったのか・・・!」
わお。
すごい(アホな自画自賛)。
2勝目もうれしいけど、より嬉しいのはその内容です。
7回を2安打無失点、8奪三振、無四球。
全85球中、ストライクが58球。
ストライク率が68%。
これは昨年の好調時とだいたい同じ。
(ちなみにこれを電卓で計算してたら、小鳥さんに「
野球オタすぎる」と笑われた。ヒドイ。)
(わたしは野球オタじゃなくて、単なるまーオタだよ。失礼な。)要するに、ほぼカンペキなピッチングだったのがわかります。
というか、クオリティ・スタート=QS自体が久しぶりだなあ。
MLBのダイジェスト動画を見たけど、落ち着いてたしカラダのキレもよかった。
コントロールの良さは相変わらず。
丁寧にコーナーをついて、相手チームにつけいるスキを与えなかった。
速球の最高値が時速150キロくらい。
彼の最速にはまだ及ばないけど、これもまずまずの数字。
ホッとしました。
ケガ以降の成績を見る限り、これで安泰、とはとても言えません。
やっと復調してきたのかな、という程度。
でも、よかった。
まーくんの本来の資質すら、このところ疑われていましたから。
信頼という意味では、まだ2年目だもの。
(さらにいうと、1年目すら途中でケガ離脱してるわけだし。)
信頼 “回復” というより、信頼をこれから築き上げて行けるといい。
これだけの投球ができるピッチャーなんだと、見せられたのは本当によかった。
これがきっかけで、調子が上向いて来ますように。
チームもファンもひと安心・・・してくれるといいな。
(そういえば、味方打線の大量援護もすばらしい!)
そう願ってやみません。
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イチローくん
話題になった、あの本塁突入。
「忍者」再び イチローが三塁打&本塁生還、“5分44秒チャレンジ”で判定覆る※記事の中に動画へのリンクがあります。
MLBの動画を何度も見ましたが、ホント、すごかったねえ。
何度見てもすげえ。
見事な身体のキレ、スピード。
咄嗟の判断と、ワザありの本塁タッチ。
年齢とか、まるで関係ないわ。
(もっとも長年のキャリアからくる経験値は関係あるよね。)
超一流の走りってのはこういうもんかと、唸らされました。
試合の流れは、こんな感じです。
マーリンズ(
イチローくんのチーム)が1点差を追う展開の7回1死の攻撃。
イチローくんは代打で登場し、3塁打を放つ。
(相手にしてみれば、俊足の3塁ランナーを背負って1打同点のピンチ。内野はバックホーム態勢。)
次の打者(この人も俊足)が、セカンドゴロ。
エンドランの指示が出ていたらしく、
イチローは本塁へ猛ダッシュ。
が、打球の行方を見てとっさに「こりゃアカン」と判断。
速度を落として、ホーム手前数メートルで急停止。
アカンってのはつまり、自分がアウトになってしまう、という意味ね。
(サインに従った結果のホーム突入なので、イチローくんの判断ミスではない。)
本塁アウトは避けられない。
だったら少しでも時間稼ぎをして、打者走者が進塁するほうがいい。
自分がサードと捕手に挟まれて逃げ回ってる間に、打者走者は2塁くらいまで行けるかもしれないからね。
ここまでは想定の範囲内。
おもしろいのは、実はここからです(笑)。
イチローのスピードに焦ったのか、セカンドが本塁にまさかの悪送球。
ボールは派手に1塁側に逸れ、捕手があわててキャッチに走る。
イチローくんから見ると、目の前にいた捕手がいきなり遠ざかったことに。
「行ける!」
瞬時に彼はダッシュを再開し、本塁に飛び込みます。
捕球して全力で戻って来たキャッチャーとの、きわどいクロスプレイ。
すべり込むイチローの伸ばした左手は、わずかに本塁に届かない。
(主審はこれを見て、アウトの宣告。)
でもこのとき実は、キャッチャーは完全にはイチローくんにタッチしてなかった。
タッチしてるように見えるけど、ホントは追いタッチ(空タッチ)、というやつですね。
その一瞬あとで、イチローくんの左手の指先が本塁に触れる。
(これでホームイン=1点追加のはず。)
そのさらに一瞬あとに、キャッチャーのグラブがイチローくんの左手に触れる(=タッチ)。
・・・って。
長々と文章で説明しましたが、すべては数秒のことです。
あっという間。
身体もボールもみんな猛スピードで動いてるし、タッチのタイミングなんかコンマ何秒の世界。
目の前にいた主審ですら、どれだけ正確に見届けたものか。
「今のはセーフでしょ!」
イチローの訴えを受けて、というかマーリンズの監督がチャレンジ=ビデオ判定を要請。
これが、ながーいながーい5分44秒になりました。
これだけ長いビデオ判定というのはめったない。
(別室にいる審判団が、さまざまな角度の録画を参考に、主審の判定が正しいかどうか見直す。)
何がすごいって、この「録画」の質です。
MLBの動画を見ればわかりますが、ホントにすごいよ。
ありとあらゆる角度から、ものすごく鮮明な画質で、問題のクロスプレイが録画されてる。
右から、左から、後ろから、前から、真上から。
あれはすごい。
そのクオリティとアングルの徹底ぶりには、驚嘆するしかないわ。
日本のプロ
野球ではあり得ない数であり、質でした。
(そもそも日本には、チャレンジの制度自体がないけど。)
その結果、イチローくんの本塁突入はセーフに。
お見事、というよりほかはありません。
でね、もうひとつ。
イチローくんがセーフになった理由のひとつが、「2度目のタッチ」だったと思うのです。
一度ばかりか、二度目のタッチに行ったキャッチャー。
その行為自体が、
「最初のタッチは空振りだった」
(少なくとも、最初のタッチは有効ではないかもしれないとキャッチャー自身が考えていた)
証拠になったのでは・・・?
ビデオを見ていてそんな気がしました。
この捕手、試合後のインタビューがめっちゃくちゃカッコよかった。
イチローくんの走塁を誉め、自分がちゃんとタッチできなかったって認めたんですよね。
こういう潔さは、なんかいいなあと思う。
(試合は結局マーリンズが負けたので、勝者の余裕もあったのかもね?)
●最後に
あれから30年、なのかあ。
間違いなく、わたしの青春の輝かしい1ページだったなあ・・・(笑)。
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バックスクリーン3連発(と阪神優勝)が、うら若き乙女の青春のハイライト(のひとつ)って・・・(汗)。
なんかいろいろ、まちがってた気がする。
あぐぐ。
「オッサン好きは、その頃から変わってないのね」
とは、小鳥さんの弁。
(まあたしかに、当時でもすでにバースはおっさん・・・だったよね。うん。)
どうせ。
●では、
またね。。。