歌舞伎情報 2015秋

●雨・・・

やっぱり降った。

これで9日連続ですね。

よく降るなあ。

天候不順で野菜の価格がまた高騰するのでは、とすでに戦々恐々です。

気にしすぎだといいけど。

季節はずれの涼しさのせいか、地味に風邪をひいたようです。

うむむ。

「7月になっても最高気温が22度とか、身体には楽だよね♪」

なんて言ってたのに、アホみたい。

それでも明日は、やっぱり『春抱き』。

ALIVE2巻はもちろん、速攻で買いに行きますけどね。

雨にも負けず、風邪にも負けず(笑)。

※明日の予報は晴れ!

あの表紙だけで、ご飯いくらでもおかわりできるもんなあ・・・ふひひ。

ああ楽しみ。



コメントや拍手、ありがとうございます。

いつも本当に感謝しています。

いまいち反応が鈍くて申し訳ない。

夏のグダグダはいつものことですが、なんか歳のせいか、疲れがね・・・(汗)。

急な寝落ちも笑えない。

昨日のブログも、普段ならやらない変換ミスでボロボロ。

ああ、みっともない。

気づいたところから随時、修正・加筆しています。

(いちいち修正とか追記とか書いてませんが。)

恥ずかしいまちがいにお気づきになったら、ちょろっとコメントで教えてください。

よろしければ。

あぐぐ。







●スーパー歌舞伎「ONE PIECE」

新ポスター、描き下ろしイラストなんですね。


kk-enbujo_201507ff.jpg


えらくまた、派手派手しい!(笑)

正統派?の少年マンガっぽくて、こういうのきらいじゃないけど。

今年の10月~11月です。

新橋演舞場にて。

スーパー歌舞伎II『ワンピース』公演情報を掲載しました

出演者、発表になってました。

※キャスティングは未発表。

猿之助を中心とする澤瀉屋(おもだかや)の面々、というのはまあ、あたりまえ。

それは最初からわかってた。

笑也ちゃんとか、右近さんとか、門之助さんとか。

そもそも彼らあってのスーパー歌舞伎だものね。

目をひいたのは、おお!

中村隼人の名前がある!(笑)

はーやーとー。

わお。

なんか番手が上がってない・・・?

最近どこでも引っ張りだこですね。

板東巳之助(この間なくなった三津五郎さんの長男)と共に、ゲスト出演みたいな感じでしょうか。

※役者のキャリア的には、巳之助のほうが隼人より格上です。

数ある若手の中で、最近とみに役がつくようになった。

注目されてるんだなあ。

まだまだひよっこの隼人ですが、先が楽しみです。

え、ルックス先行・・・?

いいのよ、それでも(笑)。

孝夫ちゃんも玉三郎も、かつてはそう言われたもの。

(記憶にある限りでは、若いころばかりでなく、40代になってもそう言う人がいたような。)

人気商売ですから、とにかく顔を覚えてもらわないと始まらない。

名前が売れて、お客さんを呼べてナンボ。

・・・と書くと、まるで実力なんかどうでもいいみたいですが、んなわけないよね。

顔がいいだけでは、継続した人気は保てません。

歌舞伎役者の中には、見た目がよくても才能が不足して役がつかず、パッとしないまま消えていく人もいるのさ。)

きちんと評価されるようになるかどうかは、まだ未知数。

だからこそ、まあ、応援しがいがあるんですけどね(笑)。







●うわあ

大変だ。

九月の歌舞伎座。


kk-kabukiza_201509fl.jpg


なんだろう、玉さま。

どうしちゃったのか、今年はやけにやる気ですね。

伝統的な歌舞伎というか、オーソドックスな作品の大役を、次々とやってる感じ。

秀山祭九月大歌舞伎

なんといっても、目玉は 『伽羅先代萩』 でしょう。

めいぼくせんだいはぎ、と読みます。

通し狂言で見られるのは嬉しい。


「通し狂言」 = お芝居を全部(全幕)いっぺんに続けて上演すること。

歌舞伎の場合は、長大な作品の名場面のみ、ハイライト的に上演することが多いのです。

全部を通しで上演したら何日もかかってしまうから、という理由だったり。

あるいは作品のクオリティにムラがあって、出来栄えのいい箇所だけ上演するケースもあります。

(現代人には受けない/理解しにくい内容だったりね。)

一部が散逸したり、(演出や衣装の)資料が残っていない古い脚本、なんてのもある。

ほぼ題名しか現存しない作品もあったりするはず。

ちなみにそういう作品の場合、じゃあ上演不可能かというと、そうでもない。

役者のやる気というか、思い入れ次第です。

役者みずから不足部分を補ったり、オリジナルの解釈で新しい演出を生み出したりして、

“リバイバル上演”

させる場合も、多々あります。

つまり何が言いたいのかというと、アレなのよ(笑)。

歌舞伎=伝統芸能。

だからといって、100年も200年も前から、同じことばっかり繰り返してるわけじゃない。

「創作する」「表現する」という、役者の本分。

それは歌舞伎の世界でも同じなのです。


・・・って、あれ。

また脱線してしまった(汗)。


話を、「伽羅先代萩」に戻しましょう。

古典的な名作で、今までも繰り返し繰り返し上演されてきた、超・有名なお話です。

元ネタは、江戸時代の実話。

仙台藩伊達家のお家騒動を、室町時代に移してフィクション化した作品です。

※このブログでも前に取り上げたことがあると思う。

ストーリー&見どころは、この辺を参考にどうぞ>>

http://www2.ntj.jac.go.jp/unesco/kabuki/jp/5/5_04_34.html

http://blog.goo.ne.jp/yokikotokiku/e/a40f42bfd40d0b5d451fc884520630e8


玉さまの見せ場は、「御殿」の場です。

演じるのは、政岡(まさおか)という御殿女中。

幼い若君=鶴千代ぎみの乳母であり、自身も同じ年代の息子=千松がいます。

なんといっても、お家騒動ですからね。

若君に忠誠を誓う一派と、謀反(お家乗っ取り)を企む一派とが対立して、家中は真っ二つです。

つまり若君、命を狙われているわけだ。

乳母の政岡はもちろん、幼い若君を守るのに必死です。

毒殺を恐れて、食事はすべて自分の手で用意する。

若君には常々、政岡以外の人間からもらったものを食べてはいけない、と言い聞かせる。

幼いわが子にも、若君のために尽くすように教え込む。

そしてある日、悲劇が―――。

というわけです。


この「政岡」というのが、歌舞伎の立女形(たておやま)の大役。

難役中の難役、ってことになっています。

今これを演じられる役者はたぶん、二人か三人しかいない。

どこがそんなに難しいのか?

武家の女中としての品格や知性を醸し出さないといけないところ。

(要するに、極端な喜怒哀楽をわかりやすく表現できない役どころなのです。)

極端な自制という制約の中で、女心を表現しないといけないところ。

女心というか、母性ですね。

忠義だけじゃなくて、いとけない若君を愛し、哀れにも思っているところ。

そしてさらに、押し殺した演技の中で、息子に対する母親の情を表さないといけないところ。

あと、もうひとつ。

政岡って、まだ若い女性なんですよね。

歌舞伎界の「重鎮」的なポジションの役者(つまり年配のオッサンやね)が演じてばかりなので、

「彼女だって、実はまだ若い女性にすぎない」

という側面を、ついつい忘れがちになってしまう。

歴代の名優が演じる政岡には、当然というか、たいそうな貫禄がありますから。

でも、どっしりしすぎても不自然なんじゃないかしら。

忠臣として完璧な政岡が、わずかに揺れる女心、母の心情を見せるシーン。

残酷なやり方で子供を殺されたことを嘆く台詞。

そこが最大の見せ場になります。


歌舞伎座のさよなら公演で、玉さまの政岡を見ました。

というか、その2009年のときと、配役もだいたい同じみたいですね。

玉三郎といえば、ご存知のとおり、舞台の上では稀有のバケモノです(笑)。

絶世の美女です。

いわゆる当たり役も、お姫さまや芸者、花魁などなど。

華やかでたおやかで、哀れで、まぶしいほどの美貌を堪能できる役が多い。

政岡のようなタイプは、どちらかというと「ニンではない」と思われているかもしれません。

評価されてないわけじゃないけど、

「当たり役って感じじゃないよね」

っていうのが、正直なところかも。

どうなんだろうなあ。

歌右衛門と比べて、どうのこうの。

藤十郎さんと比べたら、あーだこーだ。

いろいろ言う人も中にはいる。

でも、どうでもいい。

玉さまの政岡、とてもいいです。

抑えて抑えて、我慢して我慢して。

そこに情の強(こわ)さではなく、むしろ哀れさを感じさせる。

大げさな劇画調ではなく、より繊細な政岡。

彼女・・・彼らしい芝居だと思います。


吉右衛門さんの仁木弾正(にっきだんじょう)が、これまたスゴイ。

実悪と呼ばれる、悪の親方です。

つまり玉さまの政岡にとっては、若君の仇敵。

究極のラスボスですね(笑)。

必見。







●というわけで

では、またね。。。

【09/07/2015 23:56】 歌舞伎2013~ | Comments (0)
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藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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