歌舞伎の小ネタ (萌え系?)

●TBのお題から

「大事なものを落とした、失くしたことはありますか?」

あるよ。

あるよお・・・(涙)。







●さっぶ!

今日は冷たい雨が降っています。

ものすごく寒い。


WS000991.jpg


なんなのこれ・・・(汗)。

最高気温が11度とか12度とか、それって冬じゃありませんか。

うぐぐ。

小鳥さんがダウンコートを着て出て行ったのも当然か。

霜月になったとたんにこれ。

いやあね。







●さて

雨といえば、『雨の五郎』です。

なんのこっちゃ、と思った方にはこちらを。

愛之助が『雨の五郎』を披露「歌舞伎座スペシャルナイト」

愛ちゃんの得意な曽我五郎もの、です。

歌舞伎の舞踊。

曽我の兄弟の敵討(かたきうち)、ありますよね?

歌舞伎では重要な歴史テーマのひとつで、幾つもの作品の下敷きになっています。

曽我の十郎と五郎の兄弟が、父親の敵である工藤祐経(くどうすけつね)を討つ話。

※実話。

※ただし史実はかなり複雑で、敵討にことよせたクーデター(源頼朝暗殺)説など、諸説あり。

でも、むずかしく考えることはない。

曽我兄弟系のストーリーの基礎知識としては、

①なぜか十郎のほうが兄で、五郎のほうが弟である。

②弟の五郎は元服前の少年で、だけど身体はでっかくて力持ち、とっても強い。

・・・ってことだけわかっていれば、たぶん大丈夫(笑)。

つまり五郎は、

“勇ましい荒武者でありながら、まだ若くて美しく、可愛らしい部分もある”

(江戸時代の人々が勝手に脳内美化した部分を含む)

ということで、今でいう 「萌えキャラ」 と化したのです。

・・・(笑)。

いや、ホントですって。

歌舞伎十八番の『助六』もそうですが、若くて腕っぷしが強くて女にもてまくるヒーロー、の典型です。

美少年としての凛々しい姿を見せつつ、荒々しく派手な立ち回りも登場する。

その反面、恋人に忍び逢いに行って、ほろっと柔らかい部分を見せたりもする。

その恋人というのが、化粧坂の少将(けわいざかのしょうしょう)。

遊郭にいる遊女です。

※少将と聞いて「男かよ!」と思ったアナタは、立派な腐女子です。ご愁傷さま。

前髪(=元服前)の少年が廓(くるわ)通いするの!?

とか、そういう野暮なことは言わない(笑)。

その少年の役をやるのが、40代のオッサン(美中年かもしれないけどさ)なの!?

ってのもね、歌舞伎でそれを言っちゃあダメなのよ(笑)。

脳内変換のスキルが問われる、と思ってください。

というわけで、『雨の五郎』。

いつもは荒事のシーンの多い五郎が、ここではしっとりゆったり。

華やかに着飾って、雨の中を恋人に会いに行きます。

途中でいきなり立ち回り(乱闘シーン)になりますが、そこもお約束。

曽我の五郎ですから、ケンカに強いところを見せなくちゃいけないからね。

まあ、あれだ。

雨の五郎』はさ、二次創作SSみたいなものだと、そう思えばいいんじゃないかしら(笑)。

萌えキャラをかっこよく登場させ、本編とは関係のない他愛のないストーリーに仕立てる。

萌えるシーンだけが描かれていて、前後や背景の説明も特にない(要らない)。

ま、そういうわけだ(笑)。


で、ですね>>

今までは『雨の五郎』、そういう認識でした。

しかし今のわたしには、さらに不可解なダブル・ミーニングが加わってしまいました。

おかしい。

雨・・・は、雨のまんま(あたりまえ)。

五郎・・・は、その、ほら、あれよ。

背番号15をつけた、どっかのラグビー日本代表(笑)。

NHKのドキュメンタリー『アスリートの魂 無心で蹴りぬく』。

http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/1802/1281149/

ごろーまるくんの、プレスキッカーとしての苦悩と努力と成長を追いかけた映像です。

※最初の放送はラグビー・ワールドカップ前。

※あまりに人気が爆発したため、後に何度も再放送されています。

(というか、明日もまた再放送があるみたいね!)

この中でワールドカップ直前に、あまりの重圧で彼が突然、不調に陥る場面があるのね。

今まで当然のように決めていたキックが入らなくなる。

それをどうやって脱したかというと、要するに、ひたすら蹴る。

毎日まいにち、何も考えずにひたすらボールを蹴り続ける。

それはもう凄まじいというか、修験道の修行僧みたいな感じ。

雨の降りしきるグラウンドで、黙々とプレイスキックの練習をしてるんですよ。

どしゃぶり。

ずぶ濡れ。

あああ!!

どういうサービスショットだよ。

(あのシーンを延々と収録したNHKの撮影スタッフは絶対ごろーちゃんに惚れてたはずだ。うむ。)

それを見て、

「わお、雨の五郎だ・・・」

とか思ってしまったわけです(汗)。

ごろーまるくんが脳内で萌えキャラと化した瞬間でした。

歌舞伎との共通点はどこにもないけど、なんとなく。

なんじゃそりゃ、って思われるだろうなあ。

おかしいもんね。

自分でも、わけわからん(汗)。







●さて

邪心はきれいさっぱり捨てて、別の話を(笑)。

ちいさな男の子。

海老蔵の息子、2歳8カ月の勸玄(かんげん)くんの話。

先日は、初御目見えをするという記者会見が話題になりました。

将来は 「王子になりたい」 発言が、かわいすぎて。

https://www.youtube.com/watch?v=mIXdbhD7w-k


で、さて。

昨日、その初御目見えの初日でした。

嫌がりもせずちゃんと登場して、ちゃんと名前を言えましたよ。

「ほりこしかんげんでござります」

という歌舞伎仕様。

堂々たるもんです。

お母さんとずいぶん練習したもんなあ。

(というのは、海老蔵のブログから察せられる。)

NHKニュースに動画がありました>>

市川海老蔵さんの長男「初お目見え」

ナニコレ。

死ぬほどかわええ!!!

本当にかわいいよー。

※ニュース動画はだいたい数日で消えてしまうので、視聴はお早めに。

気張った表情。

彼なりに、ものすごく緊張したことでしょう。

ずらりと居並ぶ人間国宝たちも、にっこにこでした。

歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」初日開幕

菊五郎さん、藤十郎さん、そして仁左衛門さま。

こんな贅沢すぎる顔ぶれを前に、わけもわからず初お目見え。

この子の将来にかかるプレッシャーは、大変なものがあります。

それでもこんな特権、成田屋の御曹司にしか与えられないと思うわ。

いや、それだけじゃないか。

故團十郎(勸玄くんの祖父)が、ほかの役者さんたちにいかに慕われていたか。

その人徳あってのことだと感じました。

さて、勸玄くん。

はたして今月ずっと毎日、舞台をつとめることができるのか。

まだわかりませんが、頑張ってほしい。


ちなみに>>

海老蔵も、ほどよく歳を重ねてきました。

http://www.kabuki-bito.jp/special/welcometokabuki/48/

お父さんに似て来たよなあ。

もうじき38歳。

暴れん坊のイメージもそろそろ過去のものと・・・なってほしいもんだ(笑)。

おそらく、彼が海老蔵でいるのはあとわずか数年です。

(わたしは勝手に、父親の七回忌を目途に、松竹は彼に團十郎を襲名させると思っているので。)

そう考えると、ちょっと寂しくもあるかな。







●というわけで、

では、またね。。。


【02/11/2015 09:00】 歌舞伎2013~ | Comments (0)
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する
雑想記☆カウンタ
(counting since 3 Dec 2006)
Tokyo station clock
ゆすらうめ☆カレンダー
降順 昇順 年別 プルダウン

10月 | 2017年11月 | 12月
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
ゆすらうめ☆タグクラウド

お天気は?
プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

ブログ内検索
案内板




『春抱き』を大好きな方なら、どなたでもご自由にお持ち帰りください。リンク用バナーではありませんので、ご連絡不要。直リンクはご遠慮くださいね。
ブロとも申請フォーム