椿コレクション2016 その3

●TBのお題から

「趣味にお金がかかりますか? かかりませんか?」

さあ、どうなんでしょう。

春抱き』にはまった当初は、それなりにお金がかかると思いました。

コミックスや同人誌、ドラマCDやイラスト集。

どこまで揃えるか、どのくらいお金を出すかはひとによって違うでしょう。

だけどやっぱり、初期コストはかかりますよね。

熱に浮かされて、あれもこれも欲しくなりますし。

あたりまえか。

正直いまは、それほどでもないと感じています。

雑誌とコミックスだけなら、そんなにお金はかからないものね。

究極的には、それだけでいい。

たぶん、コレクターとしては中途半端なんです(笑)。

“とにかく、『春抱き』にかかわるものなら、なんでもひと通り揃えないと気が済まない”

とまではいえない、言い切れない感じ。

うぐ。

こういうのってたぶん、気質的なものでしょう。



もうひとつの趣味。

カメラと写真のほうも、考えかた次第だよなあ。

新しいカメラやレンズ、そりゃあ欲しい。

いくらでもほしい(笑)。

最後にカメラを買ってから、もう何年たつかなあ。

だけど先立つものがないなら、どうしようもないじゃありませんか。

一万円台のカメラすら買えないなんて、情けないとしかいいようがないけど(汗)。

でも今のところ、持っているカメラたちは問題なく動く。

(売ろうとしたこともありますが、かなりの旧モデルで、二束三文にしかならず諦めました。)

機能の面ではだいぶ古いけど、使いようでちゃんと撮れる。

忠実にいい仕事をしてくれる、大事な相棒です。

へぼカメラーにはそれで十分。

うん。

ええ。

あはは。







●わりと

最近、隙き間時間に読んだ本。

もらいものだったり、親からすすめられたものだったり。

アガサ・クリスティーの「牧師館の殺人」。

(ハヤカワ文庫、クリスティー文庫。)

新装版&新訳でしたが、これは正直いまいちでした。

ミステリーとして、内容が古めかしいのがいちばんの理由。

※批判ではなく、ある程度までは古典的な作品の宿命じゃないかと思う。

(むろん真の名作は、トリックが古くても小説としての良さは失われないもの、なのですが。)

でも、翻訳もひどかったなあ。

日本語として不自然で、するすると頭に入って来ない。

ぶつ切りの文章がよみづらい。

昔ならともかく、今の世の中これはねえだろ、と思ってしまった。

対照的だったのが、「ゼロ時間へ」。

これもアガサ・クリスティーです(同じくハヤカワ文庫)。

これは面白かった。

日本語でつまずくことなく、ごく自然にストーリーに入って行けました。

話はそりゃ、古き良きイギリスが舞台です。

トリックや登場人物の価値観その他、時代を感じさせる部分も多々ある。

(現代のミステリー読みの眼でみると、甘いと感じる部分もある。)

だけど、それが欠点にならないのね。

まず、話がうまい。

人物造形がすぐれている。

画像も映像もないのに、すべてのシーンが鮮やかに脳裏に浮かび上がる。

プロットが巧みで、現代ミステリに通じるセンスを感じさせる。

一転二転して、さらに最後に読者をうならせる。

(あるいは、疑問を抱かせる。)

不遜に聞こえるでしょうが、うまいなあ、と思いました。

天下のアガサ・クリスティーに何をいってるんだ、って感じですよね(汗)。

わたしはミステリ好きですが、そもそもあまり古典を読まない。

知らない。

現代もののほうが好きなので。

むろんホームズもルパンもポワロも、子供のころに一度は読んでいます。

でもそれはあくまで、ジュブナイル向けだからなあ。

大人になってから真面目に読み返した古典ミステリは、本当に数えるほどしかない。

そういう意味では、新鮮でした。

「アナタ、むしろ原語で読んだほうがいいでしょうに」

親にはそういわれたけど、たまたま手元にあったのが翻訳だったのです。

今度は英語で読んでみたい。

クリスティーとか、コナン・ドイルとか。

今までそういう発想がなかったのが不思議です。



歌野晶午の「世界の終わり、あるいは始まり」(角川文庫)。

予算108円&制限時間15分で、ブックオフでジャケット買いしました。

作者買いできるほど好きなわけでも、それほど知ってるわけでもない。

彼の代表作 「葉桜の季節に君を想うということ」 は、おもしろかったけど。

だからホント、勘でえらびました。

いちおうミステリの範疇だと思うので、ネタばれはしません。

しないけど、うむむ、これってミステリなのかなあ。

一種のスリラーというか社会派サスペンスというか、そういう印象。

あるいは、日常の悪夢的なダーク・ファンタジーかも。

ミステリ用語でいうところの、多重解決もの。

・・・たぶん。

(まあでも、解決しないんだけど。)

ひとによって評価が分かれると思いますが、わりとおもしろかったよ。

しんじがたいほど残酷な現実に直面して、主人公はなんとか脱出しようとする。

だけどどうあがいても逃げ道はなく、悲惨な未来予想図しか浮かばない。

この主人公の心理に共感できるか、できないか。

なんて情けないやつなんだ、と思うタイプはこの小説を好きになれないだろうなあ。

ミステリとしてのきれいな着地点を望む人も、たぶんがっかりする。

それでも、けっこう読ませます。

もし自分が主人公の立場に立たされたら・・・?

そう考えるとこわい、かも。







●引き続き

写真です。

マンネリですが、ご容赦ください。

椿いっぱい。

(撮影時期はすべて今年の2月~3月です。)




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ゴージャスにして優美な「車」。

異次元の存在感がありました。




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いわれて、なるほど、と思う。

黒っぽい赤いびらはとても小さく、中央の芯がとても目立つ。

これを「日の丸」にたとえた人のセンス、恐るべし。




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無類絞り。

粋なだ・・・といいたいけど、遠目でよく見えなかったよ(汗)。




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可憐な侘助。

ラッパ咲きというか、これ以上は開かない。

かわいいよねえ、本当に。




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旭の湊。

どういう由来でこういう名前になったのか、気になります。




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近江衣(おうみごろも)。

やさしい、落ち着いた雰囲気のピンクの椿でした。




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旭鶴。

特徴的な、小ぶりの花弁と大きな花芯。

「日の丸」と近い仲間なのかな、という印象でした。




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可憐で美しい、氷室雪月花。

たぶん、ここでしか見られない椿だろうと思います。




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窓の月。

文学的な、いや、いっそ哲学的な響きですよね。

新種の花の名前をつける立場に、一度はなってみたいと思わせてくれます(笑)。




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画像では、よくわからないかもしれません。

隠れ磯。

非常にめずらしい、(赤)紫色の椿です。

おまけに、白いふちどり。

こんな色の椿はほかで見たことがない。




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源氏車。

なるほど、そんな雰囲気です。

木の高いところにみっしりと咲いていて、なかなか華やかでした。




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この一輪しか咲いていませんでした。

いくらなんでも、サンプルが少なすぎて・・・(汗)。




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緋縮緬。

漢字でかくとゴツイですが、軽やかな赤い花です。

これも、木の上部にかんきつ類がなるようにいっぱい咲いていました。

必然的に、カメラを空に向けることになる。

そのせいで、ハレーションを起こしたような画像が多いですね(汗)。




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に咲くのに、秋の山とはこれいかに?

ねえ(笑)。




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これも、群を抜いてきれいな椿だったなあ。

さざなみ。

しっとり落ち着いた雰囲気でした。




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砥部更紗(とべさらさ)。

陶器の里の砥部(愛媛県伊予郡)、なんだろうな。

赤い椿との関係は・・・わかりません(汗)。




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敷松葉。

前にもご紹介したように思うけど、今回のほうが花がきれいですね。

大ぶりの、あでやかな椿です。




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品種不明。

ピンク色の斑入りで、八重咲き~獅子咲きで、花弁の外周に白いふちどり。

これだけ特徴的なのに、名前がわからないなんて。

もやもやします。







●では、

またね。。。


【27/03/2016 15:23】 写真☆カメラ | Comments (0)
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藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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