ロンドン帰還です(笑)

●ほんの数日ぶり

だというのに、PCの前にいるのが新鮮な気分です(笑)。

「案外、パソコンがなくても生きていけるもんだね~」
「うんうん。思ったよりオタクじゃないらしい」

などと、小鳥さんと二人で、ひどく大きなことを言っておりましたが(笑)。よくよく考えたらそれって、あくまで、「5日間したら家にもどれる、そしたらまた愛用PCと好きなだけ遊べる」・・・って知ってたから、って気がしますね(笑)。

・・・と、いうわけで。

無事に本日(日曜日)、ロンドンに舞い戻って参りました。そこそこの長さの旅だというのに、パソコンを持って行かなかった理由は、はっきり単純明快です(笑)。

「行き先がド田舎すぎて、ネット接続が保障できないから」

・・・うむむ(笑)。

いえ、もちろんスコットランドの片田舎だろうと、辺境の島だろうと、インターネット自体はちゃんとあるんですよ?(笑) でもでも、旅行者として見た場合に、とっても微妙な状況でした。。。

都会のホテルとちがって、わたしたちが選んだような、大自然の中の小さな小さな宿(後述)では、「全部屋、高速インターネット接続可」なんて、あり得ません(笑)。(そんなサービスはとうてい無理だし、そういう場所に行く観光客は、そんなものを求めてないでしょうしね。)

そんで、町に出たら、都合よくネットカフェがあるとも限らないです(村落はおろか人里離れた場所ばっかり選んでましたし)。仮にあっても、そこにあるパソコンが日本語対応である可能性は、と~っても低いですよね(笑)。

・・・んん、まあ、そういうわけで(笑)。今回の旅行は、珍しくPCを持たずに出かけました。結果的には、それでよかったと思ってます。


●それではまずは

写真をいくつかご紹介しますね(笑)。

(ちなみに、今回の5日間の旅行で撮影した写真の枚数は、合計228枚でした。小鳥さんはだいぶ呆れてましたが、でもねえ。いい写真を撮るためには、かなりの枚数を経る必要があると・・・少なくても、わたしはそう思っていたりします。あはは♪)

bay of tobermory - isle of mull 1

ブログのトップ画像は、これです(笑)。スコットランドの島のひとつ、マル島の「首都」トバーモリーの港。カラフルなお店がぐるりとベイを取り囲んでいて、実に可愛らしい町でした☆

easyJet - flight into Highland

あんまりにも観光客!丸出し写真・・・かも(笑)。ここ数年けっこうご愛用のeasyJetですが、ロンドン(ルートン空港)から、ハイランドの首都たるインヴァネスまで飛んでます。今回も、それで一気にスコットランドに飛びました。

loch ness 1 - 19 sept 2007

そしてこちらが、ネス湖です。今回で・・・訪れたのは何度目かですが、いつ行っても神秘的で、不思議な雰囲気の湖なんですよね。(イギリスでもっとも大きな淡水湖だそうな。)

loch ness 2 - 19 sept 2007

こちらが、湖畔のアーカート(ウルクハート)城(正確には廃墟に近いので、城址だろうと思いますけど)。






●そしてこちらが

最初の晩に泊まった、小さな小さなB&Bです。(ちなみに写ってるのは、今回レンタルしたオートマのスコダくん。これで5日間、山間ドライブばっかり、実によく走ってくれました。)

tiny B&B near loch ness 1

何しろ、な~んにもない田舎の、ホントに森の中にあるんですよ(笑)。文字通り、「車じゃなくちゃ行けない」のは間違いないですが、それ以上に、何と言うか・・・こんなところに人が住んでるのか!?みたいな場所なんですね。

夜になると、森の音がするんですよ。山を渡る風の吹きすさぶ音。樹木の揺れる音、葉っぱのこすれる音。動物(鹿とかイノシシですね)の歩き回る音。・・・こういうのって、耳慣れないせいか、ドキドキしました(笑)。

イヤじゃないです。でも都会生まれ、都会育ちのわたしには、大自然の中で季節を感じて、自然に逆らわずにシンプルに生きる・・・って憧れはしても、「自分には絶対にできないなあ」って痛切に感じますね。

tiny B&B near loch ness 2

お部屋はこんな感じ。かわいいでしょう? (バスルーム&トイレは隣室にありました。)

ホントにね、ふつ~のマイホーム(一軒家)を改造して、家の半分をこうやってゲストに開放してるんですよ。子供たちが巣立ったから、かつての子供部屋を改造して・・・みたいな感じでしょうか。

実際には、都会での暮らしを一応リタイアしてから(脱サラかもしれないし定年かもしれないし)、憧れのカントリーサイドに家を買って、細々とB&Bで、住宅ローンの返済の足しにしてる・・・って人が多いみたいですけどね(苦笑)。

でも、それだって、大変なことですよね。

毎日毎日、シーツやタオルを洗って、部屋の掃除をきっちりして、ニコニコして朝食を作ってあげて。・・・他人のお世話をするのが苦痛な人にはできないし、家を開放するってこと自体、抵抗があったらできないと思います。

だからきっと、掛け値なしで、知らない人に毎日出会うことが好きなんだろうなあ、って。そうじゃないと、こういう商売は続かないのだと思います。

実際、このB&Bのオーナーのアイリーン&ロビン夫妻は、とにかく気のいい、温厚な人たちでした。そりゃあ、わたしたちはお客さんですけど(笑)、でもそういうレベルを超えてます。

実を言うと、このB&Bに入っていく細い道(ほとんどケモノミチかも)がわからなくて、一度、通り過ぎてしまったんですよ(笑)。しばらく車を走らせて、おかしいなあって引き返して・・・そのときね、お髭の見事な優しげなおじさんが、道路の脇で、わたしたちに向かって大きく手を振ってたのね(笑)。

「お~い、こっちこっち!!」

彼(ロビン)はどうやら、いかにも観光客な東洋人女性ふたりを乗せた車が、ふらふら蛇行した?あげく走り去って行ったので、「あ、あれはきっと、今晩うちに泊まる予定の日本人に違いない!」って思ったそうです(笑)。・・・う~ん(笑)。

そのときのおじさんはね、いかにも山歩きって感じの服装で。片手には、プラスチックの容器いっぱいの、新鮮なブラックカラントを持ってました(笑)。今その山で摘んで来たんだよ、だから手が汚くてゴメンって(握手したけど)。

いいよねえ、こういうの(笑)。・・・と、妙に感動してしまいました。(その摘みたてのブラックカラントは、翌朝しっかり朝食に出てきました。)


●B&Bってのは

あくまで「一晩泊めて、翌朝ご飯を出す」ってのが基本なので(笑)。泊まった晩のご飯を食べに、いちばん近い村、ドラムダドロヒトに出かけました。ネス湖畔にあることで有名だけど、ホントに小さな村です。

fiddlers at drumnadrochit 1

これが、村でいちばんのレストラン&パブです(笑)。

fiddlers at drumnadrochit 2

そこで食べたのが、これ。ニョッキのラタトゥユ風グラタンです。案外おしゃれなメニューでびっくり・・・なんて言ったら、失礼かもしれませんが(笑)。濃厚ですが、おいしかったよ~。

・・・というわけで。

今後少しずつ、旅のお話を思いつくままにできるといいなあ、と思っております。しばらくおつき合いくださいね♪
【24/09/2007 06:40】 旅★たべもの | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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