●今日は
暑かったなあ。
ここ数日はちょっと過ごしやすかったので、油断してました。
もわっと暑い空気のかたまり。
それがズシンと、肩にのしかかってくる感じ。
日差しに目を射抜かれる感じ。
足元から吹き上がるような熱気。
何もしていなくても、汗がたらたら止まらない。
幻想のように、蜃気楼のように、遠くから聞こえる蝉の声。
あうう。
「・・・ですよね・・・」
(((((((;´д`)))))))
夏ですよね。
いやでも。
ああ、でも。
7月も終わりです。
8月と聞くと、よけいにしんどそうな気がするけど、でもほら。
お盆が過ぎれば、もう終わりは見えてくる。
ええ、見えてきますとも。
夏の終わり。
見えて・・・来ますよね・・・?(汗)
●実をいうと
雪をね、期待してました(笑)。
ちょっとだけ。
なにかというと、中島卓也(なかしまたくや)くんです。
日本ハムの内野手。
堅守、好走、そして犠打とカットのスペシャリスト。
(カットというのは、投手の投げたボールをファウルにすることです。)
地味といえば地味ですが、日ハムファンの女子の間では人気ナンバーワン。
大谷くんよりも、人気があります(笑)。
派手でオシャレな西川遥輝くんよりも、女性にもてる、らしい。
・・・あ、いや。
そういうのは関係ないか(汗)。
カットの技術がすごいって、NHKの「球辞苑」でも取り上げられてました。
カットは、要するに、打てそうもない球をしのぐ術です。
ご本人は、四球を稼ぐためだと言ってるみたいですね。
見逃しも、空振りもしたくない。
だからひたすらカット、カットでバットにボールを当てて、ファウルにする。
もちろん、明らかにボール球なら手を出さない。
球数を多く投げさせて、投手を疲弊させる意味もある、かもしれない。
イライラしますし、心理的にもバッター有利になりがちです。
フォアボールをもらったら、こっちのもん。
彼はものすごく足が早いので、投手にはやっかいな存在です。
盗塁を警戒しなくちゃいけないし、一塁ランナーの足が早いと攻撃する側は選択肢が広がります。
守る側にとっては、ちょっとした暴投や守備の乱れで進塁されてしまう。
ワンヒットでも、点につながりかねない。
いかにも盗塁しそうに視界の隅っこでちょろちょろするので、気になってしょうがない。
つまり、うざいバッターからうざいランナーに変化するのね(笑)。
と、まあ。
そんなわけで不思議な?存在感のある中島くん。
彼が
プロ野球ファンにおなじみ、というか有名なのは、
「人生で一度もホームランを打ったことがない」
という点でした。
そりゃあ、誰もがホームランバッターになれるわけじゃない。
でも、
プロ野球選手ですからね。
たとえば今はピッチャーをやってたとしても、高校時代は四番打者だった、なんて。
そんな人がゴロゴロいる世界です。
たとえば王貞治さんも、イチローくんも、高校時代はピッチャーだった。
・・・と思うけど、ちがうかな(汗)。
昔から強打者で、かつては四番を打ってたピッチャーもいっぱいいます。
そんな中で、なんと中島卓也くんは、
「小学生のときに野球を始めて以来、中学、高校、
プロ野球と、一度もホームランを打ったことがなかった」
んですって。
(公式試合の話ですが、練習試合では打ってたというなら、本人がそういうはずだよなあ。)
まさか、というか。
プロ野球選手で、ホームランゼロって・・・(汗)。
本当にそんな人がいるんだ、って。
よくネタにされていたのですが、さて。
昨日・・・いや、一昨日の試合で、なんとプロ1号ホームランが飛び出しました。
人生初のホームラン。
相手の投手(SBのエースのひとり武田くん)が、びっくりしてるのも当然です。
すごい弾丸ライナーですね。
うっかり、まちがって(ホームランテラスに)入ってしまったみたい。
本人は、フェンス直撃の2塁打・・・ぐらいに思ったんじゃないかな。
もしかして、最初で最後のホームランかも・・・?(笑)
ファンも、解説者も呆然。
(解説者が、中島くんがホームランを打ったことがないのを知らなかったのは、勉強不足だと思うけど。)
「天変地異の前触れでは?」
と言い出すひともいたくらい。
「おいおい、雪でも降るんじゃないの?」
と思ったのはたぶん、わたしだけじゃない。
はじめてのホームラン、おめでとう!
空前絶後?
いや、でも、これでコツをつかんでもっと打つようになるかも?
いずれにしても、中島くん。
全然いいところのない日ハムの、明るい話題です(汗)。
●では、
またね。。。