電車の話

●それにしても

週末のインフェルノ小田急線。

そして、月曜日の山手線。

二日連続で 電車+火災 って、どういうことなの・・・(汗)。

めったにないことが立て続けに起きるって、いやな感じです。



小田急線の火災は、あれは衝撃でした。

付近の建物の火災だというのに、よりによってその真ん前で、走行中の電車が緊急停止。

(踏切の非常停止ボタンが押されたからで、実は、運転手には非はないという説も。)

停まっている間に、車両の屋根に延焼して、大変な騒ぎになりました。

塗料なんだろうか・・・?

そんな燃えやすい材料を使うもんだろうか?

都心であんなの、恐ろしい。



それに比べると、山手線の火災は小さい。

小さいけど、同じくらい怖いと思いました。

だって、リュックサックの中のモバイルバッテリーが、いきなり火を噴いたんでしょう?

リュック派のわたしとしては、ありえないことではないから本当にこわい。

背中で火が起きるって・・・(汗)。

カチカチヤマ?

(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

想像ですが、その周囲にいたひとも修羅場だっただろうなあ。

ロンドンならたぶん、その人が自爆テロの実行犯かなんかと誤解されるケースです。

日本ではそこまでは思わない・・・かな?

爆発物!? 

・・・と思うだけでパニックですよね。

今後は平和でありますように。







●いつだったか

先日の、仕事帰りの電車の中。

当然ですが混みあっていて、わたしも当然ながら立っていました。

(途中で降りて始発の電車に乗り換えるのが通例なので、立っていても気は楽。帰りだけですが。)

ふと気づくと、目の前には杖をついた女性。

老人ではなく、わたしと同世代ぐらい。

しんどそうだった。

杖を握る指先が、力が入って白くなってるのがわかって。

「誰か気づいて、席を譲ってあげるといいんだけど・・・」

まあ、むずかしいだろうな。

言いたくはないが、満員の通勤電車。

誰かが誰かに席を譲っているのを、めったに見たことはない。

明らかに席を譲ったほうがいい乗客がいても、たいていスルーされるよね・・・(汗)。

見て見ぬふり。

知らんぷり。

寝たふり、あるいはスマホに夢中なふり。

ご老人とか、お腹の大きい妊婦さんとか。

残念ながら、あんまり譲られているのを目撃しない。

子連れだったりすると、むしろ白い目で見られたりしてね。

「こんな混んでる時間帯に、子供を連れて来るなんて非常識な」

みたいな視線って、ありますよね・・・(汗)。

優先席?

いや、わたしの乗ってる時間帯だと、あまり優先席は機能してない気がします。

ふつうの席として使用されてる、というか。

そこが空いていたらふつうに座る、という意味で。



その杖の女性が痛そうだったので、少し気になってました。

わたしも去年、入院したりいろいろあって。

脚が痛くて、いたくて、本当に通勤がつらかったからなあ。

勝手に共感してしまったのかも。

脚の怪我の場合、パンツに隠れて何も見えないからねえ。

ギプスはめてぐるぐる巻き・・・ではない場合、他人に気づいてはもらえない。

(外観からはわからない怪我や疾患は、他にもいろいろありますが。)

「座りたい」 とは思うけど、どうしようもないことが多かったですね。

譲ってほしければ、ちゃんと口にしてお願いしなければいけない。

だけど、ハードルが高いよね。

それをするほどか? 

・・・と自問すると、そうでもない気がしてしまうから。

ホントに立ってられないほどつらいなら、

「最初から乗るな」

って思われそうだし。

実際もんだい、けっこう勇気がいると思う。

じゃあ誰に声をかけるのか?

ターゲットを絞っているうちに、声をかけよう、という気持ちが萎えて来るしね・・・(汗)。



内心もやもやしてたら、あら。

端の席に座っていた白髪の男性が、よろっと立ち上がりました。

おお!

「どうぞ、どうぞ」

にこやかに席を譲っている!

「え、いいです」
「いいから、どうぞどうぞ」
「すみません・・・」

・・・その会話の相手は、杖の女性の隣にいた若い女性でした。

よく見ると、その女性のバッグにはマタニティーマーク。

ああ、なるほど。

席を譲ったその紳士は、先にそのマークに目が行ったのね。

なるほどね・・・(汗)。

これはわたしの主観ですが、わたしの周囲の数人は、

「え? ・・・ああ(ガクー)」

と、みんな同じような反応をしていました。

その紳士が、杖の女性に席を譲ると思ったのよね。

でもちがった。

そしてその別の女性も、席を譲られてしかるべき人だった。

さあ、そこで新たな悩みが。

こういうとき、どっちを優先かって決められる?

無理だよね。

譲る立場にいたとして、めちゃくちゃに悩みそう。

白髪の紳士はおそらく、杖の女性に気づいてなかったんだろうな。

(そう思いたい。)

でも気づいてたら、どうしたんだろう。

わたしだったら、どうするんだろう。

うーむ。

(特に辛そうでなければ、いっそのこと譲らないかも、とも思ってしまう。うぐ。)







●たまに

満員電車で妄想するのが、あれです。

座席に座ってる人たちがどこの駅で降りるのか、わかるといいなあって(笑)。

そうしたら、ほら。

もうすぐ空く席の前に立ってればいい。

同じように車内で立っていて、後から乗ってきた人がラッキーにも自分より先に座れて、

(その人の目の前の席に座っていた人が降りていって)

「・・・ちくしょー」

みたいな思い、しなくてすむ(笑)。



ヒントは、イギリスの長距離列車の座席予約です。

「イギリス 電車 席 予約票」

とかで画像検索してみると、わかると思いますが、このシステム。

席を予約すると、座席のヘッド(後頭部)の上に、A駅からB駅まで、って記された紙が挿入される。

刺さってる、というか(笑)。

座席の背もたれの上部に、小さなスロットがあるんですよね。

そこに、ひょいっと予約票が差してあるの。

※個人情報は乗っていません。

(とはいえ車掌さんがチケットのチェックをするときに、予約票と一致してるかは見られます。)

よくそれで機能するなあ、と思いませんか?

その紙を握りつぶすとか、別の予約票と入れ替えるとか、誰にでも簡単にできそう。

・・・とは思うけど、わたしの経験では、問題になったことはない。

そういうもの、という共通認識があるからでしょうか。



で、それをさー。

日本の通勤列車でも援用できないか、と思ってしまう(笑)。

グリーン車のように、すべての席の上部にタッチパネルがあってさ。

座る人は、そこにSuica定期券をかざす。

機械はその人の目的地を読み取って、電光掲示板に表示する。

切符の場合は、バーコード(あるいはQRコード)対応ですかね。

定期ではなく、ふつうにチャージされたSuicaで乗る人の行き先は・・・さて。

それだけはわからないから、ナシでもいいんじゃないだろうか。

通勤電車なら、マジョリティは定期だろうから。

いけるんじゃない?(笑)

もうじき空きそうな席がわかるって、わりとフェアな気がします(笑)。

・・・と思ったけど、うむむ。

実現は、むずかしいかも。

開発コストはさておき、「どこの駅で降りる」っていう情報自体が、あれだ。

個人情報である、といえなくもない。

たとえば制服を着た女子高生なら、おかしなストーカーに狙われないとも限りませんね。

制服 = 学校がバレバレ。場合によっては頭の良さ(悪さ)や進路まで見当がつく。

定期 = 自宅の最寄り駅がバレバレ。

制服でなくても、まいにち同じ電車の同じ車両で顔を合わせる相手なら、同じことですね。

(((((((;´д`)))))))

ダメだな。

ちょっと便利なアイディアかと思ったのに。

がっかり。







●では、

またね。。。

【14/09/2017 06:09】 雑談☆日々のあれこれ | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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