B級にはB級の

●B級グルメの

誘惑ってありますよね?(笑)

ラーメンとか、カレー屋さんとか、餃子とか。

それと同じで、本や雑誌にもB級でたのしい、ってあるよなあ。

・・・と、たまに思います。



何のことかというと、今たまたま読んでいる小説だ。

ふらっと入ったどこぞの古本屋で、たまたま目について10円とか、100円で買った文庫本。

トラベルミステリーというジャンルです。

旅情もの、というか。

(インターネット以前の)昭和のころだと、この手の小説はよく駅のキオスクで売られていた。

・・・気がする。

湯けむり〇〇殺人、とか。

特急〇〇の殺意、とか。

なんとなくイメージ、わきますでしょうか。

舞台が観光地だったり、温泉で有名な宿場だったり。

人気の観光スポットをめぐるシーンがあったり、お風呂や浴衣の場面があったり。

ちょっとえっちだったり(笑)。

たいていは謎の美女が登場して、周囲の男性を誘惑したり、なんかアヤシイ雰囲気になってみたり。

触れなば落ちん、だけど落ちない。

犯罪の被害者のようでもあり、容疑者のようでもあり。

・・・というのを、今なぜか読んでいます(笑)。



京都が舞台で、食べ物が主役。

観光地をめぐり、グルメ描写がつづき、色っぽい美女が登場する。

ミステリーである以上、殺人が起きます。

主人公はいかにも都合よく、被害者にもその周囲にも面識がある。

素人がそうやって捜査に首を突っ込んで、探偵役になるタイプですね。

ミステリーの各種ランキングなどに選出されるような、そういう出来のいい小説ではない(笑)。

文章も類型的だし、校正が甘くてミスも多い。

(犯人と被害者の名前を、逆に書いてしまってる個所があったり。設定の矛盾があったり、明らかなエラーね。)

謎もトリックも途中でわかってしまう。

わたしは大のミステリ好きですけど、ふだんあまり推理の働かない方なのですね(汗)。

推理をしないほう、というか。

うまい作者の騙しのテク(周到な伏線など)に、簡単に転がされるタイプ。

ヾ(´▽`;)ゝ

というか、うまく騙されて、謎解きシーンで驚く! というのが好き(笑)。

すげえ、と思うのはそういうミステリです。

わたしが 「きっとこの人が犯人だな」 と思ってあたることなんて、めったにない。

読んでいてそれがあっさりわかる小説って、つまり、ミステリとしての質に問題がある(笑)。

・・・と思っちゃうのよね。

というわけで、あれだ。

評価の高そうな小説じゃないんだけど、B級ならではの気楽さがあります。

あまり深刻にならず、テキトーに読める。

スキマ時間に、ちょろっと読める。

京都の街のちょっとした知識があると、よけいに楽しめる。

有名なレストランが偽名で登場すると、もしかしてあの店か、と推理したりする。

(´∀`σ)σ

うん、いいねえ。

これはこれで悪くない。

えへ。



あ、ちなみに。

昭和のころのキオスク旅情小説は、今では衰退したジャンルだと思います。

酒と、煙草と、謎の女。

要は、おっさん向け。

残念ながら、あまり流行っていない気がする。

読者サービス的に登場するほのかなエロなんて、今はないよなー。

そういうのが欲しければ、それこそネット上にいくらでも刺激の強いものが転がってるから。

代わりに、というのは変かもしれませんが。

最近はラノベの台頭が著しい。

ライト文芸、というジャンルもありますね。

小説と、漫画やアニメとを結びつけるジャンル。

(表紙に萌え絵とか、ようするにマンガが使われているので、ひとめでわかります。)

ミステリーと、どういうわけか親和性が高い。

ベストセラーも生まれてるし、新しいレーベルも増えてる。

出版不況の中で、勢いのあるジャンルです。

これはこれでB級だと思うけど、昔とは方向性がちがいますね。

一見、若者向けのようでいて、実はおっさん向けかもしれない。

マンガやアニメやゲームの世界から卒業しない、したくない人向け。

中年になっても毎週ジャンプを読んでるような、そういうおっさん向け。

・・・そんな気がします。

ヾ(´▽`;)ゝ

わたしとは相性がよくないですが、それはどうでもいい(笑)。

今の時代、売れる小説はホント貴重だと思うから。

どんなジャンルだろうとがんばってほしいなあ。







●では、

またね。。。


【14/01/2018 03:00】 書籍・マンガ | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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