●昨日の
ブログにいろいろコメント、ありがとうございます。
たしかに、そうよね。
ずっと頭の片隅に引っかかっているのに、どうしても出て来ない!
知ってるのに、わかってるのに。
舌の先まで出かかっているのに。
ほら、ほら、あれだよ、あれ・・・!
(^~^;)
・・・というのは、年齢的にもあるあるですね(笑)。
※どうしても出て来ないアレというのは、むろん、若い人にもある現象ですけど。
おおむね、老化。
はいはい。
そういっちゃうと、もう身も蓋もないけどね。
ヾ(´▽`;)ゝ
「ネットで調べれば?」
というのは正論ですが、的が外れています。
今の時代、ちょっと調べればすぐにわかるのは当然です。
PCでもスマホでも、目の前にある。
検索は、ほんの数秒で済む。
本当に知りたい、知る必要のあることなら、とっくにそうしてます(笑)。
そうじゃなくって、さー。
自分で思い出したいのよ。
ね?
アレよ、アレ。
ほら、アレ!
―――というのを、自分で解決しないと意味がないの(笑)。
自分でがんばって思い出して、
「そうだった!!!」
と納得する、膝を叩く。
腑に落ちる。
そのプロセスがわりと大事なのよね。
(´∀`σ)σ
●書くのを
忘れていました。
いや、書こうとは思っていたんですけど。
まだまだ時間があると思っておりました(汗)。
冗談じゃないや。
もう今週末で終わりなので、ギリギリです。
何かというと、これ>>
仁和寺と御室派のみほとけ-天平と真言密教の名宝-また
仏像かよ!
・・・というのは、勘弁して(笑)。
運よくチケットをもらいまして、2月半ばに行ってきました。
日曜日の朝に行って、とりあえず平成館に入るのに20分待ち。
※チケットをすでに持ってる人の場合。
会場は非常に混んでいますが、まあ、それは想定内かなあ。
昨年の例の 「
運慶展」 が、ものすごかったからね。
それに比べれば、まあまあ、なんとか耐えられる感じです。
余計なお世話なのは重々承知ですが、以下に注意点。
☆彡
会場内は、暑いです。
わたしが暑がりなのもありますが、ホント暑い。
1階に無料のコインロッカーがありますから、コートや重たい荷物は預けましょう。
いや、マジで。
☆彡
展示場は、かなり広いです。
運慶展よりも、もっとずっと広い。
第1展示場は、ほとんどが書画。
空海の直筆だの、後醍醐天皇の宸筆だの。
お経も多いし、絵画も多いし、曼荼羅もいっぱい。
面白いのは間違いないですが、もしアナタのお目当てが
仏像なら、ここにはほとんどない。
仏像は、ほぼすべて第2展示場にあります。
後半戦に余力を残しておかないと、非常に疲れます(汗)。
しんどかったよお。
☆彡
第2展示場には、なんと
「この部屋の
仏像だけは、
写真を撮ってもいいですよ」
コーナーがあります。
仁和寺の観音堂を、そっくり再現したお部屋。
これがスゴイ。
※もちろん
写真は撮りました。画像は未整理なので、またいずれ。
撮影しないならいいけど、たぶん、見たらしたくなります(笑)。
カメラやスマホ、お忘れなく。
見どころはたくさんありますが、やはり、葛井寺(ふじいでら)の千手観音さま。
これに尽きます。
国宝。
実際に、ホントの本当に1000本(以上)の腕を持っている、日本で唯一の仏様です。
というか、世界的に見ても珍しいんじゃないだろうか。
なんといっても、天平年間の仏様ですよ。
天平時代。
8世紀、というだけですさまじく古いことがわかりますが、あれです。
聖武天皇の御代です。
奈良に、最初の金剛毘盧遮那仏(大仏様)が建立された時代。
(史上初、皇族ではなく藤原氏出身の)光明皇后の時代。
なんだろう、橘諸兄とか、藤原広嗣の乱とか、長屋王の誣告(ぶこく)とか。
藤原の四兄弟がぞろぞろ死ぬとか。
そういう時代の話です。
(
歴史オタク大興奮の時代。・・・すまんね。)
そういう時代につくられた仏様ですが、これが美しい。
本当に、たおやかで美しい。
(*´∇`*)
それを前から、横から、後ろから、まじまじしみじみと眺めることができます。
すてき。
(*´∇`*)
本当に腕が1041本あるのか、まじめに数えたかったけど、人が多すぎて断念しました。
手にしているダンボーのような何か、は見つけました(笑)。
(以前そんなことをブログに書きました。すみません。)
葛井寺に行ったとしても、普段は見られない秘仏らしいです。
ぜひ、ご覧になってほしいなあ。
あ、ちなみに。
参考になるかは知らないけど、
運慶は13世紀のひとです。
今回も慶派の
仏像は展示されていますが、葛井寺の観音様のほうがはるかに古い。
古ければいいわけじゃありませんが、5世紀もちがうのってスゴイよね。
時代の前提条件が、まるで違うんですもの。
ヾ(´▽`;)ゝ
●というわけで
この特別展。
今しらべてみたら、少しだけ開館時間が延長されています。
夜9時までの日が増えているから、チャンス・・・かな?
では、またね。。。