●金曜日は
がんばった。
何に頑張ったかというと、さっさとオフィスを出ることに(笑)。
「あれ、帰れるの?」
定時後まもなくコートを手に持ったわたしに、周囲の同僚が目を丸くした。
驚くな。
驚かないでよ(笑)。
ねえ。
「帰れるんじゃないの。帰るの」
そう。
意志の問題。
たまにはわたしにだって用があるのだ。
いつもいつも、夜遅くまで残業しているわけじゃない。
したいわけでもない。
(´∀`σ)σ
だが、しかし。
ふと思う。
帰れるんじゃなくて、帰るの。
帰るの。
悪い?
―――というのは、至言だ(笑)。
事実だ。
でもそれは逆に、微妙な問題をはらんでいますよね。
仕事が忙しすぎて帰れない。
だが、あえて帰る。
本気で帰ろうと思えば帰れるんだもの、そりゃ帰りますよ、わたし。
・・・というのは真実なんですけど、それってつまり、
「うん? 意志さえあれば帰れるというなら、普段はどうなんだ?」
いつもの残業は、自分の意志でやっている。
そういうことになりますわね(笑)。
「帰れるんじゃないの、帰るの」
を裏返せば、ふだんのわたしは自分の意志で帰らず、遅くまで仕事を続けているということに。
(^~^;)
う~ん。
たとえば、ボスに強制されて、
「それが終わるまで帰るな」
と理不尽に命令されてるわけじゃない。
でも、なあ。
ポイントはそこじゃない。
よね?
クライアントがいて、どうしてもこれは今日までに、とかお願いされて、
「わかりました」
と引き受けるのって、自分の自由な意思んでしょうかね(笑)。
自分の自由な意思で、自分の自由な時間を削っているわけ?
ええ。
どんだけマゾなの。
ヾ(´▽`;)ゝ
仕事の量が去年に比べても断然に増えていて、
「このぐらいまでは今日中にやっておかないと、明日以降がヤバい」
などと判断して、それでやむなく居残る。
ペース配分というか、自分で自分のワークロードを管理する。
―――といえば、聞こえはいい(笑)。
そこはまあ、たしかに自分の意志なんだけど。
でもなー。
そこに、仕事を断る、というオプションはないですよね(笑)。
(忙しすぎるから) 「お引き受けできません」
とは言えないわけだ。
受注制限?できない時点で、自由な裁量もなにもあったもんじゃない。
よなあ。
なお>>
断ることはしませんが、ある程度のコントロールはします。
「今すぐには取りかかれないから、何日ぐらいかかります」
とはいいます。
それがどうしても受け入れられないなら、クライアントは他をあたるでしょう。
結果として、間接的に、断っていることになるのかな。
ヾ(´▽`;)ゝ
まあ、あれよね。
「そこをなんとか」
と粘って、優先的にどうしてもやってくれ、というお客さんも多い。
ヾ(´▽`;)ゝ
誰だって、自分の案件をいちばん大事にしてほしいものね。
それは当然だ。
そういう相手との交渉というか、駆け引きも疲れる。
しんどいよね。
ふう。
●そんなこんなで
帰れるわけじゃないけど、帰りました(笑)。
オフィスを早々と退出して、外へ。
そして向かったのは、上野だ。
えへへ。
パンダ、ではありません。
仏像。
はいはい。
悪かったわね(笑)。
特別展 仁和寺と御室派のみほとけ展示作品目録はこちら>>
http://ninnaji2018.com/image/list_jp.pdf混雑状況は、ツイッターで確認できます>>
https://twitter.com/ninnaji2018二度目です。
お友だちとの待ち合わせ時間は、19時。
ギリギリでした。
山手線も京浜東北線も、遅れてたからなあ。
平日夜の美術館。
これは、なかなかいいものです(笑)。
そういえば、何人かのお坊さんがいました。
御朱印にその場で日付を入れてくれる・・・らしいです。
おお。
けっこう人が並んでいました。
しゅごい。
チケット販売や入場の待ち時間は、なし。
待ち時間ゼロ。
・・・というのは幸運でした。
幸運ですが、それは 「すいている」 という意味ではない(笑)。
会場には大勢のひとがいて、なかなかの混雑ぶりでした。
とはいえ、あれかな。
運慶展に夜、行ったときよりも。
3週間ほど前の日曜日に、同じ展覧会に行ったときよりも。
人混みはやや少なかったような気がします。
今日、明日が最終日。
きっと、さすがに混雑すると思います。
というか、大勢のひとに見てほしいなあ。
●その
展覧会の様子などは、日をあらためて。
では、またね。。。