まさかの日向守

●数日前に

ネットで噂が流れたときには、ホントかよ、と思いました。

非常におもしろいけど、NHK大河ドラマ的にはありえないかなあ、と思って。

が、しかし。

本当だったようです。

2020年の大河ドラマの主人公が、明智光秀。

あるいは日向守とも、惟任光秀とも。

わお。



天下の・・・悪役かどうかはともかく、スーパーエリート裏切り者なのは間違いない。

本能寺の変を起こした超本人。

彼が謀反を起こしていなかったら、おそらく、織田信長の天下統一は完成していた。

・・・はず。

安土城が日本の政治の中心になっていた。

・・・かも。

羽柴秀吉が天下を治めることはなかった。

・・・かな?

徳川家康が江戸幕府を開くとか、ましてあり得ない。

・・・かもね?

歴史の「if」の楽しさを、これほどまでに想起させる人物もいません。

そんな明智光秀。

そうかあ。



伝統的な歴史の観点から、いわゆる悪役というか、非難を受けることが多かった武将のひとり。

(他には平清盛や足利尊氏などで、歴史的「不評」の理由はおもに、天皇に対して弓をひいたから。)

光秀はちがいますけどね。

彼は朝廷にも、足利将軍家にも、わりとへりくだっていたので。

本心がどうかはともかく、形の上では権威をないがしろにすることなく、丁重に扱っていたと思います。



わたしは昔から織田信長のファンですし、今では彼は歴史上もっとも人気のある武将のひとりです。

だから、その彼を倒した光秀というと、どうしても悪役のイメージが強い。

でも世の中には、信長ぎらいは意外といます。

彼の苛烈な、ときに残虐なまでの戦いかたに、拒否反応を示すひとは少なくない。

比叡山の焼き討ちとか、ね。

「皆殺し」アレルギー、と呼んだら変かしら。

その当時の価値観を、現代の倫理観でジャッジするのはおかしいと、わたし個人は思います。

思うけど、感情的に認められない、という思いはわかる。

そういうひとたちから見ると、もしかしたら光秀は、悪魔のような信長を倒したヒーローなのかもしれません。

(そのようなことを磯田道史センセがいってたなあ。そこだけはちょっとがっかりした。)



ちなみに>>

信長の名誉?のためにいうと、叡山焼き討ちも、長島一向一揆の殲滅も、宗教弾圧ではない(と思う)。

どちらかというと信長は、宗教にはそこそこ寛容であったと思います。

当時の寺社勢力というのは、武力を持っていた。

それも半端な武力ではなかった。

よく組織されたプロの軍事力であって、おまけに信心で固く結びついていた。

一国一城の主たる武将を脅かすレベルだったのです。

(たとえば加賀の国では一向一揆でお殿さまを自刃に追い込み、その後100年も自治が続きました。)

そういう勢力が自分の行く道を阻んでいたら、衝突するしかない。

戦国武将だもの、武力で勝たなければ明日はない。

・・・と。

そういうすさまじい時代だったのだと思います。



まあ、ともかく。

明智光秀の視点で見る戦国末期、というのはおもしろそう。

彼の目に、たとえば信長と秀吉の関係はどう見えていたのか?

柴田勝家との関係は?

とかね、興味は尽きません。

光秀が出るということは、おそらく細川藤孝(幽斎)も出る。

娘の珠子ちゃん(後の細川ガラシャ)も出る。

できれば、ルイス・フロイスやアレッサンドロ・ヴァリニャーノも出てほしいなあ。

えへ。

想像するだけなら楽しい。

お願いだから、単なる「いいひと」にしないでほしいなあ。

奥さんを大事にして、子供をかわいがって、みたいな。

そういうのはいいから。

大河ドラマにそれは求められていないから。

ぜひ骨太の、意外な、知的な歴史ものを見たいものです。







●では、

またね。。。


【20/04/2018 22:41】 社会・時事ニュース | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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