鬼にだって情けはあろうに

●TBのお題から

「やらずに後悔したこと、ありますか?」

ええ、ありますよ。

山ほど。

(((((((;´д`)))))))

何かをやらないで後悔した・・・ことのない人なんて、いるんですか?(笑)

あ、そうか。

このお題を出した人がまだ若いなら、まあ、うん。

そういう経験が少ないかもしれないな、とは思いますが。



やらない後悔というのは、たちが悪い。

実際にやった後悔よりも、ずっとずっと後をひく。

何しろ、わからないわけです。

やったらどうなっていたのか、誰にもわからない。

「あのとき、思い切って 〇〇 をしていたら、今ごろ 〇〇 だったかもしれない」

という想像、というか妄想。

空想でしかないんだけど、これがねー。

答えが永遠に出ないから、永遠に迷う。

いいことがあったんじゃないかと、キリもなく考えてしまう。

捕らぬ狸の皮算用、みたいな感じ?

ホント、やだわ。



人間の脳みそって、おもしろいですよね。

実際にやってみたことに関しては、わりと対応できる。

やって後悔。

はい、ありますよ。

もちろんありますが、なんていうんだろう。

反省もするし、アホじゃないかと思うし、いろいろ悩む。

苦しむこともある。

だけど、起きてしまった事実に対しては、腹をくくるしかない。

考えてもしかたない。

そんな感じではないかと思います。

一歩すすんでしまったら、後には戻れない。

一歩すすんでしまったぶん、違う光景が目の前に広がっている。

その新しい現実を前に、なんとかするしかない。

・・・と、わたしは思います。



が、しかし。

それはもしかすると、わたしがたまたま楽天的、というか。

ある意味、幸運なだけかもしれません。

ラッキーというより、不幸中の幸い。

何かとんでもないことをやらかしてしまって、後悔しても、後悔してもしきれない。

やらなければよかったと、一生、自分を責め続ける。

恨み続ける。

という、そこまでの心情になったことがないから、かもしれません。

それは辛いだろうな。

うぐ。







●最近のいろいろ

ひどい事件について。

ワイドショーの芸人レベルのことしか、いえないですけどね。

※一部ちょっと過激な表現がありますが、あしからず。



いっつも思う。

いっっっっっつも、思う。

マジで。

「誰でもよかった」

「むしゃくしゃしていた」

系のランダムな、残酷な突発殺人については、


そんなら、てめえがてめえを刺せよ。


と、思う。

自分で自分をコロセ。

誰でもよかったんでしょう?

傷つけたかったんなら、自分を傷つければいいじゃん。

赤の他人を巻き込むな。

あんたの不幸はあんたの問題でしょうが。

まったく縁もゆかりもないよそ様を恨むな、傷つけるな。

死にたいなら、ひとりで死ね。



・・・って。

心から思うけど、不毛だ。

無駄だよなあ。

こういうひとたちは、わざと、他人を巻き込む手段を選んでいる。

あえて世間様に迷惑をかけるべく行動してる。

てめえ自身でやれ、は意味がないんだろうなあ。



つぶさにニュースを拾っていると、たいていはあれです。

こういうことをやらかす人には、ある程度の共通点がある。

社会的に認められた人間である・・・ことは、まず、ない。

自己肯定感のきわめて低いケースが多い。

生い立ちに問題があったり、親が放置気味だったり。

なんらかの発達障害があることも少なくない。

いじめ問題も、その裏にあると思う。

コンプレックスや、挫折。

欲しいものが手に入らない苛立ち。

そういう要素がひとつ、ひとつ。

積もり積もって、悲劇が起きる。

―――という説明をされることが多いのですが、どうなんだろうね。



たとえ、そうであっても。

不遇な環境に生まれ育ち、愛情にも、成功体験にも乏しく。

周囲の人間となじむのが難しく、理解者も現れず。

なかなか楽しいと思えない中で育ったら、じゃあ、殺人鬼になるんですか。

なりませんよね。

ひとを恨んだり、妬んだりすることはあるだろう。

僻んだり、憤ったりもするでしょう。

でも、だからといって。

そういう人たちがみんな、凶器を振りかざして他人を襲うわけではない。

だって、そうやって他人を傷つけたところで、自分は幸せにならないもの。

赤の他人が幸せそうにしていたとして、それは決して、自分の幸せを奪ったわけじゃないもの。

(変なたとえですが、仮にこれが、いじめの加害者を襲ったとかいうなら、まだ、心情的には理解できます。)



誰でもよかった、って恐ろしい言葉です。

周囲にいるひとをすでに、人間として認識していないということでしょう。

ゲームの中の敵みたいに。

あるいは、うざくてたまらない夏の虫みたいに思ってる。

そんなふうに聞こえます。



電車の中、あるいは街中。

どっかのお店や、インターネットカフェにいるとき。

そこには、常にたくさんの他人がいます。

存在を意識すらしない、風景の一部のような他者の群れ。

そんな中のひとりに突然に殺意を向けられたら、どうすればいいの。

逃げることすら、できないんじゃないか。

「え?」

事態を理解できず、佇んで動けない気がします。

なんで、なんで。

なんで、わたしが。

―――そんな状況で、死にたくはないよ。

怖いもの。







●それから

もうひとつ、ありましたよね。

鬼畜の所業じゃないかと思う、小さな女の子の虐待殺人。

かわいらしい名前を持った、かわいい女の子だった。

その子に、親たちは何をした?

ご飯を与えず、外に出さず、徹底的にいじめ抜いた。

ただただ、恐怖と苦痛を与え続けた。

5歳だよ。

彼女が残したというメモ・・・日記?を、異例なことだと思うけど、警察は公表した。

あれを見て、たぶんみんな泣いたと思う。

心が動かない人はいないんじゃないか。

あの文章には、まぎれもない絶望がにじんでいました。

悲しみではない、恐怖と絶望。

5歳ではおそらく、相手の殺意とか、憎悪とかを理解できない・・・と思う。

まして 「大好きな」 ママとパパが、そういう感情を自分に向けていることは、わからなかったでしょう。

(というか、理解できなかったと思いたい。)

それでも、あの文章には絶望が見え隠れしていました。

必死さと、せつない希望もあったけど、それ以上に。

幼い子供に、絶望感を味わわせる親?

鬼畜という言葉では、ぬるいぐらいです。

殺人鬼。

嗜虐趣味のモンスターです。



児童虐待、相談件数が過去最多に - 虐待死も84人と前年度より13人増

これは去年の記事。

虐待死だけで、一年に84人です。

(だけ、と書いたのは、生きてはいるけど、怪我や病気になった子供はもっと多いという意味ね。)

一年に84人ってつまり、4日~5日にひとりは亡くなっている計算になる。

マスコミの注目度合いによって、わたしたちが知ったり、知らなかったりするだけ。

目黒の女の子みたいな子が、もっともっといる。

殺されるまでは行ってなくても、酷い目にあっている子はさらに多い。

そう考えたら、政府は何をしてるんだって話になりますよね。



警察や児相が知らなかったとか。

知っていたけど介入できなかった、とか。

そういう事件ばっかりです。

たまのことなら、まあ、そういう言い訳も成り立つかもしれません。

でも、少なくとも1週間にひとり、ちいさな子供が保護者の手で殺されているんなら・・・?

それなのに、毎回

「手が足りない」

「連携不足」

とかいってるのは、あまりに危機感がなさすぎるんじゃないだろうか。



子供は、親元で育つのがいちばん。

いくらか問題のある親でも、指導して、なんとか人並の親になってくれれば。

家族内の問題に、政府が立ち入るべきではない。

―――という、なんでしょう。

一般論というか、正論というか、伝統的な性善説。

それが、邪魔をしてるんじゃないかと思う。

生ぬるいんだと思う。



法律を、ドラスティックに変えなくちゃいけないんじゃないかと思います。

虐待親に厳罰を、だけではない。

近所から何度も通報があったり、児相が訪問しても子供に会わせてもらえなかったり。

保育園や幼稚園に通わせていなかったり。

※義務教育じゃないけど、でも、まあ、ふつうはどこかに行くよね。

そういう要素があったら、警察と児相が一緒に行って、まずは子供を確保する。

(チェックリストで採点して、何点以上なら危険度レベルがいくつ、とか。)

問答無用に、まずは保護する。

子供を親から隔離して、安全な場所で検査をする。

聞き取りをする。

医者とか、子供専門の心療カウンセラーが必要ですね。

それから、じっくりとその家庭を調べればいいんじゃないだろうか。

親のほうにも、問題があるケースは多い。

ワンオペ育児でノイローゼとか、貧困とか。

そういう別の(関連する)問題が洗い出されたら、それは社会福祉の観点からケアすればいい。



ともあれ、まずは子供の安全を確保する。

「推定有罪」

みたいな気がするけど、そのくらい強硬な手段を使わないとダメじゃない?

児相は人数が足りてないらしいから、増員がカギですね。

保護した小さな子供をとりあえず預かる、ミニ里親みたいなシステムも要るかも。

お金がかかる?

そりゃ、そうでしょう。

でもそこで手を打てば、子供の命は助かる。

親のほうだって、裁判して有罪になって刑務所に行ったら、国家にどれだけコストがかかる?

それを回避できるなら、そのほうが安上がりに決まってる。



警察にも、意識改革が必要かも。

民事不介入とかいわずに、もっと積極的に動けるように。

密室の中で起こるとはいえ、傷害事件は傷害です。

殺人事件は殺人です。

「躾けです」 なんていう戯れ言を聞いてはいけない。

そう。

いじめとか、虐待って、ふつうに刑法で取り締まるべき事件でしょう。

傷害とか、殺人(未遂)とか、恐喝とか。

警察がかかわって悪いはずはない。



それにしても、極めてひどい事件です。

人間じゃねえ。

このようなことが二度と起きませんように。

起こるんだろうな、と思うけど、でも起きないようにと祈るしかない。







●では、

またね。。。


【21/06/2018 01:47】 社会・時事ニュース | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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