一年が過ぎて

海老蔵

奥さん、小林麻央ちゃんが亡くなってから一年が過ぎました。

早いものです。

あらためて、ご冥福を。

本当に、本当に惜しいひとがいってしまった。

逝ってはいけない人だった。

いまだに悲しい。

悔しい。

彼女の家族に、とくに小さい子供たちに幸いを。

それは不可能なのかもしれないけど、それでも。

毎日たのしい、充実した人生を送ってほしい。



わたしは彼女の信者ではなく、単に歌舞伎のファンです。

30年ほど歌舞伎を見ていても、まだ全然ド素人だけどね。

彼女のファンじゃない。

でも、ものすごく感謝している。

尊敬もしている。

彼女を好きだとしたら、それは彼女が海老蔵を救ったからだ。

海老蔵は好きだけど、海老蔵だけが好きなわけではない。

だけど海老蔵は、彼女に救われた。

彼女によって彼は生まれ変わり、真面目に生きようとしている。

とくにこの一年は、歯を食いしばって戦っている。

海老蔵の姿勢は、成田屋の運命を変えた。

成田屋の近未来を救った、といってもいいかもしれない。



考えてみてほしい。

江戸の華、成田屋の海老蔵。

團十郎

今の時点で、成田屋宗家を名乗っているのは、海老蔵しかいない。

たった、ひとり。

何百年の歴史を、伝統を、ある意味ひとりで支えている。

その重圧を、苦しみを、恐怖を理解していたのは麻央ちゃんだけだった。

一緒に歩こうね、といったのは彼女だけだった。

おまけに息子の勸玄くんを生んでくれた。

将来は歌舞伎役者になる、という息子。

今はまだ小さいけど、海老蔵が50歳になるころには一緒に、成田屋を支える存在。



海老蔵とその妻。

この二人は華やかな世界にいたから、当然ですが、好きじゃないという人もいると思う。

光が強ければ、そのぶん影も強い。

軽薄な独身時代だった、かもしれない。

よくは知らないけど、過去の悪い話も聞くから。

でも、結婚して成長したのよね、きっと。

大人になったのだ、と思う。

それだけの相手に巡り合えたというのは、凄いことじゃないかなあ。







●おそらく、

今年のうちに発表になるんじゃないかと、勝手に思っています。

あくまでわたしの憶測。

團十郎の七回忌の追善興行と同時に、海老蔵の團十郎襲名。

同時に海老蔵の息子、勸玄くんの新之助襲名。

来年一年かけて、ダブル襲名披露。

「海老蔵」の名前は、しばらく空位になるんじゃないかな。

残念ですが。



海老蔵としては、そんなに急がなくても、という気持ちはあるかもしれません。

松竹にしてみれば、奥さんの一周忌までは待ったぞ、という感じ?

急かす理由は、オリンピック。

再来年、東京にオリンピックが来る。

そのプロモーションにも、開会式などのイベントにも、歌舞伎はおそらく引っ張り出される。

その際に、江戸歌舞伎の主。

華。

つまり帝王・・・たる 「團十郎」 がいないというのでは困る。

まだ若くて、エネルギッシュで、華もある新しい團十郎を、KABUKIの中心に据えたいだろうと思う。

新しい團十郎に、ついでに新しい幸四郎。

フレッシュな顔ぶれで、世界にお披露目。

―――というプランではないでしょうか。



菊之助・・・は、間に合わないか(汗)。

菊五郎にしたいところですが、こちらは、当代が譲らないかも(笑)。

まあ、いい。

菊之助は今のままで美しいし、品格もあるのでよかろう。

そこに中村屋の兄弟が絡んで、オリンピック向けのメインキャストではないでしょうか。

勘九郎と七之助は若いけど、家柄がものをいう。



なにしろ、あれだ。

わたしの勝手な妄想では、真夏のオリンピックに、たぶん連獅子とかやらされる(爆)。

歌舞伎役者が30人くらい、一斉に毛振りとかやりそうでしょ、開会式。おそろしい。)

あの重たい衣装で、あの毛振り。

おじいさんは熱中症でぶっ倒れそうなので、できれば40代以下に限定してほしい。

せいぜい最長老で、芝翫さん(ちょっと前まで橋之助)?



江戸歌舞伎、江戸歌舞伎というけど。

もちろん、上方歌舞伎の連中がのけ者になると、本気で思ってるわけじゃありません。

なんせ歌舞伎界の重鎮トップは、上方の坂田藤十郎。

(江戸歌舞伎の重鎮が、菊五郎さん。歌舞伎界ナンバーツー。)

このふたりは最近ちょっと健康に不安があるので、オリンピックに絡むかどうかは微妙。

でも、影響力はありますよね。

かなり。

関西歌舞伎からは鴈治郎、扇雀やその子供たち。

もちろん、片岡家のひとたち。

そのへんは参加するのではないかと思います。



誰か・・・忘れてるかな?

あ。

はい。

凄いお方をひとり、忘れておりました。

おねえたま。

もとい、人間国宝の坂東玉三郎さま。

いいですか。

1950年生まれですよ、このお方。

オリンピックの年には、おん年・・・70歳。

わお。

マジか。

信じられん。

女形ですし、仮に彼が30歳だとしても連獅子の毛振りはやらない。

はず。

ですが、ポイントはそこじゃない。

ひょっとするとこのお方も、オリンピックに登場するやもしれません。

ご高齢なので、ものすごく心配ですが。

(と、書いて自分が笑ってしまう。玉三郎がゴコウレイ。うむむ。)

理由は、ひとつ。

若くして天下の團十郎になってしまった(と仮定する)海老蔵が、なにしろ若すぎる。

彼を支え、リードする女形がいる。

・・・みたいな感じ。

本来なら、というか。

健康でさえあれば、中村福助がその役をつとめるはずだった、と思います。

中村福助というのは、芝翫さん(橋之助)のお兄さん。

女形の頂点みたいな 「歌右衛門」 という名跡をね、襲名する予定でした。

でも、病気療養して長いなあ。

復帰のうわさも聞きません。

もしも新しい歌右衛門が元気でいるなら、たぶんそれでよかった。

新・團十郎のサポート役は、おそらく彼がやっていた。

でも、いないとなると、なあ。

ほかに相応しい女形がいないので、玉三郎に話が行くかもしれません。

変な話に聞こえるかもしれませんね。

歌舞伎に、女形はたくさんいる。

たくさんいるけど、格というか、ニンというか。

キャラというか。

どう説明したらいいのかわかりませんが、要するに、

「團十郎が助六を演じるときに、その恋人の花魁、揚巻の役をできるのは誰か?」

という発想でいうと、誰もいなくなってしまうのです。



うーん。

團十郎の襲名披露公演ならまだしも、さすがに、オリンピックに玉さまはないか。

(奇跡の美貌で世界をどよめかせてほしいとは思うけど) 無理だよね。

うぐ。







●以上

脱線しまくってしまった。

麻央ちゃんの命日なのに、あほか。

上記はあくまで、わたしの妄想です。

あまり本気にしないでね。

では、また。。。


【22/06/2018 03:14】 歌舞伎2013~ | Comments (0)
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藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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