あの頃には、想像すらしなかった

●愛する

愛する孝夫ちゃん。

片岡孝夫、というのが本名。

もちろん一般的には、十五世片岡仁左衛門だ。

屋号は、松嶋屋。

紋は・・・いや、いいか(笑)。

今では並ぶものなき、歌舞伎界の大御所のひとり。

たぶん、74歳。

思えば、遠くに来たもんだ。

(o´_`o)ハァ・・・







文化功労者、なんだって。

(*/∇\*)

めでたい。







わたしが最初に実際に彼を見たのが、高校生のとき。

最初に萌えた!のが、大学一年生のとき。

(それが歌舞伎ではなくて、眠狂四郎「円月殺法」の再放送?だったというのが、なんかねえ。)

ながーいつきあいです。

うはは。

こんだけ長いことファンをやってたら、ちょっと自慢していいかな(笑)。

わたし、まだティーンエイジャーだったのに。

父娘ほども年上のオッサンにつんのめるようにほれ込み、歌舞伎座に通いつめました。

そのころ、たぶん、孝夫ちゃん(当時はこの名前)の全盛期。

ホントの本当に、超がつく人気役者でした。

人気の秘密の半分は、もちろん、玉三郎にある。

玉さまの全盛期、でもあったからね。

「孝玉コンビ」 と呼ばれてました・・・って、ひねりゼロだ(笑)。

テレビに出て、映画に出て、CMに出て。

いちばん売れていた、いちばん忙しかった時代だろうと思います。



すらりと背が高くて、色っぽい美男子。

すらりと背が高くて、色っぽい美女(うん?)。

そらもう、空前の人気でした。

※当時すでに、40代ぐらいだったと思うけど。

ミーハー人気。

ええ、そうですとも。

それは事実だけど、それが、歌舞伎の大ブームを引き起こした。

ミーハーで何が悪い。

平日の真昼間から、和装で出かけるジジイとババア(失礼)のものだった歌舞伎

そこに、若い女性が殺到しました。

ええ、そのなかのひとりがわたしです。

無知のおこちゃま、完全に(笑)。

(//∇//)

でも、無知蒙昧のオンナノコでも、30年も通い続ければちょっとはわかるようになる。

ちょっとは、ね。



好きな役者はいっぱいいる。

好きな芝居もいっぱいある。

孝夫ちゃん、もとい仁左衛門の芝居をいつも見るわけでもない。

でも、それでも。

いちばんのひいきで、だれよりも愛する孝夫ちゃん。

それは変わらない。

永遠のナンバーワン。

いまや、まあ、ほぼ後期高齢者だけどさ(爆)。

それでも、これだけかっこいいじゃないか。







このブログには、何度も書いてます。

だからもう、はいはいわかりましたよ、って言われちゃうと思う(笑)。

すまん。

でも、やっぱり書きたい!

孝夫ちゃんは、見てのとおり細すぎるぐらい細い。

もともとスリムですが、大病を患ってから、やせて痛々しい。

本当に、何度か。

もうダメなんじゃないかと思った。

でも、そのたびに、彼は舞台に戻って来た。

大きな声じゃいえないけど、いつまでその姿を見られるのか、と不安は尽きない。

でも、でも。

事実どうなのかは知らないけど、彼は信じられないぐらいタフなのよね。

まだ、こうやって元気に笑っている。

舞台に出続けている。

三男坊ながら、父親の名跡 「仁左衛門」 を襲名したときも。

※関西歌舞伎の、とっても由緒のある名前です。

孫と一緒に、連獅子を踊ったときも。

人間国宝になったときも。

そして今、文化功労者に選ばれたときも。

ああ、よかった。

今この場に、仁左衛門が元気でいてくれてよかった、と。

無病息災ならぬ、一病息災?

いや、彼は三病息災、ぐらいかも。

本当に、心から思います。

生きていてくれるだけで、わたしには大儲け。

(と書いたら、失礼ですかしらね。ごめん。)



勲章?

国宝?

いやいや。

そんな大それたものになるなんて、想像もしてなかった。

ただただ、歌舞伎がかっこいい。

ただひたすら、孝夫ちゃんが素敵。

それだけで幸せ。

(*´∀`*)







片岡孝夫のいいところ。

声がいい、姿がいい、踊りがいい。

口跡がいい。

そして品格。

ほかの誰も醸しえない、なんともいえない品格。

ふうわり、とした風情。

上方歌舞伎には、絶対に欠かせないものです。

そして、江戸前の歌舞伎もイケる。

粋で、いなせで、きっぷがいい。

べらんめえ、ができる。

大坂で歌舞伎で食えなくて、10代のころに東京に来たからね。

(インタビューの中でいってた 「廃業しようと思ったことも・・・」 というのは、この若い時分のこと。)

苦難の東京修業時代。

大坂では御曹司でも、東京では無名の若いの。

でも、それが結果的に、スターダムへの近道だった。

運命ってわからないものです。



片岡仁左衛門さま。

いつでも、いつまでも、お慕い申し上げております。

このたびは、まことにおめでとうございます。

今後ますますのご活躍、ご発展をお祈りします。

頼む。

長生きしてください。







●では、

またね。。。


【27/10/2018 03:06】 歌舞伎2013~ | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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