暗い道

●あんまり

陰謀説とか、好きじゃない。

いや、歴史の謎なんかだと、わりと好きかも?(笑)

でもそうじゃなくて、ほら。

飛行機の墜落が、どこかの軍の爆撃とか。

そういうやつ。

そういうたぐいのは、基本的に信じない。

不毛だから。



が、しかし。

陰謀説、つまり巨悪があるとか、陰の大物がいる説というのは、あれだ。

表向きの結論に、みんなが納得できないから生まれるのはわかる。

よね。



たとえば、今ネットでさかんにいわれている某「上級国民」のじいさん。

池袋で、おそろしい数の死傷者を出した。

暴走老人。

本人も重体で入院してるらしいけど、そこに同情する人はいない。

うむ。

だろうね。

高齢だろうが、勲章をもらってようが、もとエリート官僚だろうが関係ない。

同情はしにくい。

非常にしにくい。

いや、さ。

事故なのはわかる。

殺人しようと思ったわけじゃなかろう。

当の本人がたぶん、信じがたいほどのショックを受けてるだろうことは、想像がつく。

だけどね。。。

暴走老人の話は聞き飽きた。

高齢者が判断を誤って、車で大きな事故を起こす。

どういうわけか、そういうときに限って、若いひとたちをひき殺す。

いいか。

若い人たちを、殺してるんだよね。



歳をとって、身体のあちこちに不具合が出る。

だからこそ、車は便利なんだろう。

(交通手段が他にない地方在住の人ではないけどね。)

でもさー。

手足が不自由なのに、1トンもある鉄のかたまりを運転するんか。

走る凶器。

走る狂気。

まさに。

どんなに健康であっても、高齢者になると、判断力がにぶる。

とっさの行動が遅れる。

知らなくはない、だろうに。

頭いいじいさんなんでしょう?



さて、陰謀説のほう。

おえらいさんだから、逮捕されないっていう。

それはちがう。

それだけは、わたしでも違うとわかります。

事故を起こした張本人だけど、ケガをして入院してるんでしょ?

ブレーキも踏まず、100キロを超える猛スピードで暴走、衝突したんだ。

生きてるのが奇跡。

どこの病院にいるのか、わかってる。

誰だかわかってるし、逃げるわけでもない。

入院してるんじゃ、なんかの証拠隠滅もできないよね。

だから、今すぐ逮捕する緊急性がない。

それだけの話だと思う。

取り調べを受けられる程度に回復したら、そりゃ逮捕するでしょ。

危険運転致死傷。

容疑は、たぶんこれ。



車はどこも悪くなかったらしいから、故障が原因ではない。

事故を起こした直後に、息子に電話してひとを轢いたっていってるから、心神喪失でもない。

心神耗弱でもなさそう。

知人に、免許を返納しようかって話してたというから、運転技術に本人が不安を抱えてたのも事実。

そんだけあれば、無罪放免はありえないでしょう。

罪をつぐなえ。

刑務所へ行け。

うんと、うんと苦しめ。

死ぬまで悔やんで、悔いて過ごせ。

―――とね、思ってしまうわたしがいる。

黒いね、ほんと。

いじわるだね。



でも、この状況で、高齢者に寛容になるのはとってもむずかしい。

本当にむずかしい。

若いお母さんと小さな子供。

日本の将来を背負う若いひとたちを、無駄に殺した罪は重い。

ひとりの若い男性から、妻と子供を奪った罪は、もっと重い。

痛切にすぎる。



わたしは 「そんなつもりじゃなかった」 という言い訳が好きではない。

故意じゃない。

・・・って、言い訳以外のなんでもない。

わざとじゃない?

だから?

あなたのとった行動の結果、大勢の人が死んだり、ケガをしたりしました。

もしかしたら、これから一生、後遺症に悩まされて生きる人もいるかもしれない。

そのひとの命はあるけど、生活を、人生を破壊された人もいるでしょう。

もう、もとに戻れない。

故意か過失か、関係ないよ。

加害者の責任だもの。



でも。。。

でもね。

断罪するのは易しいけど、その一方で、悩むわたしもいます。

わたしだって、加害者になるリスクはありますよね。

わざとじゃなくて、事故であるなら。

ありえない話ではない。

なんの罪もないひとを、過失で殺してしまって、わたしは生きていけるだろうか。

償えというけど、どうやって。

なにをしたって、絶対に、被害者は生き返らない。

遺族の苦しみがやすらぐことはない。

決して、ない。

抜け道のない暗い道でしょう。

被害者にとっても、加害者にとっても。

こわい。

それがとてもおそろしい。







●なんて

ぐるぐる考えてしまう。

では、またね。。。


【24/04/2019 23:28】 社会・時事ニュース | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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