子供は育つ

●月日の

経つのは早いもので。

子供はあっという間に大きくなりますね。



最近、歌舞伎の世界でいうと、あれだよ。

市川猿之助と、市川団子(だんこ)の連獅子にびびりました。

一月の歌舞伎座。

澤瀉屋のおどりを、お正月の歌舞伎座で。

―――これ自体がすでに、わりとエポック。

過去いろいろありましたからね。

いまの猿之助というのは、もとは亀治郎。

はっきりいって天才です。

もちろん、先代の猿之助もとんでもない天才だったけどさ。

※ご存命です。いまは「猿翁」ね。

いや、今はそこはいい。

団子というのは、市川中車(=香川照之)の息子です。

そもそも香川照之が、40代も半ばになって歌舞伎の世界に入った理由。

それは、いろいろあるだろうけど、やっぱり。

息子に、猿之助を襲名させたいから・・・だよね。

やっぱり。

願わくば。

いつの日か。

そういう思いがあったと思うが、息子の気持ちは知らん。

父親の壮大な野望を背景に、歌舞伎に飛び込んだ。

でも歌舞伎、好きみたいだし。

がんばってるなあ、と思います。



ほんで、ね。

連獅子の父親(父獅子)の役を、猿之助(白い毛)。

子供(仔獅子)の役を、団子。

「そうかそうか、大役じゃないか。がんばれよー」

とのんびり思っていたわたしは、お正月のテレビ中継を見てびっくり。

( ゚Д゚)。。。

猿之助より背の高い、赤い毛の彼。

仔獅子なのに、親よりでかい(笑)。

襲名披露のときの愛らしい姿を見て以来、じつは知らなかった。

団子、もう15歳になってました。

ヽ( ゜□ ゜;)ノ おぉ~!

そりゃ、大きくなるはずだ。

堂々たる舞台でのたたずまいでした。

びっくり。







●もうひとつが

千之助ですね。

彼がおじいちゃん(=片岡仁左衛門)と連獅子を踊ったのは、あれか。

彼が11歳くらいのときだっけ。

もちろんまだ華奢でちいさくて、偉丈夫の孝夫ちゃんとのサイズの差がありました。

その彼も、もう20歳だって。

うひー。

歌舞伎界のサラブレッド 片岡千之助“両親の離婚と海外への夢”



記事を読んで、思ったよ。

ああ、そうか。

「おさない僕から歌舞伎を取り上げないでくれた」

これ。

まさにこれ。

これがまさに、香川照之という傑出した役者に起きたことだった。

あれだけの才能をもつ役者でありながら、歌舞伎の道というオプションはなかった。

(あとで入ってきて、中央を歩ける世界ではない。)

その可能性は、子供のころ、両親の離婚で奪われた。

猿翁と浜木綿子が親としてダメで、孝太郎(元)夫婦がいい、という話じゃない。

時代もあるし、個々の性格もある。

でも、歌舞伎界は学んだんじゃないか。

痛いレッスンを。

ただでさえ伝統芸能をやる人間は限られているのに、さらに追い出してどうする。

男の子がそこにいる限り、芸の継承を。

可能なかぎりは、芸の継承を。

本人にやる気がある限りは、歌舞伎の世界にいてほしい。

残ってほしい。

そしてその子供から、可能性を奪わないでほしい。

松島屋は、そっちにうまく行った成功例なのだと思いました。



では、またね。。。


【22/01/2020 23:14】 歌舞伎2013~ | Comments (0)
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藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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