●うっとうしい雨
そういえば、ロンドンに戻ってきてから1週間。
ずっと、大して寒くはないけど雨がちの、降ったりやんだり、うっとおしい天気が続いています。ロンドン的には、それって普通なんですが。。。やっぱりなんだか、気分は晴れませんよね~。
金曜日は、お医者さんに行ってきました。風邪のいちばんひどい症状は、たぶんもう過ぎちゃったんですけど(笑)。でも、秘書さんがせっかくアポを取ってくれたので、無駄にしないほうがいいだろうなあ、って思って。
・・・というか、咳止めがほしかったのね(笑)。気管支が弱いのだけが、わたしの弱点なので、ゼイゼイと変な咳がひどくならないうちに、ま、気分は予防です(笑)。
(ちなみに、たくさんのお見舞いコメント&メール、ありがとうございました。ホントにご心配おかけして、ごめんなさいです。)

で、こんなお薬を飲んでます(笑)。
咳止めのシロップと風邪薬は、ふつ~の市販ものです。奥にあるオレンジの箱が、抗生物質・・・医者に言わせれば、「万が一の場合に飲めばいいから」、らしいですけどね。(どうやって自分で、「万が一」かどうか判断するんだ、というツッコミはさておき。)
転んでもタダでは起きないというか、なんと言うか。たまたま通りかかったので、シティのリヴァプール・ストリート駅のそばで、こんな写真を撮りました(笑)。

なんだかこれ、カワイイんですもの(笑)。いつもと違う角度から見る、香藤くんのマグナムさまがちょっといじらしい感じに見えました。(近くにいたので、普段よりも大きく見えるんですけど、周囲にある高層ビルのせいで隠れちゃうんですね。)

これもなんか、オドオドと後ろから伸び上がって、覗いてる感じ?(笑) この子ったらもう、どこで見てもこんな感じで、やっぱり黒々とそびえ立ってて・・・くふふ。
●そういえば
①昨日のブログに書いた、ヴェルサーチのキーリングですが(笑)。
あれを見て、ご自分でもネットで探して注文しちゃいました、というメールをちらほら、いただきまして(爆)。ああ、ブルータスよおまえもか、って感じです・・・あはは、やっぱり、『春抱き』に登場する小物を欲しくなるのは、みんな同じなんですね♪
②全然関係ないですけど、左ひざのお話(苦笑)。
えっと、何人かの方から、風邪のお見舞いのほかに、「膝は大丈夫ですか?」ってやさしい言葉をかけていただいてます。みなさん本当に、覚えていてくださるんだなあ・・・(涙)。
一昨年、不幸にも損傷した左ひざのじん帯ですが、だいたい治っているようです。・・・って、イマイチあいまいな表現になるのは、完治してはいないからですけど(苦笑)。でも、日常生活に支障がないので、ほぼ忘れてます。
(日本にいる間は、正直ちょっとだけ悪化します。これは、日本のイスだのトイレだの玄関だの、いろんなものの背が低くって、立ったり座ったりするたびに膝に負担がかかるからです。・・・こればっかりは避けられないので、ホント、しょうがないね~。)
っていうか、こうやって書くと、ほんとにわたしって満身創痍みたいね(爆)。
自分では、至ってふつ~の、まあまあ適度に健康な人間でいるつもりなんですが。それって実は、思い込みなのかもしれませんね。
●ふたたび
※楽しくもないネタですみません。。。
高校生の頃、カナダに留学してました。といっても、2ヶ月ほどの短い交換留学です。はじめての海外で、そりゃあもう、いろいろな人生勉強をさせていただきました。
場所は、アルバータ州の州都エドモントン。
今のわたしが見れば、どうってことのない、眠たくなりそ~な北米の地方都市ですが、当時のわたしにはそれでも十分、刺激的でした(笑)。大きくて、広くて、整然としてて。緑がいっぱいで。巨大なショッピング・モールがあって(北米最大規模だと言われてました)。
ホームステイ先は、2軒ありました。どちらの家族ともひと月ほどを過ごし、ものすご~く良くしていただいて、かけがえのない経験をしました。(具体的に書くと、ものすごく長くなっちゃうので、ここではカットね。)
当時はもちろん、インターネットもメールもない時代でしたからね~(笑)。その後もこのふたつの家族とは、せっせとお手紙や、クリスマスカードのおつきあいが続いてました。ご縁というか、相性がよかったのでしょうけど、10年経っても20年経っても親しく、家族の一員みたいに可愛がってもらっています。
(なにしろ彼らは、弱冠17歳で、英語もロクにしゃべれなかったわたしを知ってるんですからね。そりゃあもう、かないませんって。)
で、そうやって家族みたいにつきあっていたカナダのファミリーの、成人した子供たち(今はもうみんな40代ですけどね)=ホストシスター&ブラザーのひとりが、肝臓疾患で亡くなったと、昨日メールで知らせが来ました。
わたしが、ある意味いちばん面倒を見てもらっていた長女のキャサリン、45歳だったそうです。わたしにとっては、めったに会えないやさしいお姉さんみたいな存在でした。4年前、彼女の結婚式に呼ばれてカナダで会ったのが、最後になりました。
旦那とロンドンに遊びに来るって、ずっと言ってたのに。
もう一回、日本に行きたいって、あんなに言ってたのに。。。
お父さんとお母さん(=わたしのカナダの両親ですね)が、どれほど悲しんでいるかと思うと、わたしなんかがここで涙を流すなんて、おこがましいって気すらしています。気の優しい、人のためになんでもする看護士の長女を、とても溺愛していたので。
完璧な人じゃなかったですよ、もちろん。完璧な人なんて、世の中にはいないのかもしれない。でも彼女は、かなり徳の高い人でした。他人の痛みを、自分のものみたいに感じることができる人でした。なにより、エドワード(旦那さん)と出会って、ほんとうにほんとうに幸せそうだったのに。
なんでそんな人が、こんなに早々と天に召されてしまうんでしょうねえ?
泣くとか、悲しいとかよりも。今の気持ちは、「釈然としない、納得できない」です(苦笑)。

弔いの花は似合わないと思うので、彼女にふさわしい、華やかなブーケを贈ろうかと考えています。お葬式のマナーに反するかもしれないけど、でもたぶん、ファミリーはわかってくれるんじゃないかなあ、と。。。
●ふたたび
※楽しくもないネタですみません。。。
高校生の頃、カナダに留学してました。といっても、2ヶ月ほどの短い交換留学です。はじめての海外で、そりゃあもう、いろいろな人生勉強をさせていただきました。
場所は、アルバータ州の州都エドモントン。
今のわたしが見れば、どうってことのない、眠たくなりそ~な北米の地方都市ですが、当時のわたしにはそれでも十分、刺激的でした(笑)。大きくて、広くて、整然としてて。緑がいっぱいで。巨大なショッピング・モールがあって(北米最大規模だと言われてました)。
ホームステイ先は、2軒ありました。どちらの家族ともひと月ほどを過ごし、ものすご~く良くしていただいて、かけがえのない経験をしました。(具体的に書くと、ものすごく長くなっちゃうので、ここではカットね。)
当時はもちろん、インターネットもメールもない時代でしたからね~(笑)。その後もこのふたつの家族とは、せっせとお手紙や、クリスマスカードのおつきあいが続いてました。ご縁というか、相性がよかったのでしょうけど、10年経っても20年経っても親しく、家族の一員みたいに可愛がってもらっています。
(なにしろ彼らは、弱冠17歳で、英語もロクにしゃべれなかったわたしを知ってるんですからね。そりゃあもう、かないませんって。)
で、そうやって家族みたいにつきあっていたカナダのファミリーの、成人した子供たち(今はもうみんな40代ですけどね)=ホストシスター&ブラザーのひとりが、肝臓疾患で亡くなったと、昨日メールで知らせが来ました。
わたしが、ある意味いちばん面倒を見てもらっていた長女のキャサリン、45歳だったそうです。わたしにとっては、めったに会えないやさしいお姉さんみたいな存在でした。4年前、彼女の結婚式に呼ばれてカナダで会ったのが、最後になりました。
旦那とロンドンに遊びに来るって、ずっと言ってたのに。
もう一回、日本に行きたいって、あんなに言ってたのに。。。
お父さんとお母さん(=わたしのカナダの両親ですね)が、どれほど悲しんでいるかと思うと、わたしなんかがここで涙を流すなんて、おこがましいって気すらしています。気の優しい、人のためになんでもする看護士の長女を、とても溺愛していたので。
完璧な人じゃなかったですよ、もちろん。完璧な人なんて、世の中にはいないのかもしれない。でも彼女は、かなり徳の高い人でした。他人の痛みを、自分のものみたいに感じることができる人でした。なにより、エドワード(旦那さん)と出会って、ほんとうにほんとうに幸せそうだったのに。
なんでそんな人が、こんなに早々と天に召されてしまうんでしょうねえ?
泣くとか、悲しいとかよりも。今の気持ちは、「釈然としない、納得できない」です(苦笑)。

弔いの花は似合わないと思うので、彼女にふさわしい、華やかなブーケを贈ろうかと考えています。お葬式のマナーに反するかもしれないけど、でもたぶん、ファミリーはわかってくれるんじゃないかなあ、と。。。