引き返せない川

●へろへろで

なんかね、ちょい倒れそう。

というとか弱い感じがしますが、実はその逆です(爆)。

ヾ(´▽`;)ゝ

ストレスでよけいに太りそう。

あああ、みっともない。

かわいげの欠片もありません。






●昨夜おそくに

入ってきた、逮捕のニュース速報。

山口 阿武町 4630万円誤給付 24歳住民を逮捕 警察

あたりまえだ。

驚くことじゃない。

「ん? 所在不明って町はいってたような・・・」

とは思ったけど、警察はちゃんと知ってたのね。

当然か。

(((((((;´д`)))))))

「4630万円誤送金男」逮捕! 容疑者を待ち受ける税金地獄、自己破産も絶望的か

刑事事件としては、たぶん立件できると思います。

裁判で、そこそこきびしい罰になることも予想できる。

控訴しても上告しても、まあ覆らないだろうな。

(そこまで何年か、かかりますけど。)

でもそれは刑罰を与える話であって、お金の返還とは別物だ。

世間の関心は、どのくらいお金を回収できるかでしょう。

「働いて少しずつでも返す」

とかなんとか、逮捕の前にいってたというけど、ねえ。

仮にホントに一銭も残ってないとして、どうやって返すのか。

定職もキャリアもない24歳が、刑務所から出てくるころには30歳前後?

前科もちになって、今後の人生をどうするのか。

まっとうに生きていくだけでも大変なのに、まして巨額の債務なんて。

ふつうに考えたら、返せないよなあ。

ま、どっかにお金を隠してるかもしれないけど。

海外の口座かなんかにある金を、どうやって取り戻すのか。

町や警察には、これからが大変でしょう。



盗むほうが悪いのは当然ですが、町と銀行だよ。

そっちの責任もきちんと、冷静に調べてほしいものです。

すべてを被疑者だけに押しつけるわけにはいかないでしょう。

もちろん、誤送金を指示した公務員ひとりの責任でもない。

誰にでもまちがいはある。

うん、だからこそ、まちがいを発見する/ミスを予防する対策が必要なわけだ。

金額が金額だけに、組織とシステムの瑕疵は深刻です。

とくに、金融機関はなあ。

短期間に同じ額の5000万円近くの金が二度、町の口座から出る。

おかしいぞ、と事前にチェックするシステムがないとかありうるのか。

一本、電話を入れればいいじゃないの。

「これ、ホントに振り込んでいいんですか?」

口座を管理する銀行なら、町の予算規模なんかもわかってるでしょうに。

止められたはず、じゃないかねえ。

最初の振り込みも、その後の何十回もの引き出しも。

責任は重いと思うのだよね。



ちなみに、オフィスでもこれは話題になりました。

はなはだ不謹慎ではありますが、

「一瞬この金をどうやって隠すか、逃げおおせるものか考えるかも」

「でも無理。4630万円で人生を棒に振りたくはない」

といった感想がほとんどでした。

(^~^;)

ごめんなさい。

ネタというか、くっだらない雑談です。

みんな法律の世界の住民なんですけど、なんというか。

実際にはやらないけどね、ちらっと妄想はするようです。

脳内パズルみたいにあれこれ考えてはみるけど、ダメだと気づく。

あたりまえです。

まっとうに生きてるつもりなら、その一線は越えない。

被疑者は、その一線を越えてしまった。

目先の大金に目がくらんだ。

いっときの誘惑にあらがえず、あちら側の世界にいってしまった。

若気の至り、なのかなあ。

家族や友人や恋人の顔とか、ちらりとでも脳裏をよぎらなかったんだろうか。

二度と引き返せない川を渡ってしまったことに、いつか気づくんだろうか。

24歳のわたしに同じことが起きたら、どうしていたんだろうか。



では、またね。。。



【19/05/2022 23:34】 社会・時事ニュース | CM (-)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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