策士が策に溺れちゃったお話

●この書評を読んで

ふと、思い出したことがあります(笑)。

非公認 Googleの入社試験 [編]竹内薫

昔むかし、わたしがロンドンで就職活動をしていた頃のことです。とある面接で、担当のお偉いさんにこんなことを聞かれました。

「世界中の誰でもOKしてくれるとして、あなたのお誕生日パーティーに招待したい人を特に3人、挙げてください。さあ、誰を呼びますか?」

・・・えっと・・・?

いや、上の書評がホントなら、Googoleの入社試験ほどは突飛じゃないかもしれませんが、これもかな~り、意外性のある質問ですよねえ(苦笑)。にこやかで穏やかにすすんだ、とはいえ延々1時間近くも続いた面接の、最後の質問でした。

そういえば、これは別の事務所の面接ですが、「10年後のあなたはどこにいて、何をしてると思いますか?」ってのもあったなあ。

一度でも、就職の面接を受けたことのある方ならおわかりかと思いますが、当然に聞かれるであろう質問(志望動機とか、経歴とか)については、前もって頭の中でぐるぐると考え、アイディアを練り、最適であろう回答をシミュレーションしますよね(笑)。何年も大学院に通った挙句の、一生のキャリアに影響する就職なら、なおさらそうです。リキ入りまくり、です(苦笑)。

わたしの場合なら、「なんで日本人が、イギリスで就職しようと思うわけ?」とか、社会人留学だったので、「なぜ今になってキャリア・チェンジを?」とか。。。そういう質問は、十分に想定してました。ドキドキしつつも、「よし、かかってこ~い!」みたいな感じ(笑)。

でも、お誕生パーティーに招待したい人って?(爆)

意外な質問を投げかけられたとき、とっさに脳内で考えるのは、その質問の意図ですよね。なんで、そんなことを聞かれてるのか、相手はいったいわたしの何を探ろうとしてるのか。ものすごいスピードで(実際には数秒!)、脳内コンピュータが作動し始めるわけです(笑)。

もちろん、なんでそんな「計算」をするかっていうと、質問にストレートに答えることではなくて、質問者をもっとも満足させる、感心させるのはどんな答えか、そっちに意識が行っちゃってるからです(苦笑)。つまり、

「どうしよう、わたしってば誰を招待しようかしら?」

ではなくって、

「彼らが感心する、わたしを印象づけるであろう招待者は誰かしら?」

って考えてるんですよね・・・ああ、若気の至り!

今、それこそあれから10年近くも経っているので、当時のわたしの思考回路を冷静に分析できますが、これはダメです(苦笑)。失敗です。確実に、アヤマチだったと思います。


[非公認] Googleの入社試験[非公認] Googleの入社試験
(2008/07/31)
竹内 薫

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なぜかというと、質問者は、「わたしのこと」を知りたいんですよね(笑)。

ふつうの履歴書ではあぶり出せない、学歴・職歴からは判断しようもない、プライベートな趣味だの価値観だのを知りたい。人となりを知りたい、ってやつです。だから、こんなヘンな質問をしてみたのだと思います。

好きな役者とか歌手とか、たぶん、そんな他愛ない答えでよかったんだと思いますよ(笑)。そこから想像できる嗜好とか、音楽の趣味とか・・・それ次第では、好きな映画や小説の話など、自然に話題が広がっていったのだと思います。。。

(そうやって和気あいあいと雑談に持っていけたら、面接はたいてい成功だと思います。)

でもわたしは、自分が本当に会いたい人、お近づきになりたい人ではなくて、自分が賢そうに見えるであろう「スマートな選択肢」は何か、なんてね、そんなおバカなことを考えたわけです(苦笑)。恥ずかしくて、ここで名前を言いたくないけどさ、小難しい?オペラの舞台監督とか、そんな感じの「招待者」を挙げましたよ。あはは・・・(乾いた笑い)。

「うちの両親、じゃあんまりにもツマンナイ答えだよね~」

「エリザベス女王、なんて言ったら、ガイジン観光客丸出し?」

「トニー・ブレア首相(当時)って・・・面接で、政治と宗教の話題はマズイでしょう」

「デイヴィッド・ボウイって、ここで口にしてもいいものだろうか(笑)」

・・・なんて、マッハのスピードでそう考え、全部ボツにしちゃいました。女王様はさておき、ブレアさんあたりだったら、たぶん面白い話ができただろうって思うんですけどねえ。話し相手として、という意味なら、ボウイよりもミック・ジャガーとか言ってればよかったかも(笑)。

ちなみに(笑)>>

『春抱き』を知った今なら、岩城さん、香藤くん、佐和さんで、3人枠は速攻で埋まっちゃいますね。特に、佐和さんはイチオシじゃないかな。パーティーで、その場を華やかに盛り上げてくれる・・・という意味では、いちばん頼りになる人かもしれません。

・・・もっとも、「それは誰ですか?」って聞かれたら、わたしはどうするんでしょう(笑)。

ま、そんなわけで。

あえてご報告するまでもないと思いますが、この面接は落ちました(苦笑)。小ざかしい、ひねりすぎで可愛げのない回答をしたのが、致命傷だったかどうかはわかりません。

でも結局、わたしは彼らに、「心を開いて見せなかった」わけですよね。だから、しょうがないと思います。失敗だったってことです(苦笑)。面接で、どこまで素の自分を出すかどうかは、議論の分かれるところでしょうが、あの場面では、少々「地」を見せることを期待されてたんだろうな~。

今なら(『春抱き』抜きで)、

★ルイス・ハミルトンくん
★片岡仁左衛門さん
★山田ユギちゃん

と答えて、墓穴を掘ってるのでは・・・(爆)。

(小鳥さんとわたしの家族は、すでに招待されてるという前提でカウントしてません。)

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なんでジュリーが入ってないかって?(笑)

それはね、わたしの憧れる史上最強の魔性のじゅりー(1974年から1980年まで)は、過去の面影だからです(苦笑)。

【04/09/2008 09:52】 書籍・マンガ | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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